この記事では、基礎知識から実践的な活用方法まで、わかりやすく解説します。専門用語もできるだけ噛み砕いて説明していきます。
インスタストーリー閲覧順とは、Instagramのストーリー機能で表示される閲覧者リストの並び順のことで、単純な時系列順ではなく独自のアルゴリズムによって決定されています。
Instagramの「ストーリー」とは
Instagramストーリーの特徴
Instagramのストーリー機能とは、通常の投稿とは別に写真・動画を投稿できる機能です。この機能には以下の特徴があります。
- ライブ配信に近い動画投稿
- 投稿後24時間で動画が消えてしまう
普段の日常に沿った写真や動画の投稿ができるため、気負うことなくカジュアルに投稿できます。ストーリーはスマートフォンの画面全体に表示されるので、視聴したユーザーに没入感の高い体験を提供できます。
また「ハイライト」として設定することで、24時間経過後も消えずにストーリーを保存できます。
Instagramストーリーで押さえるべき機能
企業のInstagramマーケティングにおいて、以下の機能を活用することで売上向上に役立てることができます。
- リポスト
- ハイライト
- リンク
リポスト
リポストとは、他のユーザーがInstagramに投稿した写真・動画を、自分のアカウントで引用し再投稿できる機能です。自社の商品・サービスを購入したユーザーの投稿を引用し、自社アカウントで再投稿することで効果的なマーケティングが可能です。
ハイライト
ハイライト機能を使うことで、本来なら24時間で消えてしまうストーリーを、24時間経過後も消えずに残すことができます。ホーム画面を訪れたユーザーは、タップすることで保存されたストーリーを再生できます。
リンク
ストーリーを投稿する際には、写真・動画にリンクを添付できます。ストーリーに貼り付けるリンクには、自社の公式サイトや自社商品のオンラインショッピングサイトのURLを採用できます。
ただし、ストーリーにリンクを貼るには以下の条件のいずれかを満たす必要があります。
- Instagram運営に、公式アカウントであると認められること
- フォロワーが1万人を超えていること
Instagramストーリー閲覧順の決まり方
Instagramが閲覧順を決定するアルゴリズム
ストーリーの閲覧順は、単に閲覧された順番に表示されているわけではありません。Instagramが公式に閲覧順の仕組みについて言及したことはありませんが、アルゴリズムによって決定されています。
関連性が高いアカウントの優先表示
Instagramは、そのアカウントとの関連性が高いユーザーを優先して、他のアカウントよりも先に表示させている傾向があります。これは多くのInstagramユーザーが感覚的に理解している現象でもあります。
時系列順の影響
アカウントの関連性の高さ以外にも、単純にストーリーを表示した時系列が関わってくるという説もあります。いくら関連性が高くても、ストーリーの閲覧が最後の方では上位に来ることは少ないため、関連性があるかつ時系列が新しいアカウントが上位に表示されていると考えられています。
ユーザーのアクティブ度
同じような関連性や時系列であっても、ユーザー自身がアクティブにInstagramを運用しているかどうかも影響しています。閲覧の上位にはアクティブユーザーが表示されやすく、企業にとって自社の投稿に反応してくれるユーザーを見つけるヒントにもなります。
閲覧順番の変動性
ストーリーの閲覧順番が関心度によって決まるということは、順番自体が途中で入れ替わることもあります。また、毎回同じ人が閲覧順の上位に入っているケースも多く、これはその人からの関心度が高いことを意味します。
Instagramストーリー閲覧順の確認方法
閲覧履歴の確認手順
Instagramのストーリーで閲覧順を確認する方法は簡単です。自身の管理画面でストーリー機能を表示させると、閲覧者が順番に表示されます。
それぞれのアカウントに対してDMを送るといったアプローチが可能で、閲覧上位に表示されているアカウントに個別アプローチを行うこともできます。
最新順での確認はできない
閲覧順の仕組みは明確になっていないだけでなく、閲覧順を任意に変えることもできません。そのため、閲覧順を「最新の状態で確認する」こともできません。
しかしInstagramは定期的にアップデートしているので、今後の変化も期待できます。
ストーリー閲覧者へのアプローチ方法
DMからシェアを依頼する
自社アカウントに対して興味関心が高いであろうユーザーが上位に来ている可能性が高いため、DMは積極的に活用しましょう。ただし、単なる挨拶ではなく「ストーリーでシェアしてくれませんか?」とシンプルにお願いしてみましょう。
普段から自社のストーリーに反応してくれるユーザーであれば、協力的になってくれる可能性も高く、好意的なユーザーとの関係性をより良好にすることも狙えます。
質問機能でエンゲージメント向上
Instagramのストーリーには、ユーザーに直接質問することもできます。ストーリー上で回答してもらうことで、ユーザーのエンゲージメントを高められます。
質問に対して回答してくれればユーザーは喜び、ユーモアのある回答ができればユーザーがファンになってくれる可能性もあります。
Instagramストーリー閲覧履歴の詳細
再生回数はバレるのか
ストーリーを何回再生したかは、閲覧履歴でバレることはありません。1つのストーリーにつく足跡は、1アカウント1つのみです。閲覧履歴では既読したかどうかしか分からないため、気にせず何回でも見られます。
フォローしていない相手への履歴
相手にバレない手段として、フォローしていなければ閲覧履歴に残らないと思う人もいるでしょう。しかしフォローしていなくても足跡はつきます。
よく見に行っているけど敢えてフォローはしていない場合でも、閲覧していることは相手にバレています。
一瞬見ただけでも履歴は残る
一瞬でも見てしまうと既読となり、閲覧履歴には残ってしまいます。何回再生したかが関係しないように、どれだけ長い時間見たかも足跡には関係ありません。
履歴を消すことはできない
一度足跡がついてしまうと、履歴を消すことはできません。ストーリーの履歴を見られるのは投稿者のみで、閲覧側からは見ることも操作することもできません。
ストーリーに足跡を付けずに見る方法
別アカウントを作成する
普段使っているアカウントの足跡をつけたくない場合、見るためだけの別アカウントを作る方法があります。Instagramは本アカウント以外に4つのアカウント追加が可能です。
別アカウントからストーリーを見るようにすれば、自分が見たことはバレないでしょう。ただし、相手が非公開アカウントの場合、フォロー申請が必要です。
外部サイトを利用する
ログインしないでInstagramのストーリーを閲覧するために、外部サイトを使う方法があります。非公開アカウントの投稿やストーリーは見られませんが、公開アカウントならばログイン不要で閲覧可能です。
DUMPOR
候補一覧画面を表示させ、閲覧したいストーリーのコンテンツを投稿したユーザーを選択します。次に、選択したユーザーのプロフィール画面が立ち上がるので、画面を下にスクロール。「Tagged Posts(タグ付けされた投稿)」の下に「Show @ユーザー名 Stories」が表示されているのでタップしてください。
StoriesIG
見たいアカウントをクリックして開き、フィード投稿、IGTVなどのタブの中から、ストーリーのタブを選択します。ストーリーを保存したい場合、画像下のダウンロードリンクよりダウンロード可能です。
ストーリーで売上向上させる3つのポイント
Instagramにおいて、ストーリー機能をうまく駆使することでフォロワー増加や売上向上に貢献します。売上率アップに貢献するストーリーのポイントは以下の通りです。
- アンケート機能・質問機能を活用する
- ハイライト機能を活用する
- ストーリーズ広告を活用する
アンケート機能・質問機能の活用
Instagramのストーリーの機能には、ストーリーを見たユーザーに対して質問やアンケートを行える付随的な機能が備わっています。質問やアンケートを行うことで、ユーザーと積極的にコミュニケーションをとることができます。
一見お堅い印象を与えがちな企業アカウントにおいて、ユーザーとのフランクなコミュニケーションは親近感を醸成し、自社ブランディングにつながるでしょう。
ハイライト機能の活用
ハイライト機能では、自社のサービスや商品の使い方・ライブ配信をした新商品の情報をまとめて掲載するのにぴったりです。また、ユーザーからの「よくある質問」などもまとめておくと、企業アカウントに訪れたユーザーにとって便利な情報がすぐに探せるのでおすすめです。
ストーリーズ広告の活用
ストーリーズ広告とは、Instagramのストーリー枠に配信される広告のことを言います。自分がフォローしているアカウントのストーリーを連続して見ている場合に、ストーリーとストーリーの間に広告として表示されます。
通常のストーリーと同様、画面全体に広告が表示されるため没入感が高く、ユーザーに絶対に見てもらえる広告として機能します。
ストーリー以外のInstagram運用方法
投稿でのコミュニケーション強化
ユーザーへの問いかけ
投稿で「あなたはどちらが好き?」「あなたの好きな○○を教えてください」のような問いかけをユーザーにすることで、コミュニケーションを生み出すことができます。
Instagramではフォロワーやユーザーとのコミュニケーションの活発さを見ており、より話題になっている投稿はInstagramの発見タブ(虫眼鏡マーク)でおすすめ表示されやすくなる傾向があります。
コメント対応の重要性
投稿にはコメントがつきます。相手のコメント自体に「いいね!」をしたり、感謝の気持ちを述べたり、お客様と接しているときと同じように丁寧に対応しましょう。
商品の購入を検討していたり、あるいは商品を購入してくださったユーザーであるため、丁寧に対応することで購入へつながったり顧客ロイヤルティを高めることにつながります。
ハッシュタグの最適化
投稿を作成したら、投稿につけるハッシュタグを探しましょう。ハッシュタグ選びでは以下を参考にしてください。
- ハッシュタグボリューム
- 関連ハッシュタグ
- 競合・人気企業、インスタグラマーのハッシュタグ
ハッシュタグの投稿数が多いほど検索される数も多くなる傾向にあるので、活用するハッシュタグ選びの参考にするとよいでしょう。
ハッシュタグのつけ方の例
検索する人の意図を想像しつつ、広い範囲をカバーするキーワード(検索数の多いキーワード)から絞り込んでいくイメージでハッシュタグを選定していくのがセオリーです。
- ブランド名、商品名、サービス名 ⇒ 自社を表すユニークハッシュタグ
- 業界・ジャンル ⇒ どのようなジャンルのブランド・商品かを表現するハッシュタグ
- Instagram内発見 ⇒ Instagramで検索するときによく使われているハッシュタグ
- コミュニティとつながる ⇒ そのジャンルのつながり・コミュニティを表すハッシュタグ
- 地域や所在地を表す ⇒ 特に店舗やイベント会場などがある場所を示した地名にまつわるハッシュタグ
タグ付けとメンションの活用
Instagramアカウントをフォローしてもらうには、投稿からプロフィール画面へ遷移してもらう必要があります。投稿からプロフィール画面への遷移を促すために、「タグ付け」と「メンション」を追加しましょう。
Instagramのタグ付け
「タグ付け」とは、ハッシュタグとは異なり、投稿する写真・動画上に「ここに写っている人物はこのアカウントの人です」と、写真に写っている人を紹介できる機能です。
Instagramのメンション
メンションとはInstagramの投稿テキスト欄に記載でき、タップすることで目的のInstagramアカウントへ遷移させることができる機能です。「@+ユーザーネーム」の形で表現します。
効率的なInstagram投稿を継続するコツ
トレンド要素の取り入れ
長期間投稿を継続させるためにアイデア出しで悩む方も多いでしょう。Instagram投稿にトレンド要素を取り入れることで、コンテンツ制作の負担を軽減させることができます。
- 業界の最新トレンド
- 季節的なトレンド
- 時事的なトレンド
業界の最新トレンド活用
最新情報というそれだけで付加価値になり、「最新情報が得られるInstagramアカウント」というブランディングによりインフルエンサーなど情報感度の高いユーザーが集まりやすくなります。
UGC(ユーザー生成コンテンツ)の活用
一般のInstagramユーザーの投稿(UGC)を自社アカウントで紹介することでInstagramアカウントを運用する方法もあります。クオリティの高いUGCからコンテンツを作成できるメリットがあります。
また、自社製品を使ってくれているユーザーのInstagram投稿を紹介することで、事例紹介としての口コミ投稿を行うこともできます。
よくある質問
Q. インスタストーリーの閲覧順はどのように決まるのですか?
A. Instagramの公式見解はありませんが、アカウントとの関連性、時系列順、ユーザーのアクティブ度などが複合的に影響していると考えられています。単純な時系列順ではなく、独自のアルゴリズムによって決定されています。
Q. ストーリーの閲覧回数は相手にバレますか?
A. ストーリーを何回再生したかは、閲覧履歴でバレることはありません。1つのストーリーにつく足跡は、1アカウント1つのみで、既読したかどうかしか分からないため、何回でも気にせず見ることができます。
Q. フォローしていない相手のストーリーを見ても足跡はつきますか?
A. はい、フォローしていなくても足跡はつきます。相手が閲覧履歴をチェックしていた場合、見ているけれどフォローしていないことが分かってしまう可能性があります。
Q. ストーリーの閲覧履歴を削除することはできますか?
A. 一度足跡がついてしまうと、履歴を消すことはできません。ストーリーの履歴を見られるのは投稿者のみで、閲覧側からは見ることも操作することもできません。
Q. 企業がストーリー機能を活用するメリットは何ですか?
A. ストーリー機能は24時間で消える特性を活かしたカジュアルな投稿ができ、アンケート機能や質問機能でユーザーとのエンゲージメントを高められます。また、ハイライト機能で重要な情報を保存でき、リンク機能で直接的な売上向上にもつながります。
専門家からのアドバイス
情報を活用する際は、自社の状況に合わせてカスタマイズすることが重要です。そのまま真似るのではなく、本質を理解して応用しましょう。
この記事のポイント
- 最新の情報を網羅的に解説
- 実務で使える知識を提供
- 関連情報へのリンクも充実

