TikTok LIVEについて解説!配信やコラボの特徴などを紹介

目次

TikTok LIVEとは

TikTok LIVEのロゴ

TikTokでは、2020年7月31日よりライブ配信機能「TikTok LIVE」がリリースされています。
最長60秒のショートムービープラットフォームであるTikTokにLIVE配信機能が加わることで、TikTokコミュニティが今以上に多様で創造性に溢れた場となることが期待されています。

また、ファンと直接交流できる場となり、配信者の伝えたい想い・クリエイティブとファンの「応援したい」気持ちをつなげることが可能となります。
後述する「ギフティング機能」を利用することで、配信者を応援する気持ちや感謝の気持ちをより直接的に伝えることができます。

2021年現在では、フォロワー数上位2,000人程度のTikTokクリエイターにのみ配信権限が付与されており、今後順次拡大していく予定とのことです。

TikTok LIVEの特徴

有名TikTokerに限定されている

現在、「TikTok LIVE」の配信権限は有名TikToker2,000名(フォロワー数上位)に限定されています。

日本では、TwitCasting(ツイキャス)やSHOWROOM(ショールーム)、17LIVE(イチナナ)といったスマートフォン経由のライブ配信プラットフォームがリリースされています。

TikTok LIVEが一般化していけば、こういったプラットフォームの一つになりうる可能性は十分にあります。

誰でも視聴ができる

TikTok LIVEの視聴自体は制限なく、TikTokをインストールしているユーザーであれば誰でも視聴が可能です。

国内のみならず、海外150ヵ国の配信を含めて視聴できます。

ただ、「誰でも視聴できる」とはいえ、TikToker側で特定のユーザーの視聴をブロックすることは可能です。

通常のTikTok動画の投稿とは異なり、TikTok LIVEではコメントを通じて双方向でのコミュニケーションを取れるメリットがあります。

「応援したい!」と思える配信者には、積極的にコメントを送ることでコミュニケーションをとりましょう。

もちろん、悪意のあるコメントを送るユーザーへの対策もしっかりと取られており、事前にコメントフィルター機能を使うことで、TikToker側で設定したワードが入ったコメントはすべて非表示となります。

また、「ミュート」や「ブロック」のほか「通報」もできますので、TikTokerに対して悪意あるコメントをしても相手には見えませんし、最悪の場合ライブ配信を見れなくなる可能性があります。

TikTokで利用できるエフェクトをTikTok LIVEでも利用可能

TikTok LIVEでは、TikTokのエフェクトを使ったライブ配信も可能です。

「肌」「コントラスト」「顔の大きさ」「目の大きさ」「小鼻の大きさ」「歯」「チーク」など、さまざまな箇所にエフェクトを掛けられます。

また、スタンプや画面全体の色彩効果などのエフェクトもあるため、他のプラットフォームではできないTikTokならではのライブ配信が可能です。

エフェクトを用いた配信によって視聴者にも大きなインパクトが与えられるので、より一層楽しめる配信ができます。

他の配信者とTikTok LIVEにてコラボ配信が可能

TikTok LIVEには、通常配信と同様にコラボ機能がついています。

例えば、企業アカウントがTikTok LIVEの配信者に選ばれている場合、他配信者とコラボしたマーケティングなどに利用可能です。

商品説明を行うのが企業担当者、実際に商品を作ってもらうのが配信者といったように、動画制作の幅が非常に広がります。

また、他配信者とのコラボは双方の視聴者を巻き込んだライブ配信となります。

新規ユーザーから視聴される可能性も高く、今まで得られなかった新たなフォロワー層の開拓のきっかけになるでしょう。

また、視聴者としても今まで知らなかった配信者を認識する機会にもなり、コラボ配信は配信者と視聴者の双方にメリットがあります。

投げ銭機能は未実装

現在の日本におけるTikTok LIVEには、投げ銭機能は実装されていません。

YouTube Liveや17LIVE、TwitCasting、SHOWROOMなどに比べると配信からの収入を見込めないため、収入面に関してデメリットだと感じる配信者もいるかもしれません。

また、ユーザーとしても、応援の気持ちを投げ銭で表現している場合は、物足りなさを感じるかもしれません。

しかし、中国版のTikTok LIVEでは、既に投げ銭の機能が実装されています。

日本版のTikTokでは、まだライブ機能が実装されたばかりですので、今後日本版にも実装される可能性は大いにあり得ます。

海外への配信が可能

TikTok LIVEでは、日本国内だけでなく海外への配信ができます

マーケットを広げたい企業の方には、簡単に海外ユーザーにもアプローチできるのでおすすめです。

今後、文字だけの情報に加えて、分かりやすい動画によるプロモーションが当たり前になっていくでしょう。

特に、ライブ配信による商品紹介やチュートリアルなどは、言語の壁に阻まれやすい海外向けのマーケティングでも大いに活用できることが推測されます。

視聴についても同様で、海外配信者のTikTok LIVEを見られます。

気になる配信者が海外にいても日本から視聴が可能ですし、海外からの新しい情報を得るツールとしての利用もできるでしょう。

コメントフィルター機能の利用が可能

事前にコメントフィルター機能を利用することで、配信者が設定した単語が入ったコメントを全て非表示にすることができます。
悪意のあるコメントを送ってくるユーザーがいる場合には、「通報」を行うことも可能です。

配信中にも「ミュート」機能を使うことで、悪意のあるコメントを送っているユーザーのコメントを非表示にしてくれます。
また、「ブロック」機能によって、ブロックしたユーザーをLIVEルームへの入室を禁止することでTikTok LIVE全体の安全性も確保することができます。

TikTok LIVEの配信機能

タイトルとサムネイルを設定できる

TikTok LIVEの配信開始時には、フォロワーに通知が表示されます。
その際に表示されるタイトルとサムネイルを設定することができます。

TikTokで使える「美肌」や「フィルター」、「スタンプ」も使える

TikTok LIVEでも、通常のTikTok同様に「美肌」や「拡大目」、「スリム」といった加工ができます。
また、フィルターにも全く同じものが利用可能です。

スタンプも盛れるスタンプからユニークなスタンプまで、数多くの種類が揃っています。

他のSNSでのシェアも可能

配信画面の「シェア」をタップすることで、TikTok LIVE配信用のリンクURLをコピーしたり、他のSNSなどでシェアすることができます。

LINEやTwitter、Facebookなどでシェアできますので、視聴者数を増やすためには配信前にリンクを拡散することが大切になってくるはずです。

TikTok LIVEの活用事例

Billboard JAPAN

LIVE BEACON 2021の画像

総合音楽チャート「Billboard JAPAN」は、2021年1月11日(月・祝)にTikTok LIVEにて「LIVE BEACON 2021」を開催します。
出演アーティストは、2020年にBillboard JAPANチャートやTikTokを大いに賑わせ、2021年もさらなる飛躍が期待される7組となっています。

Billboard JAPANは2020年6月にも生配信ライブ「Billboard JAPAN|TikTok Special Live Streaming #MusicCrossAid」を開催し、285,000人もの視聴者を集めていました。

茨城県

茨城県の初日の出イベントの画像

茨城県は2021年1月1日午前6時30分より、人気初日の出スポット「大洗磯前神社」の初日の出の様子をTikTok LIVEで配信しました。

茨城県公式アカウント「いばキラTV公式アカウント」で配信を行い、茨城県公認Vtuber「茨 ひより」を起用するなど、自治体が積極的に観光地PRに乗り出しています。

集英社

週刊少年ジャンプの事前イベントの画像

集英社は2020年12月19日・20日に開催された「ジャンプフェスタ2021 ONLINE」をより楽しんでもらうために、12月18日の19時よりTikTok LIVEにて「ジャンプフェスタ2021 ONLINE 前夜祭」を開催しました。
お笑い芸人の品川庄司さんをMCとし、声優の速水奨さん・河西健吾さん、TikTokクリエイター伊吹とよへさんをゲストに迎えながらイベント直前の盛り上がりを座談会形式にて配信しました。

イベント直前の見所分析やジャンプ大好きメンバーによる名場面討論コーナーはもちろん、TikTokとのコラボレーションである「#ジャンプ名言チャレンジ」の作品紹介も行われました。

TikTok LIVEの可能性

配信者の増加

前述の通り、日本においてはフォロワー数上位2,000人にしかTikTok LIVEの配信は認められていません。
大手インフルエンサーしか利用できない機能となってはいるものの、TikTokは利用できるユーザーの将来的な拡大を既に明言しています。

こうした拡大によって、より多くの配信者・インフルエンサーがTikTok LIVEに参入することになるでしょう。
現に、中国では既に7割以上のユーザーがTikTok LIVEによる配信を行っています。

配信者の増加とそれに伴う視聴者数の増加により、企業のプロモーション活動の一つとして「TikTok LIVE」が利用されていく未来はそう遠くないかと思われます。

企業におけるマーケティング的価値の増大

現在、TikTokは10~20代の若者を中心的に人気を博しており、これらの世代をターゲットとしたい企業にとって絶好のマーケティング対象となることは間違いありません。
今後、TikTok LIVEが利用できるユーザーが日本でも増加すれば、効果的な商品紹介・プロモーション活動、さらには視聴者を巻き込んだ形でのマーケティング活動も可能になります。

5Gによる通信環境が整備され始めることで、「動画をスマートフォンで視聴する」ことはますます当たり前になっていきます。
また、ByteDanceは2020年7月にクリエイターの支援を目的とする2億ドル(約210億6,600万円)規模のファンドを設立しており、斬新なコンテンツを生み出すクリエイターの価値はマーケティング的観点からもかなり高まっています。

アメリカでは、ビューティーブランドを中心にTikTok LIVEの利用はかなり進んでいるようです。
新製品の販促やチュートリアル動画の公開だけでなく、ユーザーとのQ&Aセッションなどかなり積極的に活用しています。

日本でも、既にTikTokにおけるショートムービーの活用は進んでいますが、TikTok LIVEのリリースによってさらなる可能性を見出すことができるはずです。

EC機能の導入

中国では、既にTikTok LIVE上で商品を購入することができる「EC機能」が実装されています。
Instagramで導入されているショッピング機能である「Shop Now」と同様で、アリババグループを始めとする多くの企業が出品しています。

2018年11月11日の「独身の日」には、なんと約100,000アイテム・約3,000万ドル(約32億円)を売り上げました。
しかも、これはあくまでEC機能のテスト段階で、対象ユーザーは60,000人とのこと。
TikTokの世界ユーザー数は5億人を超えていますので、本格的に導入された場合のインパクトは凄まじいものになりそうです。

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