見出しとは?ブログの見出しはSEOに超重要!メリットや注意点を徹底解説【2024年3月最新】

SEOサイト・ブログを運営する上で大切なのはコンテンツ作りです。

まずSEOサイトのコンテンツ作成・ブログを作る時に多くの人が行き詰まるのが「見出し作成」でしょう。

見出しはSEOにおいてとても重要な位置づけです。

ここではSEO対策における見出しについて詳しく紹介していきます。

効果的な見出し作成・SEO対策への知見も深まるのでぜひ参考にしてくださいね!

目次

SEOにおける見出し・役割や効果

そもそも見出しタグとは、HTMLで利用されるヘッダータグ(Header Tag)のことを指します。主にH1〜H6までのタグがあり、H1が最も大きな見出しで、H6が最も小さな見出しとなります。

そもそも見出しとは、新聞や雑誌にあるように記事内容を簡単にまとめたもののことを言います。それを見れば、内容をざっくりと理解できるようなものです。

見出しタグは、Webページ内のテキストの意味を示すために使用されます。

特に、H1タグはページのタイトルとして使用され、H2タグ以下はページ内のセクションやサブタイトルとして使用されます。

見出しタグは、SEOにおいても非常に重要な役割を果たします。

適切に使用されると、検索エンジンはページの内容を正しく理解し、ランキングを向上させることができます。

ただし、見出しタグを過剰に使用したり、適切な階層構造を持たない場合、SEOの逆効果になる可能性もあります。

見出しタグの効果・役割

SEOにおいて見出しタグの存在がどれほど順位に影響があるかは定かではありません。

また、見出しタグをきっちり順番通りに使ったとしても、順位が劇的に上がる可能性は低いでしょう。

h1タグ(タイトル・テーマ)

h1タグは、1番大きなhタグです。コンテンツページの全体のテーマに使用します。ブログページでは(タイトルタグ)と同じ文章にすることも多いと思います。

WordPressにはタイトル欄が別に設けられているので、h1タグは必ずつけなければならないというわけではありません。

ページで狙いたいキーワードを含め、h2タグの内容を要約したシンプルな文章が良いでしょう。

h2タグ(目次・章)

h2タグはコンテンツ内の目次・章を分けるときに使用し、SEOにおいても重要な役割を果たします。

h2タグを使用することで、検索エンジンはコンテンツの構造を正しく理解し、ユーザーにとってのコンテンツの主要なセクションを把握することができます。

また、h2タグを正しく使用することで、コンテンツの構成や概要を表現することができ、読者にとっても非常に役立ちます。

さらに、h2タグを利用した目次を設置することで、ユーザーがコンテンツ内をスムーズに移動し、必要な情報をすばやく見つけることができます。

このように、h2タグを正しく使用することで、検索エンジンにとってもユーザーにとってもコンテンツの理解度やアクセシビリティが向上し、より多くのトラフィックを獲得することができます。

ただし、h2タグを無理に詰め込むことは避け、適切な位置と数で使用することが大切です。

h3タグ(各章のポイント)

h3タグは、h2の中をさらに詳しく述べる際に効果的です。

h3タグを使用することで、コンテンツの構造をさらに細かく分けることができ、読者にとってコンテンツの概要や構成が分かりやすくなります。

h3タグを正しく使うと、読者は特定のトピックや情報を見つけるために必要なスキミングを迅速に行うことができます。

それだけでなく検索エンジンにとっても、h3タグはコンテンツの構造を理解するのに役立ちます。

適切に使用されたh3タグは、コンテンツの品質を向上させ、ユーザーにとってコンテンツがより有用になるとともに、検索エンジンにとっても信頼性が高いと認識される可能性があります。

ただし、h3タグを無理に詰め込むことは避け、必要な場合にのみ使用することが大切です。

また、h3タグを使用する際には、適切なタイトルを選択することが重要です。

h3タグには、ポイントや小さなトピックを示すために適した短く明確なタイトルを使用するようにしましょう。

h4タグ(補足ポイント)

h4タグは、h3タグで示された小さなポイントやサブセクション内で、更に詳細な情報や補足事項を示すために使用されます。

h4タグを使用することで、コンテンツの構造をさらに分かりやすくすることができ、読者にとってより有用な情報を提供することができます。

また、h4タグを正しく使用することで、検索エンジンにとってもコンテンツの品質が向上し、より高いランキングを獲得することができます。

h4タグを使うと、読者が興味を持つ情報や詳細な情報を提供することができ、読者にとってコンテンツの信頼性が向上するだけでなく、検索エンジン(Google)にとっても信頼性が高いと感じてもらえるコンテンツになるでしょう。

ただし、h4タグを無理に詰め込むことは避け、必要な場合にのみ使用することが大切です。

また、h4タグを使用する際には、適切なタイトルを選択することが重要です。

そのため、h4タグには、小さな詳細や補足事項を示すために適した短く明確なタイトルを使用するようにしましょう。

SEOにおける見出しタグのルール

hタグ(見出し)の階層ルールを守る

HTML形式で、hタグの階層はルールが決められています。

SEO初心者の方は、見出し設定を装飾デザインで使用してしまうことがありますが、基本的な階層ルールを覚えておくとスムーズに記事が執筆できます。

  1. h1タグ(テーマ・タイトル)の登場は1回のみ
  2. h2タグの中にh3・h4タグは何回でも登場してOK
  3. hタグの順番を守る(h1→h2→h3→h4)

本や雑誌、新聞をイメージすると分かりやすいのですが、

大見出し(h2)→中見出し(h3)→小見出し(h4)

の順番になっていれば問題ありません。

反対に大見出し(h2)→小見出し(h4)→中見出し(h3)だった場合、順番が違うためGoogleもユーザーも混乱してしまうのでNGです。

コンテンツの内容を一言でまとめること

見出しタグは、コンテンツの階層構造を表現するためのHTMLタグです。このタグを適切に使用することで、コンテンツの構造を明確にすることができ、SEO効果やユーザー体験の向上につながります。

見出しは本文よりも大きい文字であるため、流し読みするのにも適していることが求められます。

また目次を設定していると、目次部分にも見出しは表示されるので、目次を見て本文を読むか検討するのにも役立ちます。

これにより、検索エンジンがコンテンツのテーマを正しく理解し、ユーザーがコンテンツの内容を把握しやすくなります。

簡潔に・短くまとめる能力が求められるでしょう。

パッと見て理解できる言葉を使うこと

見出しは、パッと見て理解できる言葉を使う必要があります。その理由は、ユーザーの時間を奪わないようにするためです。

読んでみてもよくわからない文章・表現にしてしまうと、読者は読むことをやめてしまいます。これが離脱につながります。

一般的に読者は、自分の調べた情報に対してすぐに答えや解決方法を知りたいと思ってサイトに訪れています。

しかし、そのユーザーがパッと見出しを見て、コンテンツの内容を理解できなければ、知りたい情報がのっているかどうかの判断がすぐにできず、読むのをやめてしまいます。

適切にキーワードを入れること

キーワードをやたらといれればSEOサイトの評価が上がるかと思いきや実はそうではありません。

もう10年以上も前の場合は、重要キーワードの羅列で上位表示されていた時もありましたが、今はキーワードを不自然なほど詰め込むと、ユーザーが読みにくくなり、結果的にSEOに弱くなってしまいます。

実際に、Googleも注意喚起をしています。

 

ページにキーワードや数字を詰め込むと、ユーザーの利便性が低下し、サイトのランキングに悪影響が及ぶ可能性もあります。文脈に合ったキーワードを適切に使用した、情報に富んだ有用なコンテンツを作成することに焦点を合わせてサイトを運営してください。

(引用元:Googleガイドライン 無関係なキーワード

適切な場所に適切な数のキーワードを入れることが大切です。また、見出しタグに入れるキーワードは、コンテンツの主題に関連したものを選ぶことが重要です。

あくまでユーザーがコンテンツを読みやすくするためのものであるため、読み手目線で考え、自然な形でキーワードを入れるようにしましょう。

見出しは画像よりテキストにすること

見出しが画像よりもテキストが良い理由は、ユーザーの使用環境によっては、画像が表示されない可能性もあるからです。

検索エンジンはテキストを解釈することができる一方で、画像は解釈が難しいため、画像による見出しはSEOにおいて効果が限定的であるともいわれています。

また、画像による見出しは、サイトの読み込み速度を遅くする可能性があり、モバイルファーストインデックスの考慮も必要です。

テキストベースの見出しは、SEOにおいても優れたパフォーマンスを発揮し、画像よりもサイトのアクセシビリティやユーザー体験を向上させることができます。

ただし、見出しのスタイルを工夫することで、画像を用いた見出しのような視覚的な効果を出すこともできます。

ユーザー全員に分かりやすいページを作るとすると、見出しは画像よりもテキストにしておくべきであるということがわかります。

多くのユーザーに役立つ記事はSEOにも強くなるという仕組みですね!

見出しだけでコンテンツの内容がわかるようにすること

見出しは、コンテンツの内容が一目で分かるようにするためにも、非常に重要な役割を持っています。

読者がコンテンツをスキムする際に、見出しによって内容を理解することができるため、見出しを適切に活用することは、コンテンツの理解度や読みやすさを高めるために不可欠です。

そのため、見出しは明確でわかりやすく、コンテンツの主要なテーマや内容を簡潔に表現することが求められます。

また、見出しは段落ごとに設けるだけでなく、細かいセクションごとにも設けることが望ましいです。

これにより、コンテンツをスキムしやすくすると同時に、読者が必要な情報を迅速に見つけることができます。

なお見出しはコンテンツの主題を的確に表現するために、読者が必要な情報を効率的に伝えるための重要な要素となります。

良い見出しは「結論を書く」こと

読者にとって分かりやすい見出しとは「結論が書かれてあること」です。

小説などとは違って、SEOサイトは読者が知りたい情報がすぐに掲載されているかが重要です。

そのため、結論や必要な情報はなるべく最初に簡潔に記述するといいでしょう。

ブログで見出しタグ(hタグ)を設定する方法

WordPress(クラシックエディタ)の場合

クラシックエディタを例に挙げて説明します。

  1. 右の「ビジュアル」を選択し、ビジュアルモードにする。
  2. 左側に表示されている「段落」の横のプルダウンから、見出しの種類を選択する

見出し1に設定した部分にはh1タグ、見出し2に設定した部分にはh2タグ…とhタグを自動でつけてくれます。

また、大半のWordPressのテーマでは、タイトルの部分にh1タグが自動でつくようになっています。

WordPress(ブロックエディタ)の場合

ブロックエディタの投稿画面を開くと、下の画像のような画面が表示されます。以下の手順に沿って見出しを設定します。

  1. 右に表示される「+ボタン」をクリックする
  2. 下に表示された「見出し」をクリックする
  3. すると、下の画像のようなメニューが表示されるので、その中から「H2」をクリックする
  4. 見出しの大きさを選択する

ブロックエディタの場合は、この4で、hタグを設定することができます。

大半のWordPressのテーマでは、タイトルの部分にh1タグが自動でつくこともおさえておきましょう。

WordPressのように、多くのブログでは見出しを設定すれば自動的にhタグがつきます。そのまま見出しを設定しましょう。

まとめ

SEOにおける見出しの効果や意味、そして効果的な見出し作成の考え方について詳しく解説していきました。

見出しタグは、SEO評価にも大きな影響を与えますが、何より読者にとって読みやすさ・情報を端的に説明するのに役立つものです。

見出しタグの効果的な使い方をマスターして、ぜひ効果的なSEOサイト・コンテンツ作成へと活かしてください。

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執筆者

DXマーケティングやAIを事業に落とし込んで事業成長したい企業のマーケティング担当者・広報担当者、経営者、個人事業主向けに、マーケティングの基礎、成功ノウハウの提供・成功事例を紹介する専門メディアを運営しています。

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