ホームページ集客できない原因を徹底解剖【Web集客を成功させるコツ2024年4月最新】

ホームページを開設・運営しているのに、集客できない・成果に繋がらないとお悩みの企業は少なくありません。

ここでは、ホームページで集客できない原因・理由の説明と、ホームページで集客をする効果的な方法も紹介していきます。

目次

自社ホームページで集客できない原因:アクセスが獲得できないケース

インデックス(登録)されていない

日本を含め、世界中で最も利用されている検索エンジンはGoogleです。このGoogleには、世界中のWebサイトのページやサイト情報が「Googleインデックス」というところに登録されています。

実は、ホームページやコンテンツ(記事)はただ作ればGoogleの検索エンジンにインデックス(登録)されるというわけではありません。

もし自社のホームページがインデックスされていない場合、いくらサイトを更新しても検索結果に反映さません。当然、アクセスも来ないです。

対策方法

特に、出来立てのサイトの場合はGoogle検索エンジンに登録されるまでに時間がかかることもあります。正確にどれくらいの時間がかかるかは公表されてはいませんが、時間を早める方法はいくつかあります。

およそ最初のうちは数週間はかかります。サイトによっては数か月必要なこともあるのですが、調べる方法はありません。

  • Googleにサイト更新情報を教える(XMLサイトマップ)
  • サイト更新情報収集場所にサイト更新情報を教える(ping送信)
  • 人気のサイトやページからリンクを貼る
  • サイトを放置せず追加・改善を続ける
  • Googleにインデックス登録をリクエストする

この中でも最も大切な施策は「サイトを放置せずに追加・改善を続ける」です。

Googleのクローラーは、人気のあるサイトやページを中心に頻繁にクロール(巡回)する傾向があります。

なぜなら、人気が高いサイトはその分ユーザーの役に立っている・有益な情報を提供していると評価しているからです。

当然、不人気のサイトはユーザーにとって有益な情報を提供していないと判断しているといえます。

つまりは、ユーザーにとって有益と評価されるようなサイト・コンテンツ作りをすることが最短です。

対策方法

そのためにはまず、更新頻度を上げて情報がコンスタントに追加されるサイトであるとクローラーに認識してもらう必要があります。

Googleはサイトの評価に、情報を常に新しい状態にしているかも項目に入れています。

検索順位が下位

検索結果で見たりクリックするのは、皆、だいたい検索結果の1ページ目だけです。じっくり情報を探す人でも、2〜3ページ目くらいまでが多いです。

なお検索結果が1ページに10記事ほどなので、この10記事の中に自社のサイトが出てこないとなかなかアクセスを得ることは難しいでしょう。

対策方法

まずは20位以内(2ページ目)には表示されることを目標としましょう。

もし公開されたページがGoogleインデックスに登録されても、検索結果が下位順位(50位以下など)ではユーザーに見つけてもらうことはほぼないので、当然アクセスもされません。

ゴールを設定していない

当然のことですが、自社にとってのゴールをサイト内に用意していなければリストの獲得はできません。

ホームページでいうゴールとは、サイトにきたユーザーに商品やサービスを売ることや問い合わせをもらうことではありません。

対策方法

あくまで「ホームページからリスト」を獲得することを設定しましょう。

ゴールの設定を誤ってしまう・設定をしていないと、当然のことですがアクセスにはつながりません。

オファーがない

リスト獲得用のページがあっても、ただ単に「ここから登録してください」とお願いするだけでは誰も登録してくれません。

なぜなら訪問者はあなたのことを何も知らないからです。そんなあなたに貴重な個人情報(メールアドレスなど)を簡単には教えられません。

対策方法

そのために「提案・交換条件」などをユーザーに提示する必要があります。

例:「あなたに●●をプレゼントします。プレゼント獲得にはメールアドレスの記入をお願いします。」など

オファーをしっかりと用意して初めて、リストが獲得できるという仕組みです。

検索の答えがサイトにない

まずユーザーは疑問や不安の解決など目的があって答えを探すために、任意のキーワードを入れて検索します。

そのため、もし自社のサイト内にユーザーが検索した答えがなければすぐにユーザーはそのサイトやページから去ってしまいます。

対策方法

求めているものは疑問・質問に対する答えなのであって、会社概要や商品説明ではないことを念頭に置きましょう。

まずはサイト内にユーザーが求めている答えが明確になっていなければ、検索結果に反映されることはないでしょう。

特に「見込み客」はインターネットを使って検索をします。その質問に対して専門家として答えを用意するというサイト構成を意識しましょう。

ユーザーの検索意図とコンテンツの内容の不一致

検索意図と記事の答えが一致しないとホームページで集客はできません。

質問(検索)に対する答えを記事に書いているつもりでも、見込み客(検索者)のことをよく知っていないと、検索意図とズレた誤った方向の答えを書いてしまうことがあります。

対策方法

検索キーワードは、略して入力されてくることが多いので、なおさら、検索意図を誤りやすくなります。

検索意図と記事の答えが一致しないと、その検索に対する答えを書いていることにはなりません。

すると、答えとなる記事が存在していないのと同じ状況になってしまいます。

もしくは、全く想定外のキーワードでアクセスが来たりします。その場合は、アクセスが来ても、質問(検索キーワード)がズレているので、見込み客になり得ない人のアクセスとなる場合が多いです。

見込み客のことをよく知り、検索意図に合った答えを記事として書くようにしてください。

分かりにくい・説明不足の内容

説明不足やわかりにくい、質の低い記事だと、Googleは検索者におすすめできないので、検索順位は下位になります。あまりにも質が低いと、インデックスに登録されない可能性もあります。

対策方法

質の低い記事・コンテンツの特徴と、改善方法は以下の通りです。

  • 見にくい → 見やすい(例:小見出しを入れる)
  • 読みにくい → 読みやすい(例:こまめに改行する)
  • 説明不足 → 十分な説明(例:具体例を挟む)
  • わかりにくい → わかりやすい(例:文章を簡潔にする)
  • 説明過多 → 適度な説明量(例:別記事で外出し)
  • 余談が多い → 適度な余談(例:数行でおさめる)
  • 専門用語 → 一般用語(例:検索クエリ→検索キーワード)
  • カタカナ語 → 一般用語(例:エビデンス→証拠) など

なお、日本語の正しい使い方や文法にこだわりすぎる必要はありません。あくまで、ユーザーにとって読みやすいと感じてもらえるかがポイントです。

仮に常用されている日本語が間違っていても、正しく通じていれば問題ないということです。

例:「全然大丈夫」「爆笑する(正:大勢の人が一度に笑う)」

オリジナリティに欠けるコンテンツ

もし、検索結果の1位から10位まで、全てほぼ同じ内容の記事がズラっと並んで出てきたら、ほとんどの人が1位よりも10位の記事をみるでしょうか。

Google検索エンジンも同じ考えです。他のどこかの記事とほぼ同じ内容のオリジナリティの無い記事は、検索順位が下位になる可能性が高いです。

最悪のケース、インデックス登録もされない可能性があります。そのため、記事にはオリジナリティが求められます。

対策方法

とはいえ、どこにもない未発表の新事実を必ず入れなければいけないというわけではありません。

なぜなら、Googleを含めインターネット上にある情報のほとんどが他のサイトやページの使いまわしだからです。

今回の記事にある情報も、私がどこかで得た情報の一部があるでしょう。

しかしあくまで一部の情報をもとに、私自身の言葉・文章で執筆して、こうして有益な情報になるように提供しています。

オリジナリティとは、自身の言葉でしっかりと表現できるかどうかということです。

そのため、まったくのオリジナルな情報であることが望ましくても、「絶対」ではありません。

有益な情報が少ない

「検索ニーズに沿うような記事が書けた」「オリジナリティを意識した」「検索順位は上位になった」

としても、その記事がサイト内のたった1記事しかなかった場合、十分といえる「アクセス数」には結び付きません。あくまでもサイト内でのアクセス数が重要です。

  • 100アクセスある記事 × 1記事 = 計100アクセス
  • 100アクセスある記事 × 10記事 = 計1000アクセス
  • 100アクセスある記事 × 50記事 = 計5000アクセス
  • 100アクセスある記事 × 100記事 = 計10000アクセス

「100記事もかけないよ」と思うかもしれませんが、ネタがないのではなく、「見込み客の悩み・ニーズ」を洗い出せていないケースがほとんどです。

記事タイトルに魅力を感じない

検索結果で最初に見るのはタイトルでしょう。そのため、記事タイトルに魅力を感じなければユーザーはアクセスしてくれません。

通常、検索結果が一番上の1位表示だと、30%前後の確率でクリックされます。ところが、5%とか、ひどい場合だと1%とかになる場合があります。

ただし、タイトルは変に面白おかしくしないでください。検索キーワードをタイトルに入れて、何が書いてあるか分かるタイトルにしてください。その上での工夫という意味です。

対策方法

魅力的なタイトルを付けるコツは数多くありますが、その中でもまず最初に意識してほしい3つのポイントがあります。

  • ターゲットをとことん絞る
  • ターゲットの欲求をとことん理解する
  • ベネフィットをとことん追求する

サイト作りの基本はタイトルでも一緒で、まずはターゲットをしっかりと絞り切ることです。そして絞ったターゲットのニーズは何なのかを明確にすることも重要です。

最後に、自社のサイトやコンテンツを読むことで、ユーザーはどんな効果や利益が得られるのかを追求しましょう。

ユーザーに「この記事を読んでよかった・参考になった」と思ってもらえることが大切です。

SEOを意識したコンテンツ作りになっていない

SEOとは Search Engine Optimize の略で、「Google検索で上位に表示されるようにサイトや記事の設定や書き方を調整すること」のことを指します。

SEO対策は施策方法が数多く、それを全部こなすのは難しいと感じるかもしれませんが、必ずしも全部行う必要はありません。

GoogleはSEOを意識したサイトを評価するアルゴリズムになっています。

そのため、SEOを意識したサイト・コンテンツ作りをすることは検索上位に入るための近道にもなります。

対策方法

SEO対策やSEOライティングのコツやポイントはいくつもあるので、全てをここで説明できませんが、代表的なポイントを1つ言うとしたら、「検索キーワードを記事に入れる」です。

  • タイトルに検索キーワードを入れる
  • 見出しにも検索キーワードを入れる(ただし無理なく自然に)
  • 本文中にも検索キーワードを入れる(ただし無理なく自然に)

SEO対策初心者の人でも、上記3つを意識してサイト作りをするだけでも検索上位に反映することが多いです。

自社ホームページで集客できない原因:リスト獲得ができないケース

ターゲット層・コンセプトがあいまい

ホームページのコンセプトやターゲットが曖昧だったり広いと、見込み客リストに集客することはできません。

  • サイト訪問者:自分のスキルを武器に一人起業したい人
  • あなたの職種:起業コンサル
  • リスト登録用オファー:「自分のスキルを商品化し7ステップで起業する方法」ガイドブックを無料でプレゼント!

対策方法

サイトコンセプトでは以下の正誤を参考にしてください。

  • X:転職に関する情報サイトです。
  • X:男性、女性、サラリーマン、主婦、シニア層まで!士業にWEBデザイナーから飲食系もネットショップも!リアルもWEBも起業に関する何でも情報サイトです!
  • ○:自分のスキルを商品化して一人で起業したい人のための情報サイトです!

リストに登録してもらえる可能性が最も高いホームページは、3つ目のコンセプトのホームページになります。

 

コンセプトやターゲットを絞ることは、リスト獲得のためにとても重要です。

売り込み要素が強すぎるサイト構成

売り込むホームページになっていると、見込み客リストに集客することはできません。

「自社の商品・サービスは!」「特徴!メリット!」「他社と比較して安い!」「今ならキャンペンで~」

といった売り込みが強すぎるサイト構成は、せっかく良いオファーだったとしても「登録すると広告やDMがやたらきそうでいやだなぁ」と思われてしまうことが多いです。

対策方法

なので、できる限り、ホームページでは、商品やサービスの情報は見せないようにしてください。商売色を出さないようにしてください。

勘違いしてほしくないのですが、これは、情報を隠すという意味ではありません。検索を行って訪れた人は、その段階では誰一人、あなた会社の商品やサービスの情報を求めていないと思っておきましょう。

コーポレートサイトやサービス紹介用のホームページと、集客用の情報サイトとしてのホームページと2つに分けて運用するとスッキリします。

デザインがメッセージよりも目立ってしまう

デザインがメッセージに勝っていると、見込み客リストに集客することはできません。

ホームページは”作品”ではありません。綺麗、おしゃれ、カッコいい、デザイン性に優れているという見た目の理由で、リスト登録してくれる人はいません。

見た目デザインよりも、テキスト、言葉、文章、メッセージ、いわゆるコピーライティングの方が何十倍も重要です。

おしゃれでカッコいいデザインにしすぎて、大切なメッセージがデザインに負けているケースは多いです。さらに文章まで、おしゃれにカッコよくキメていると、もう最悪です。何も読み手に伝わりません。

見た目デザインへのこだわりは、そこそこにしてください。むしろ、少しダサいくらいで丁度良いかもしれません(一部、美容やファッションやデザイン系のビジネスは例外あり)。

対策方法

売れるホームページデザインや集客できるホームページデザインとして、必要なユーザビリティ・デザイン(顧客体験デザイン)ですが、重要ポイントは、以下の3つです。

  • 探しやすい
  • 読みやすい
  • 邪魔しない

あれもこれもと詰め込んだ、ごちゃごちゃしたホームページは、必要な情報を探し難くなります。顧客(閲覧者)は大いに困ります。

何も知らない閲覧者になりきって、情報が探しやすいかどうかを考え、人に優しいデザインにしてください。

邪魔しないデザインとは、特別なことをしなければ意識せずでも実現できることですが、次のような、読み手の邪魔をするデザインのホームページも多く見かけます。

たとえば「変に動きのあるサイト」「いきなりポップアップが出てくるサイト」「広告がところせましと貼ってあるサイト」などです。

リスト獲得用ページへの誘導が薄いorない

リスト獲得用ページ(ランディングページ(LP))への動線が無いと、見込み客リストに集客することはできません。

各記事に多くのアクセスがあっても、アクセスのあったページから、リスト獲得用のページに進む道が用意されていないと、当然ながら見込み客リストの獲得にはつながっていきません。

対策方法

以下のようにリスト獲得用のページに進めるようなわかりやすい動線やアナウンスを用意しましょう。

  • ヘッダーメニューから→LP
  • サイドバー領域から→LP
  • 記事本文中から→LP
  • フッターメニューから→LP
  • ポップアップから→LP

リスト登録を目的としたオファーが弱い

リスト登録へ向けたオファーが弱いと、見込み客リストに集客することはできません。

例)

  • サイト訪問者:自分のスキルを武器に起業したい人
  • あなたの職種:起業コンサル

オファーの場合は以下を参考にしてください。

オファー

  • オファーA: 無料でメルマガを購読できます!
  • オファーB:「自分のスキルを商品化し7ステップで起業する方法」ガイドブックを無料でプレゼント!さらに○○など3つの特典付き!

上記のオファーのうち、登録してもらえる可能性が高いのは、2つ目のオファーBです。(オファーAは登録率0%になる可能性もあるくらいオファーが弱いです)

ここで注意なのがリスト登録してもらうためにオファーを強くしすぎると、登録率や登録数は上がりますが、逆にリストの質が落ちることがあります。

たとえば、全く興味がないのに「何かお得そうだから…」という理由だけで登録してくるリストなどです。

頑張ってもホームページで集客ができない根本原因は?

いろいろなノウハウも学んだし、いろいろなツールも使っているし、なのに全く集客できない…」という会社も多いです。

もしかしたら根本的なところに原因があるかもしれません。ここでは頑張っているのに思ったように自社ホームページに集客できない根本原因を解説していきます。

ユーザー目線で作れていない

もし自分でコンテンツ(記事)作成をしていれば、ついつい「自分」を主人公にしてしまうケースはないでしょうか。

意外かもしれませんが、どうしても自分目線・自分の立場で表現してしまうサイトは多いです。

しかしビジネスやマーケティングの主人公は、自分ではなく相手(顧客、見込み客、潜在顧客、検索者、訪問者、読者、など全てのターゲット)です。基本に立ち戻りましょう。

コンテンツの見直し

冷静に自分のホームページ、ブログ、広告、チラシ、セミナー、メルマガ、商品、などのコンテンツをあらためて見つめ直してみてください。

私は、私は、私の技術は、私の商品のメリットは、私の商品の品質は、私の経営理念は、私は、私は、私は…」と。

全然そんなつもりは無くても、自分が主人公になっちゃっていませんか?大きな声で独り言を叫んでいる感じになっていないでしょうか?

自分は主人公ではないということを認識しましょう。

売り込みすぎない

新規客を集めるのに、いきなり売ろうとしていませんか?いくらターゲットを主人公にしても、いきなり売ろうとしたら台無しです。

よく考えてみてください。知らないサイトから、知らない会社から、知らない人から、知らないサービスや商品を買う人がいると思いますか?(たとえどんなに良いものでも)

いませんよね。(世の中に1人くらいはいるかもしれませんが)

いきなり売ろうとしている状態であれば、それはまだまだ自分が主人公のままだということです。

広告にしても、ホームページにしても、SNSにしても、とにかく売ってはいけません。売って良いのは顧客リスト、または、見込み客リストに対してのみです。

これはマーケティングの基本中の基本なので、しっかりと意識しましょう。

ユーザーのことを分からない・調査不足

相手(ターゲット)のことをよく知らないと、何をやっても集客できないです。どんなにがんばっても集客できないです。

ビジネスやマーケティングは相手(ターゲット)が主人公です。

当然のことですが、主人公(ユーザー)のことをよく知らない状態では何もできません。

「自分はわかっている!」と思っても、それは「わかっているつもり」かもしれません。

SEO対策・SEOサイトを長年運営している人であっても、ユーザーの理解や検索意図を完全に理解することはとても難しいです。

だからこそ、ターゲット・ユーザーのことをもっと知ろうと意識して調査・分析をし続けることが大切です。

つまり「自分はユーザーのことをまだまだよくわかっていない」という自覚を常に持ち続ける考えが重要になるでしょう。

自分のことが見えていない

先ほどは、「自分のことしか見えていない」ことを根本原因として紹介しました。かといって、自分のことを全く見なくていいというわけではありません。

相手のことを分かっていたとしても、自分のことが分からない・気づけないという人は案外多いものです。

コンテンツ作りにおいての良し悪しは自分がよくわかっているものです。そのため、自分がよくわかっていないと、間違った判断をしてしまう可能性もでてきます。

そこで「第三者の視線」を借りるのがおすすめです。

ただし、家族、知人、友人、といった、あなたと親しい人の目は、変なフィルターがかかっているので、正確な判定ができません。

極端な否定、極端な持ち上げ、などの意見になることが多いです。親しい人の目は避けるようにしましょう。

コンセプトやポジショニングが間違っている

自社サイトはコンセプトやポジショニングが間違っていると、いくらSEO対策などの施策を行ったとしてもびっくりするほど集客に結び付きません。

しかしコンセプトを絞る・ポジショニングをしっかりすることは難しいです。

たくさんの調査や分析(3C分析※など)をして、熟考を重ねて設定したポジションやコンセプトでも外すことは多々あります。

対策方法

現在は何百万とPV数を獲得している大手のサイトでも、サイト設立当初は誰もが多少の失敗や苦労を重ねているものです。

特に最初のポジションやコンセプトは変更することが多く、回数も3回・4回と複数回行うのが一般的です。

そのため、最初のうちは過度な期待をせずに、小さく対策を重ねて小さな失敗を繰り返して、徐々にポジションやコンセプトを修正して…を続けていくことです。

売れるポジションやコンセプトが見つかったら、一気に状況が変わることも珍しくありません。ポジションやコンセプトが誤っていないか?ズレていないか?再度、チェックしてみてください。

トライ回数が少ない

ポジショニングやコンセプトは複数回修正を繰り返すべきと紹介しましたが、これはホームページ作成に限らず、ビジネスやマーケティング全般に言えることでしょう。

1度や2度のトライや失敗・改善くらいで思ったように成果が出ることはまずありません。

ほかのサイトと同じことをしたからといって必ず同じような効果が出るとは限りません。

手ごたえを感じるまで繰り返し続けることが大前提です

業者にすべて任せきってしまう

ホームページの作成や運営・SEO対策などは自社だけでなく、専門の業者に依頼することもできます。しかし、業者にすべて任せっきりにしてしまうのは危険です。

自分の思いや考え・サイトのコンセプトを一番理解しているのは会社です。

そういう面でいえば、自社のサービス・商品を一番理解し、顧客のことを理解しているのが業者ではなく自社です。

そのため、業者にすべて任せっきりでは、思った集客に結び付かないことが多いのです。

対策方法

集客などのマーケティング活動は、あなたが先頭に立ってください。ひとりビジネスの場合は、あなた自身がマーケティングや集客を行うようにしてください。

どうしても業者を使う必要があるのなら、あなたが業者に細かく指示を出してください。業者の指導もしてください。手足を動かす人や演者は業者でもOKですが、監督はあなたでないと上手くいきません。

また、業者が行っていることを共有することで、もし契約期間が終わっても自社で運用していくことができます。

主体は自社(自分)で行い、難しい部分・専門性の高い分野など一部を、専門の業者の力を借りるという使い方が望ましいです。

中途半端な施策

「自分はとても頑張っている」と思っても、それは「つもり」かもしれません。

成功しているサイト・会社は、自分よりももっと苦労や施策を重ねていることが多いからです。

もちろん自社が努力不足というわけではありませんが、その頑張り(施策)が中途半端である可能性を考慮しましょう。

集客には「コツコツと継続すること」を最初にお伝えしましたが、そのコツコツと続けるというのが難しいです。

ルールやセオリーに従っていない

世の中には、先人がまとめてくれた、上手くいく「型」というものがあります。その型を詳しく教えてくれる人もいます。ですが、その型を破って、教えも聞かず、自己流で進めていては、上手くいくものも上手くいかなくなります。

人と違うことをやりなさい。逆を行きなさい。まだ誰もやっていないことをやりなさい。これは、ビジネス成功哲学の一つです。正しい考え方です。

ですが、あくまでも、この考えは、普遍的な基礎・基本という土台の上で成り立つ考えです。そこを勘違いしてはいけません。

特にホームページの作成を始めて作る・マーケティングやSEO対策ビギナーであれば、まずはセオリー通りに行動してみるのがおすすめです。

それからでも我流や自分のやり方を試してみるのでも遅くありません。

ホームページで集客をする効果的な方法

ホームページで集客できない原因を紹介していきました。ここでは、具体的に集客につながる効果的な方法を項目ごとに紹介していきます。

ブログを使った集客

検索エンジンの検索結果から、自然にユーザーが流入してくれることを目標とするなら、ホームページに合わせてSEOを意識したコンテンツ作りをしましょう。

ツールやテクニックよりもマーケティングを知る

SEO対策やサイト作りをしていると、どうしても近道をしたくなる・効果的なコツを知りたいと思うのは普通のことでしょう。

そのため、ツールやテクニックをついつい調べがちですが、高度なテクニックを得てもそれだけで集客効果はありません。

基本はビジネスやマーケティングに関する知識が必須になります。その知識を持った上でツールやテクニックを活かすという順番です。

そのため、サイト作り・改善を始めたばかりであればまずはマーケティングの知識や理解を深めましょう。

お客様の声・評価を使った集客

自社ホームページを作る上で大切なのは顧客のニーズを大切にすることです。そのため「お客様の声」や「評価」などを記載するのもいいでしょう。

顧客や利用者のリアルな評価を載せることは以下のような効果が期待できます。

  • どんな人が利用しているのか
  • どんな効果がでるのかイメージしやすい
  • 商品やサービスへの信頼感が得られる
  • 宣伝ではなく商品・サービスの魅力が分かる

もし利用者と同じ悩みを持っている人が検索をして流入してきてくれれば、すでに利用している人の意見は、情報の信頼性にもつながります。

SEO対策を行う

自社ホームページで集客を目指す際にぜひ意識してほしい「SEO」ですが、具体的にどんなことをすればいいのでしょうか。

ここでは、初心者の人でもまず取り組んでほしいことを厳選して紹介します。

ターゲットを絞る

ホームページは比較されるものです。

ですから、比較されたとき勝つためには、誰のものであるのかを明確にしておきましょう。

ターゲットを絞ることは、キーワードの選定にも通じることなので、ターゲット層をできる限り絞ることに注力しましょう。

まずは「3C分析」を活用することをおすすめします。

  • 自社分析:自社の強みの洗い出し・経営資源・ノウハウなどの情報整理
  • 市場・顧客分析:ターゲット顧客のニーズ・発注先の選定基準・ネットでの新規発注先を探す際の動機を考察する
  • 競合分析:市場・顧客分析で使った検索キーワードをもとに、競合企業のWebサイト数などを調べて、市場規模を把握する

市場・顧客分析では、「キーワードプランナー」を使うことで可能です。関連性の高いキーワードや、月間検索ボリュームなどが調べられるので、自社で対策したいキーワードの需要が洗い出せます。

コンテンツの質を上げる

コンテンツの質を左右するのが以下の4つのポイントです。

  • 上位サイトの傾向を参考にする
  • オリジナリティ
  • 可読性が高い
  • 情報網羅性

Googleの検索結果上位に入っているサイトは、どんなキーワードを盛り込んでいているのかを確認しましょう。

コンテンツSEOにおけるコンテンツ執筆では、上位にランクインしているサイトがどうして上位なのかを知ることが大切だからです。

次に重要なのが、「読みやすさ・見やすさ」についてです。いくらコンテンツが上位にランクインされても、コンテンツをしっかりと呼んでもらえなければ意味がありません。

ユーザーが検索結果から自サイトに流入してくれても、すぐにそのページを閉じてしまう(離脱)してしまっても、評価されないからです。

ユーザーにとって読みやすい構成になっているかは、本文執筆の前に再度確認しましょう。

またテキストだけの記事や、長すぎる文章はユーザーが途中で読むのをやめてしまう・飽きてしまう可能性もあります。

適度に画像や動画、表といった視覚的な刺激を挟むのも離脱を防ぐコツとして使っていきましょう。

最後は「情報が網羅できているか」がポイントになります。ユーザーの検索意図に対して、疑問を解決できる情報が盛り込まれているかは、コンテンツの中で最も重要になるでしょう。

また、ユーザーの検索意図は、いつも1つだけとは限りません。似た検索意図を持っているユーザーも、読んでよかったと思えるような情報も記載されているとより質の高い記事といえます。

もちろんSEO対策としても、情報の網羅性は評価において重要なポイントになります。

コツコツ続ける

基本的に、ホームページの改善や施策は1回や2回程度の施行では効果が出ないものと考えましょう。

そして、サイトを運営することで一番難しいことは「コツコツ続けること」です。

この継続に必要な時間や手間をどこから捻出するか、もし捻出できないなら費用をかけてでも専門業者に依頼するか検討する必要があります。

日常的な業務のほかにホームページの改善のために避ける時間は限られているでしょう。

そこで、1つ目標やルーチンを決めてしまうのがおすすめです。

  • 1週間に1個は自分でコンテンツ作りをする
  • 1週間に2個のコンテンツを業者に依頼する

特にサイト作り初期の時や改善を始めてすぐの時は、あまりお金や時間をかけすぎないように、少しずつ行うことをおすすめします。

検索以外で自社ホームページで集客を目指す方法

SNSによる集客

SNSは個人だけでなく企業や団体などがビジネスシーンで活用するのが当たり前な状況です。

そのため、純粋な検索エンジンからの流入以外にもSNSを使った集客を目指すのも1つの手でしょう。

メリット

SNSを使った集客のメリットは以下が挙げられます。

  • 費用がかからない
  • すぐ始められる
  • 関係性の構築が早い

Twitter・Facebook・Instagramといった誰もが知っているSNSは、いずれも始めるのに一切費用が発生しません。

ホームページを開設・運営する場合には初期費用のほかに毎月1,000円程度の費用が発生することが多いです。

しかしSNSは完全に無料なのが魅力です。しかもずっと使っていても無料なのがホームページにない特徴です。

SNSはパソコンが無くてもスマホがあれば始められます。プロフィール記入など、少しは登録作業に時間がかかりますが、何時間もかかりません。

なので、あっという間に、潜在顧客への集客アプローチを開始できます。

デメリット

  • 反応が得られるのは投稿時のみ
  • SNS疲れ・SNSストレスのリスク
  • アカウント停止で全滅

SNSでの投稿は、投稿後も消えはしませんが、WEBサイトの記事のように蓄積されず、下に下にと流れ去っていきます。

一般的に投稿をした瞬間から数時間か長くても数日程度しか効果が得られない傾向にあります。

また、投稿をやめれば集客もすぐに止まってしまう点があります。

さらに、SNSはユーザーと気軽にコミュニケーションが取れる反面、常に多くの人とコミュニケーションをとらなくてはならないというデメリットもあります。

SNSが好き、SNSは仕事だと割り切れる、SNSは苦にならない、といったコミュニケーション上手な人は良いですが、そうでない場合、大きなストレスになる場合があります。

最後の「アカウント停止」ですが、WordPressをはじめとする自己資産になるWebサイトを運営していれば問題ないですが、SNSを利用した集客にリソースを割きすぎると、もしそのサービスが終了してしまった場合、今までのフォロワーや実績もすべてなくなります。

外部サイトによる集客

外部サイトとは、たとえば、仕事のマッチングサイトや、セミナーやイベントの告知サイトのことです。そのサイトの中に登録した情報を見てもらって、問合せなどをもらうというのが、外部サイトによるWEB集客です。

  • クラウドワークス(仕事のマッチング)
  • ランサーズ(仕事のマッチング)
  • ココナラ(仕事のマッチング)
  • ストアカ(セミナー等の告知)
  • こくちーずpro(セミナー等の)
  • セミナー情報.com(セミナー等の告知)
  • ホットペッパービューティー(店舗広告等)

ただし、自社のホームページへの誘導を禁止している外部サイトサービスが多いので注意しましょう。

メリット

外部サイトによるWEB集客のメリットは下記の通りです。

  • 初心者でも始めやすい
  • 半分集客済み状態
  • すぐ始められる

もし外部サイト自体が有名であれば、そこに多くの人が訪れているので、集客をするのにはうってつけです。

さらに検索上位に表示させることも、SNSのように日々の付き合いを行うことも不要です。もう既に半分は集客済みといった感じです。

そして外部サイトはプラットフォーム化されており、情報を登録するページもフォーマットが決まっています。

登録情報の審査が入るサービスもありますが、何日もかかるわけではありません。ほとんどの場合、その日から集客を始められます。

デメリット

メリットもいくつかありますが、当然ですがデメリットも存在します。

  • 埋もれる
  • 有料の場合は利益率が下がる
  • サービス終了時は集客の手立てが消える

特にマッチングサイトや告知サイトは便利なので、多くの人や会社が利用しているため、その分競争も激しいです。

テーマによっても異なりますが、告知内容が他社よりも魅力的でないと埋もれる・見てもらえません。

そしてサイトが有料だった場合は、なかなか思うような利益は出せません。料金などは事前に規約等を確認しておきましょう。

最もリスクといえるのが、サイトのサービス終了時です。

告知サイトやマッチングサイトもSNS同様で、あなたの所有資産ではありません。アカウントの停止、サービスの人気下降、サービスの終了、いつどうなるか分かりません。

もし、何かあった場合は、一気に集客できなくなる可能性大です。

アフィリエイトによる集客

アフィリエイトとは、WEB上(サイトやブログやメルマガなど)で、第三者が広告主の商品などを紹介することです。アフィリエイターとは、それを行う人のことです。

紹介を介して成約につながった場合は、成約に対する対価をアフィリエイターに支払います。なので、アフィリエイトは紹介広告というWEB広告の一種とも言えます。

メリット

  • 成果報酬である
  • すぐに結果が得られる
  • 一気に大量の集客を行いやすい

アフィリエイターに支払う費用は、「成果報酬」です。そのため、成果が出たときにのみ費用が発生するという仕組みです。もちろんですが、成果に至らなかった場合には費用は掛かりません。

なので、アフィリエイトの場合は、通常の広告のように、空振りしたら大赤字ということにはなりません。

そしてアフィリエイターに人気や信頼がある場合で、かつ、そのアフィリエイターが大量のファン、リスト、などを持っている場合は、一気に大量の申し込みにつながる場合があります。

ただし、自社の商品やオファーが魅力的であり、かつ、販売や登録ページが最適化されている場合であることが前提となるので注意しましょう。

あなたの商品が売れないものだと、逆にアフィリエイターの方から、その商品の紹介はできないと断られます。売れない商品を紹介しても売れないからです。

デメリット

  • 見込み客の質が落ちる場合あり
  • 評判が落ちる場合がある

アフィリエイターの紹介の仕方によっては、あなたが狙う見込み客層と異なる、質の低い見込み客ばかり増える場合があります。

それはアフィリエイターにはプロだけではないという点です。そのため、自分に利益を優先しすぎるせいで、正しい紹介をしてくれないケースも少なくないです。

そのためアフィリエイターの選定や指示は厳しめにしないと失敗しやすいリスクがあります。

アフィリエイターの紹介の仕方によっては、あなた自身や、あなたの商品の評判が落ちる場合があります。

理由は前述したことと同じです。変な紹介をされてしまう場合も多いからです。

当然のことですが、アフィリエイターを使った集客には費用が発生することも忘れずに!

まとめ

自社ホームページで集客できない原因を紹介しました。原因はいくつもあり、自社のホームページはどれに該当するのかを知ることが大切です。

まずは検索上位に入ることが前提ですが、上位だからといって思ったような成果が必ず出るとは限らないのがホームページの難しさです。

大切なことは、ユーザーの目線でサイト作りができるとかということでしょう。

もし自社だけで運営や改善が難しいという場合には、部分的に専門の業者に依頼するのもいいでしょう。

自社だけでは気づけなかった改善点などを提案してくれるので、ノウハウの蓄積にもつながります。

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執筆者

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