この記事では、実践的なノウハウと具体的な手順を解説します。初心者の方でも理解しやすいよう、ステップバイステップで説明していきます。
自分でできるインスタでの嫌がらせ対処法
相手をブロックする
インスタで嫌がらせを受けた場合に自分でできる対処法の中で最も簡単なのが、相手をブロックしてしまう事です。 嫌がらせをしてきた相手のユーザー名をタップし、プロフィール画面を開きます。 次に画面右上にある「...」もしくは「⋮」をタップし「このユーザーをブロック」を選択します。 これだけで嫌がらせをしてきた相手をブロックすることができます。 なお2021年4月21日からは、ブロックした相手が新しいアカウントを作成した場合も自動的にブロックされるようにあらかじめ設定できるようになりました。 しつこい嫌がらせをする相手は、ブロックされるとすぐに新しいアカウントを作ってくることが多いため、このような機能が利用できるのは非常に役立ちます。メッセージリクエストの拒否
インスタではユーザーに直接メッセージを送ることができます。ダイレクトメッセージといいますが、この方法を使って嫌がらせをしてくる相手に対しては、メッセージリクエストを拒否することが有効です。 インスタのダイレクトメッセージの一覧から「リクエスト〇〇件」をタップします。 次にメッセージリクエストを拒否する相手を選んで「許可しない」を選択します。 これで二度とその相手からダイレクトメッセージが来ることはありません。ミュート設定をオンにする
嫌がらせをしてくる相手を見なくてすむ方法としてミュート設定があります。 嫌がらせをしてくる相手のプロフィールを開き、「フォロー中」という項目をタップします。 次に現れた項目の中で「ミュート」をタップするだけです。 なお相手は自分にメッセージを送ること自体は可能ですが、通知が来なくなります。 ブロックをすると相手にもそのことが伝わってしまいますが、ミュートであれば単に相手からのメッセージの通知が来なくなるだけなので一番穏便に対処できる方法といえるでしょう。 人間関係やしがらみがあってあまり波風立てたくないという場合にもおすすめの方法です。Instagram社に報告
嫌がらせをしてくる相手・悪質なユーザーに対してはInstagram社に直接報告をしてアカウント凍結を申請する方法もあります。 嫌がらせのコメントの右側「...」をタップして、「報告」という項目を選択します。 「このコメントを報告する理由」を問われるので、当てはまる項目をタップします。 その後具体的な理由が聞かれるので「いじめまたは嫌がらせ」をタップします。 被害者について聞かれるので「自分」「知り合い」「その他」から選びます。 次に「いじめまたは嫌がらせに関するガイドライン」が表示されるので当てはまる内容があれば「報告を送信」をタップで完了です。 Instagram社が報告内容を確認して不適切と判断されれば相手のアカウントは凍結されます。 しかし必ず凍結されるわけではないのでご注意ください。嫌がらせのコメントを削除
相手からの嫌がらせコメントを削除することも可能です。 相手からのコメントをクリックし、右側にある「...」をタップして「削除」を選択するだけで完了です。自分のアカウントを「非公開」にする
相手から自分のタイムラインを見られなくすることで対処できることもあります。 その場合には自分のアカウント自体を「非公開」にする事です。 自分のプロフィール画面を開き「プロフィール編集」を選択します。 左の欄にある「プライバシーとセキュリティ」をタップします。 次に「アカウントとプライバシー設定」を開き上部の「非公開アカウント」欄にチェックを入れます。 チェックを入れると「保存されました」と表示されれば完了です。よくある嫌がらせ程度では警察は対応してくれない
一般的には、インスタで受ける嫌がらせが明らかな犯罪に当たらない場合は警察はなかなか対応してくれないのが前提です。 そのため自分にきたコメントが少々批判的だった・不愉快だったという程度では対応してくれません。 また明らかな犯罪だとしても「証拠」がない場合も警察は動きにくいのが実情です。 インスタにある機能に「ストーリー」がありますが、この機能は「投稿から24時間で自動的に削除される」という特徴と持っています。 そのため犯罪行為になるような嫌がらせ内容であっても、自動削除で消えてしまった場合も証拠がないので警察が対応してくれないと思ってください。警察が対応してくれる嫌がらせとは?
では一体どんな嫌がらせであれば警察は対応してくれるのでしょうか? 自分がもしインスタ上で嫌がらせを受けているのであれば、これから紹介する項目を参考にしてみてください。 #### DM(ダイレクトメッセージ)で脅迫されている インスタにはユーザーに直接メッセージを送れるDMという機能があります。 この機能を使って脅迫行為を受けた時は、この脅迫となるメッセージを警察に提出することで対応してくれることもあります。 脅迫にあたることは、「自分や相手・そして相手の家族の生命・身体・名誉・財産・自由に対して何らかの危害を加えることを告げる行為」が挙げられます。 脅迫行為自体が犯罪になるだけでなく、この行為をして相手に何らかの行動を強要すれば「強要罪」ですし、金銭の要求をすれば「恐喝罪」に当たります。 #### ストーカー行為を受けている ストーカー規制法にあるストーカー行為に該当する場合と、被害者の身に危険が及んでいる場合には警察が対応してくれることもあります。 インスタなどのインターネットでのストーカーを「ネットストーカー」といい、具体的には以下のような行為が当てはまります。インスタでの嫌がらせで警察が対応してくれるか難しいケース
インスタでの嫌がらせ行為がこれから紹介する項目だと判断される場合は、警察に相談をしても対応してくれるかどうか難しいです。事件性が低い
警察が対応する条件というのは「犯罪行為が行われているか」によります。 したがってインスタ上で受ける嫌がらせ行為が「犯罪行為」に該当しないと判断された場合は警察に相談をしても対応してくれない可能性が高いです。 例としては以下のようなケースです。緊急性がない
もしインスタ上で受けた嫌がらせ行為が犯罪行為として該当されるものだったとしても「緊急性が低い」と見なされた場合にも警察はほとんど対応してくれないのが現状です。 例えば、嫌がらせ行為が1年以上も前といった、過去の事柄である場合や実害が生じる可能性が認められないと判断された場合は「緊急性が低い」とみなされることも。インスタ上で受けた嫌がらせを警察に相談する方法
サイバー犯罪相談窓口に相談
インスタといったインターネット上でのトラブルの場合は、各都道府県名の警察が設置している「サイバー犯罪相談窓口」で相談をすることをおすすめします。 もちろん警察署や地域に所在する交番・駐在所でも可能ですが、ネットでのトラブルに特化している窓口の方がスムーズである場合もあります。証拠の提出
警察に相談をする場合は、まず証拠がないと始まりません。証拠がない場合、まず相談に応じてくれることもありません。 インスタで証拠として使えるものは以下のものがあります。警察で対応してくれなかった場合の対処法
もしインスタで嫌がらせを受けて警察に相談をしても対応してくれない場合はそのまま諦めていいのでしょうか。 警察以外には弁護士に相談・依頼をする事も検討しましょう。 警察は犯罪行為や事件性の高いものにしか対応してくれないものですが、何らかの被害に遭っていれば弁護士に相談することも可能です。 個人でInstagram社に報告や削除依頼がなかなか進まないケースでも、弁護士を通じて行うことで応じてくれる可能性もあります。 その他には、弁護士を通じて民事的な手続きをすることで投稿者の特定をすることも可能です。 特定ができれば、裁判手続きや交渉といった嫌がらせ行為自体を辞めさせるために動けたり、被害に遭っていた場合は賠償請求をすることもできます。弁護士の依頼は時間と費用がかかる
個人で投稿者の特定をしたり、裁判を起こすことは難しいですが弁護士に依頼をすることでこれらは可能になります。 弁護士費用は一般的に3つの費用項目があります。加害者を特定する際に必要な弁護士費用
もしインスタでの嫌がらせをしてくる相手が分からないという場合は、弁護士に依頼をして特定してもらうことが可能です。 この方法を「発信者情報開示請求」といいます。法的な手続きを踏むことで、相手の個人情報を知ることができます。これは弁護士でないとできません。 情報開示請求には以下の手順を踏みます。 1. コンテンツプロバイダに、発信者の接続情報(IPアドレス等)を開示請求する 2. インターネットプロバイダに、契約者情報(住所・名前等)を開示請求する 特定には2回の開示請求が必要なのでケースによっては時間がかかってしまう事もあります。加害者特定後は「損害賠償請求」も可能
開示請求により相手の特定ができた後はいくつか方法がありますが、一般的には「損害賠償請求」をとることが多いです。まとめ
インスタでの嫌がらせは自分で対処できる方法もありますが、場合によっては警察に相談をしたり、弁護士といった法律の専門家の力を借りる必要が出てくるケースもあります。 しかしながら警察がすぐに動いてくれるというケースはあまり多くはないので、基本的には自分で対処することになります。 自分がネット上に投稿する情報は誰でも見ることができるという事を前提として、気を付けながら楽しみましょう。専門家からのアドバイス
実践する際は、まず小規模にテストしてから本格的に展開することをおすすめします。PDCAサイクルを回しながら、継続的に改善していきましょう。
この記事のポイント
- 基礎から応用まで体系的に学べる
- 実践的なステップで即座に活用可能
- よくある失敗パターンと対策を解説





