この記事では、最新の情報と実践的な知識をお届けします。ビジネスに役立つノウハウを分かりやすく解説していきます。
Instagram投稿の最適時間とは、フォロワーがアクティブになる時間帯に合わせて投稿することで、エンゲージメント率を最大化する戦略のことです。
Instagram投稿の最適時間とは
Instagramは個人利用だけでなく、ビジネスでの利用が当たり前となっています。そこで、少しでも多くの人に見てほしい・知ってほしい・フォロワーを増やしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
Instagramでは投稿時間をこだわるだけでも、投稿内容は同じなのに、見られる回数やフォロワーの増減にも関わってきます。
Instagramアルゴリズムと投稿時間の関係
Instagramはユーザーが快適にInstagramを利用できるように、あらゆる判断基準をもとに優先的に表示させるコンテンツを決めています。
Instagramでの採用されているアルゴリズムでは、ユーザーの投稿に対してエンゲージメントの数以外にも、投稿してからどれくらいの時間が経ってからインプレッション(広告が表示された回数)があって、エンゲージメントを獲得しているかといった情報も見ています。
アルゴリズムは、同じエンゲージメント数の投稿であればより素早くエンゲージメントを獲得した投稿をおすすめとしてプッシュする傾向にあります。
例として、自社・自分のフォロワーの多くがオンライン(Instagramを閲覧・活動する)時間帯に投稿をすれば、フォロワーから「いいね」をもらえる可能性も上がります。そのため最初のオンラインユーザーを以下に素早く獲得できるかが重要になります。
つまり、オンラインユーザーに合わせた時間帯に投稿をすることで、フォロワーやいいねの増加が見込めるということです。
フォロワーのアクティブ時間を把握する重要性
たとえば、自社の現在地がアメリカ・ニューヨークだとして、フォロワーの大半が日本人の場合は当然ですが日本時間で生活しています。
日本とアメリカ・ニューヨークとの時差は「13時間」あるため、ほぼ半日違うことになります。もし日本人フォロワー向けに投稿をするなら、その時間帯に合わせたタイミングで投稿する必要があります。
フォロワーのペルソナ(人物像)によってもベストなタイミングには違いがあるので、フォロワーに関する情報を調べる必要があります。
時間帯別おすすめ投稿パターン
自分のフォロワーがアクティブになる時間帯は以下のようなタイミングのうちのどれかである可能性が高いです。
データ元:App Ape(国内約15万台のAndroid端末を分析)
朝の通学/通勤時間帯・ランチタイム・就寝前のゴールデンタイムがアクティブ率が高くなっています。
通勤・通学時間:7~8時
朝の7~8時の時間帯は、通勤や通学時間なので多くの人がスマホやパソコンを見る時間帯でもあります。
移動時間や暇つぶし・情報収集を目的としてInstagramを開くというユーザーが多いです。また朝起きてからすぐにInstagramをチェックする人も多いので、6時台の投稿も狙い目でしょう。
ランチタイム前:12~13時
12時~13時の時間帯も、多くの人がInstagramを利用する時間帯です。
ランチタイムの時間帯は日中仕事をされている人が、ランチ休憩の際にInstagramを閲覧していることが理由の1つでしょう。またビジネスマン以外に、学生や主婦もランチ休憩時にInstagramを開いている・友達と楽しむという時間帯です。
そのためランチタイムの閲覧に間に合うよう、12時前に投稿してしまうのがおすすめです。
夕食後~就寝前:19時~22時(ゴールデンタイム)
1日の中でもっとも多くのアクティブユーザーが集まる時間帯が、夕食後から就寝前の時間帯です。具体的な時間でいうと19時以降~22時ころまで。
帰宅をして夕食を食べた後や家事を終えた後、子どもを寝かしつけて一息ついたころなど、多くの世代の人たちがスマートフォン片手にくつろぐ時間帯です。
「Instagramのゴールデンタイム」とも呼ばれており、投稿時間としてもっともおすすめされることの多い時間帯でもあります。
ただし22時以降は、時間が経過するごとに反応が下がっていく傾向にあります。投稿するなら遅くとも21時台に投稿しておくのがよいでしょう。
週末の投稿戦略
Instagramに投稿するのに最も適した時間帯(現地時間)は午前6時です。一般的に週末は多くの人にとって仕事が休みであることから、土曜日と日曜日がInstagramのコンテンツを投稿するのに最も適した日であることがわかりました。
日曜日の午前6時に公開された投稿は、最も高い平均エンゲージメントを獲得します。
金曜日投稿におすすめのタイミング
金曜日もInstagramの投稿タイミングとしておすすめです。特に7時~17時までがエンゲージメントが高く、その中でも10時~12時あたりまでがもっともピークになる時間帯です。
土曜日投稿におすすめのタイミング
コロナ禍ということもあって、2021年はInstagramの投稿に適した時間帯は以前よりも拡大傾向にありました。
土曜日にInstagramに投稿するには、エンゲージメントが上昇し始める6時から8時の間で、ピークは9時から12時の間が最適な時間帯と言えます。
ジャンル別おすすめ投稿時間
Instagramの投稿でおすすめの時間帯は業界ごとにも多少異なります。それはフォロワーのペルソナが異なることが考えられます。
| ジャンル | 投稿に最適な時期 | 最高の一日 | 最悪の日 |
|---|---|---|---|
| リテール | 水曜日午後3時、金曜日午前11時~午後12時 | 水曜日 | 日曜日 |
| メディア | 金曜日 午前9時 | 水・木・金 8時~17時 | 土曜・日曜 |
| テック | 水曜日10-11時、金曜日7-10時、土曜日7-11時 | 水曜日 午前6時または午前9時 | 日曜日 |
| 非営利 | 水曜日 午後2時 | 水曜日 1-4pm | 土曜・日曜 |
| 教育 | 金曜日 午前10時 | 水曜日と金曜日の午前中、土曜日の午後6時から8時まで | 日曜日 |
| ヘルスケア | 火曜日 午前8時 | 平日午前9時~午後3時 | 土曜・日曜 |
| プロフェッショナルサービス | 午前9時から午後10時の間の任意の日 | 火・水・金 | 土曜・日曜 |
| フード&ビバレッジ | 水・木・金・土の正午 | 金曜日 | 土曜・日曜 |
| 旅行・観光 | 火・水・金 | 午前9時~10時、午前11時~午後1時 | その他 |
業界別事例紹介
例①:リゾートホテル・観光系
ホテル・観光系のInstagramアカウントからの投稿を例にみてみましょう。このアカウントのフォロワーの多くが海外ユーザーであることが分かっています。
これは、外国人観光客に向けての宣伝も行っているので、英語の「#ハッシュタグ」を付けていることが理由です。
そのため日本時間の深夜1時~5時の時間帯に投稿をしても、いいねが見込めるでしょう。
例②:物流系
物流系のInstagramアカウントの場合は、平日・土日関係なく23時~深夜1時までに投稿することで、いいねが増える傾向にあります。
これは『ドライバーの採用』を目的に運用しているので、フォロワーも"トラック運転手"や"物流関係のアカウント"が60%以上であることが考えられます。
避けるべき投稿時間
反対に、Instagramでいいねやエンゲージメントが高くないタイミングを挙げていきましょう。
- 平日:10時~14時
- 土曜:20時
- 日曜:16時
もちろん一概にはいえませんが、自分のターゲット層のアクティビティに従って公開したり、以上のタイミングを避けて投稿したりと色々チャレンジしてみると、ベストなタイミングを見つける目安にはなるでしょう。
自分に最適な投稿時間の見つけ方
実際にInstagramで投稿をする際に、ベストなタイミングを見つける方法を紹介していきます。
ユーザーのアクティブ時間帯を分析する
自分のアカウントをフォローしてくれているタイムゾーンを考えることが、投稿時間を選ぶのにおすすめな方法でしょう。
後ほど詳しく紹介しますが、Instagramに搭載されている「インサイト」という機能を使うのがおすすめです。ただし、この機能を使うためには、Instagramアカウントを「ビジネスプロファイル」に切り替えないといけません。
投稿時間を変えてエンゲージメント推移を観察
ツールを使わずに、自力でもエンゲージメントの推移を見ることは可能です。具体的な数を知りたいのであれば、ExcelやGoogleのスプレッドシートなどを使って、曜日別・時間別のエンゲージメント数を記録するのがいいでしょう。
| 曜日 | 時間 | いいね | コメント |
|---|---|---|---|
| 月曜日 | 19 | 500 | 30 |
| 火曜日 | 20 | 329 | 60 |
| 水曜日 | 13 | 146 | 10 |
| 木曜日 | 17 | 85 | 24 |
この調査は数日だけでなく、できれば数週間続けていくのがポイントです。出来る限り多くの情報を集めることで、より正確な分析ができるからです。
分析ツールを活用した深い分析
Instagramの「インサイト機能」を使った分析方法を紹介しましたが、それとは別に存在するツールを使ってさらに詳しく分析することも可能です。
たとえば、「Statusbrew」をというツールでは、さらに高度な分析データを入手することができます。
定期投稿の重要性
ツールなどを使って、ベストな投稿タイミングが見つかったら、まずは一定の期間は同じ時間帯に投稿を続けるのがおすすめです。
バラバラな時間帯に投稿するよりも、定刻通りに投稿する方が、フォロワーも定期的にチェックしてくれるのが期待できます。
より多くのフォロワーが投稿に反応してくれるよう、フォロワーが目にしやすく行動しやすい時間帯あわせて定期的に投稿することも、非常に効果的な方法だといえるでしょう。
Instagramインサイト機能の活用方法
Instagramの投稿タイミングを知る方法の1つとして、Instagramに元々搭載されている「インサイト機能」を使うことをお伝えしました。ここでは、そのインサイト機能の使い方や、データの見方などを解説していきます。
インサイト機能で分かること
Instagramのインサイト機能を使うことで分かるのか以下の情報です。
- インプレッション数:すべての投稿が表示された合計回数→投稿のアプローチはどれくらいか
- インタラクション:投稿に「いいね!」「コメント」「フォロー」「保存」などのアクションをしたユーザーの総数→反応が良い・悪い投稿はどれか
- リーチ数:投稿を見たユーザー数→どのくらい投稿が見られたのか
- プロフィールビュー:プロフィールの閲覧数→プロフィールを見てくれたユーザー数はどれくらいか
- フォロワー:フォロワー数の増減、性別、年齢、位置情報やアクセスの時間帯(※ただし100人以上のフォロワーが必要)→いつどのタイミングで増えた?減った?誰がみてる?
- 保存:投稿を保存したアカウントの数
- ウェブサイトクリック数:プロフィールのウェブサイトのタップ数
- メールアドレスのクリック数:ビジネスへのメール送信のタップ数
インサイト画面の表示方法
インサイトの画面は3つの方法で表示させることができます。
- プロフィール欄
- フィード投稿
- ストーリーズ
プロフィール欄
Instagramのプロフィール欄にある「インサイト」のタブをクリックします。
「過去7日間」「過去30日間」と期間の指定ができ、期間ごとのデータを見ることができます。
フィード投稿
フィード投稿画面の下部にある「インサイトを見る」をタップすることでも見られます。ここから表示させると、該当投稿に対してのアクション数が表示されます。
ストーリーズ
ストーリーズから表示させる場合には、画面下から上にスクロールした時に出る棒グラフのようなアイコンをタップしましょう。ここでは、ストーリーズごとにデータが分かります。
データ分析の活用方法
インサイト機能を使ったとしても、そこで得られるデータを自分のビジネスに活用できなければ意味がありません。ここではインサイト機能を使って分析をする方法を紹介します。
PDCAサイクルを活用する
PDCAとは、計画をたて、目的達成のために継続的に改善していくサイクルのことをさします。
- P…Plan(計画)
- D…Do(実行)
- C…Check(確認)
- A…Action(改善)
一般的には、1~4の流れを繰り返していくことで目的達成に近づくことが期待できます。
OODAループを活用する
- O…Observe(観察)
- O…Orient(状況判断、方針決定)
- D…Decide(意思決定)
- A…Act(行動)
現状を改善していくことを目的とするなら、OODAの方法もおすすめです。継続できな分析にも向いている機能なので、定期的に分析・検証していくことをおすすめします。
Instagram予約投稿の活用方法
Instagramには、あらかじめ投稿内容を記載して、指定した時間に投稿できる「予約投稿」という機能があります。ここでは予約投稿の方法を解説していきます。
プロアカウントへの切り替え手順
まずは、Instagramのアカウントをプロアカウントに切り替える必要があります。
- プロフィール画面の3本線マークをタップ
- 設定をタップ
- 「アカウント」より「プロアカウントに切り替える」を選択
- 当てはまるカテゴリを選択
- アカウントの種別を「クリエイター」or「ビジネス」で選択
なお、InstagramだけでなくFacebookのページも必要となっているので、持っていない人はアカウントも作成しておきましょう。
クリエイターズスタジオでの予約投稿設定
まずは、クリエイタースタジオへアクセスして、インスタグラムのログイン情報を入力します。入力後、クリエイタースタジオが利用できるようになるので、以下の手順で予約投稿を進めます。
- 画面左上の「投稿を作成」をクリック
- 「Instagramフィード」をクリック
- 画像をアップ ハッシュタグ キャプションの入力
- コメントのオン・オフを設定
- 画面右下「投稿日時を設定」から投稿を公開したい日時を設定
スマホでの予約投稿ツール
基本的に、予約投稿はパソコンからの投稿が必要になりますが、スマホしか持っていない・スマホからも投稿したいという方は以下のツールを使うことで可能になります。
Statusbrew
Statusbrewは、Instagramだけでなく他のSNSへの予約と公もできるツールです。基本有料ではありますが、最初の7日間は無料トライアルで利用できます。
Later
Laterは完全無料のアプリです。Instagramのみしか利用できませんが、Instagramしか使わない・無料のツールがいいという方にはおすすめでしょう。
Storitt
Storittは、ストーリーズのみでの予約投稿ができるアプリです。完全自動によるストーリーズの予約投稿ができますが、無料で使えるのは最初の50投稿のみなので注意しましょう。
いいねを増やすコンテンツ作成のコツ
投稿時間の最適化とあわせて、コンテンツ自体の質を向上させることも重要です。効果的なInstagram運用を行うには、SEO対策やり方入門で紹介されているような基本的なマーケティング思考も参考になります。
投稿文にこだわりを持つ
写真が重視されるSNSですが、投稿文にもこだわったほうが、よりいいねがもらいやすいです。
たとえば、「紅茶」に関する投稿であれば
「この紅茶が美味しかった」
だけの情報よりも
「この紅茶は〇〇カフェでしか飲めないレアなメニューでした。香りが良くて苦みも少ないので誰でも飲みやすいと思います」
の方が、情報量が多いので読んだ人は写真の内容をよりイメージしやすくなります。そのため、最初に出した例よりもより価値のある情報があるといえます。
ハッシュタグの効果的な活用
Instagramでいいねを増やすなら、タグを活用しましょう。写真をメインとしているInstagramでは、画像検索の際にタグを使うからです。
#渋谷、#原宿など、土地名が入ることもあれば#髪型、#コーデだったり、インスタ独自で流行っているものなどがあります。
なおタグが多ければいいというわけではないので、5~6個程度を目安に、関連するタグを付けて投稿しましょう。
投稿写真のクオリティ向上
Instagramは写真をメインとしているSNSです。そのため、投稿する写真には特にこだわりましょう。
ハッシュタグや投稿文に気を付けても、写真の質が良くなければ見てもらうことすら難しいでしょう。構図やフィルターなどを駆使して、目に留まりやすい写真にすることも大切です。
また、アカウントのイメージに合わせて色見・構図に統一感を出すことも、いいねが増えるコツになります。
Instagram運用と同様に、ホームページ集客のコツでも紹介されている視覚的訴求力の重要性は共通しています。
よくある質問
Q. Instagramの投稿に最適な時間帯はいつですか?
A. 一般的には朝の通勤・通学時間(7-8時)、ランチタイム前(12-13時)、夕食後から就寝前(19-22時)がおすすめです。特に19-22時は「ゴールデンタイム」と呼ばれ、最もエンゲージメントが高くなる時間帯です。
Q. 自分のアカウントに最適な投稿時間はどうやって見つけるのですか?
A. Instagramのインサイト機能を活用してフォロワーのアクティブな時間帯を分析したり、投稿時間を変えてエンゲージメントの推移を観察することで見つけられます。継続的なデータ収集と分析が重要です。
Q. 週末の投稿は平日と比べてどうですか?
A. 土曜日と日曜日はInstagramのコンテンツ投稿に最も適した日とされています。特に日曜日の午前6時に公開された投稿は最も高い平均エンゲージメントを獲得する傾向があります。
Q. 投稿時間以外でいいねを増やすコツはありますか?
A. 投稿文の充実、関連性の高いハッシュタグの使用(5-6個程度)、高品質な写真の投稿、アカウント全体の統一感の演出などが効果的です。特に写真のクオリティはInstagramでは重要な要素となります。
Q. 予約投稿機能は使った方が良いですか?
A. 最適な投稿時間帯が深夜や早朝の場合や、定期的な投稿を維持したい場合には予約投稿機能の活用がおすすめです。クリエイターズスタジオやサードパーティツールを使用することで実現できます。
まとめ
Instagramでおすすめの投稿時間について解説しました。自社・自分の運営しているジャンルやフォロワーのペルソナによって、適した時間は多少は異なります。
しかし、通勤や通学時間などは比較的どのジャンルにも共通していえるおすすめの投稿時間であることがわかりました。
また、Instagramに元々備わっているインサイト機能などを使って、より詳しくデータの分析をする事も可能です。Instagram運用と併せて、アクセス数を増やす方法17選で紹介されている総合的なWebマーケティング戦略も参考にすると、より効果的な運用が期待できるでしょう。
継続的な分析と改善を行うことで、自分のアカウントに最適な投稿時間を見つけ、エンゲージメント率の向上を目指しましょう。
専門家からのアドバイス
情報を活用する際は、自社の状況に合わせてカスタマイズすることが重要です。そのまま真似るのではなく、本質を理解して応用しましょう。
この記事のポイント
- 最新の情報を網羅的に解説
- 実務で使える知識を提供
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