メタバース(仮想空間)とは?【VRとの違いや仕組みやNFT・仮想通貨との関連】

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メタバース」という言葉をご存知でしょうか?

3次元の仮想空間を利用したサービス群のことを指す言葉ですが、日に日に耳にする機会が増えてきている単語です。

今回はそもそもメタバースとはなにか、何ができるものなのかなどを総合的に紹介していきます。

自分には関係ないと思い込んでいるだけで、想像以上に身近にメタバースの影響は広がってきています。

目次

メタバースとは

メタバース(Metaverse)メタ(meta)という視点の外側にたって見ることや、何かを超えることを意味する単語とユニバース(universe)を組み合わせた造語です。

言葉の通り、現実には侵入することのできない宇宙のように広大な仮想空間を表しているのがメタバースという単語です。

ビジネス的には仮想空間を利用したサービス群のことをメタバースと総称することになりましたが、きっかけは一つのとあるインターネット上のサービスでした。

セカンドライフ(Second Life)と言われれば聞いたことがある人も少なくはないと思いますが、2006年ごろに世界的に注目を集めました。

セカンドライフ

メタバースの先駆けとも言えるのがセカンドライフです。

セカンドライフはインターネット上にある広大な仮想空間で現実とはまた違ったもう一つの生活ができるという、文字通り第二の人生ともいえるサービスです。

日本ではMMORPGが2002年辺りから注目され始めており、セカンドライフもその延長と捉えられがちでした。

MMORPGはMassively Multiplayer Online Role Playing Gameの略で、オンラインによる大規模多人数同時参加型のロールプレイングゲームのことです。

日本ではゲームの延長というイメージもあってそこまで大々的に流行はしませんでしたが、アメリカでは瞬く間に100万人ものユーザーを擁した一大サービスとして知名度を誇りました。

金融機関やファッションブランドなども参入して、セカンドライフ内でプロモーションショーを行っていました。

オンラインゲーム

MMORPGなども2010年代以降ではほとんどが3次元の仮想空間でのゲームとなっています。

知名度の高いもの
  • マインクラフト(Minecraft)
  • ロブロックス(Roblox)
  • フォートナイト
  • あつまれ どうぶつの森

これらのゲームの特徴は3次元の仮想空間というだけではなく、世界的にユーザーが多いコミュニティとしての機能を果たしていることと圧倒的な自由度があります。

現実世界とは違ったサードプレイスとしてのもう一つの空間として広く認知されています。

どれも一つのゲームとしての影響力を遙かに超える存在になっています。実在するブランドや商品のPRに使われるケースなどもあり、様々な企業がメタバースとしてのゲームにも注目しています。

ゲームとして何か目的をクリアするというものではなく、仮想空間に自身のアバターを伴ったコミュニティが存在するというのが重要になっています。

現実世界の人間関係とは別に、しがらみなどのない人間関係のコミュニティが欲しいと感じている人は決して少なくありません。

現在では上記以外にもメタバースと呼べる大規模な仮想空間は数えきれないほど存在しています。

メタバースでできること

メタバースはインターネット上の仮想空間であり、現実世界とは別の世界です。

現実とは異なるが故にメタバースだからこそできるということが多く、それがメタバースの魅力にも繋がっています。

ソーシャルプレゼンス

メタバースの特徴には、どんな場所にいてもメタバースを通じて他の人と常に一緒にいるという安心感があります。

これをソーシャルプレゼンスといい、SNSを始めとしたインターネット上のコミュニティにとって非常に重要な要素の一つとなっています。

プレゼンスは存在や存在感の意味で、社会の中で自分と他人が繋がりをもって存在している感覚を得られることを表しています。

現代社会においてSNSは必須と言っても過言ではない環境になっており、大規模なSNSのコミュニティは非常に影響力がある存在です。

文字や画像だけのSNSと比較するとメタバースでは自分のアバターを含めた3Dの仮想現実があることが特徴で、より現実に近いソーシャルプレゼンスを得られると言えます。

メタバース自体はまだ発展途中のものであり現実とは切り離されて考えられがちです。しかし、そう遠くないうちによりリアルで、現実に限りなく近いメタバースが生まれるでしょう。

SNSを活用した広告や話題作りは日に日に盛んになっており、メタバースを利用したPR広告なども増えてきています。

メタバースが第二の生活の場となっていくことでその影響はどんどん強まるでしょう。

オンラインゲーム

先に紹介した通り、有名なゲームもメタバースの一つとして認知されています。

MMORPGから始まったインターネットを通じて自由に仮想空間を楽しめるゲームは一人で行うものでなく、他人とコミュニケーションを取りながらプレイしていくものです。

現実には存在しない空間ではありますが、そこに友人が居て会話することができ、一緒に遊ぶこともできるという空間はメタバースならではのシステムです。

新型コロナウィルスの影響で世界中で外出を控える傾向にあったため、メタバースのゲームはユーザー数が増え、より巨大なコミュニティとなっています。

オンラインゲームと呼ばれるゲームも多くはメタバースに近いですが、メタバースは3Dの仮想空間を自由に行動できるものを指すのが一般的です。

古くはパソコン(コンピューター)からだけでしたが、最近では携帯ゲーム機やスマートフォン、タブレットから利用可能なゲームも増えています。

ゲームと言われると子供のものと考えがちですが、ビジネスの場として活用される機会も増えており侮れない存在になっています。

バーチャルオフィス

新型コロナウィルスの影響で在宅ワークに注目が集まりました。

その中でリモートワークやオンライン会議の仕組みを整備する会社も増えていましたが、中にはオフィス自体をメタバースの中で用意してしまうケースもあります。

バーチャルオフィスは社員がそれぞれ自宅であってもコミュニケーションを取りやすくする目的で導入されているケースが多くみられます。

ただビデオ通話などでオンライン会議をするだけではなく、それぞれがアバターを用意して同じ仮想空間内にいてコミュニケーションを取りあうことでスムーズな業務を行えるようにするものです。

国内に限らず同じオフィスを共有できるのは大きな強みといえます。

バーチャルオフィス自体も比較的新しい試みで、ベンチャー企業から大企業まで活用事例は存在します。

お互いに現実には出社していない状態なので社内でのルールが重要になってきます。

広告サービス

メタバースの最大の特徴は時間的にも、空間的にも非常に自由度が高いということです。

現実にどこかに行こうと思うと目的地への移動時間や移動手段が問題になりますがメタバースには関係ありません。また自由に構造物やアバターを設定できるものが多いため現実とは自由度が各段に違います。

テレビCMであれば放送される時間帯を意識する必要がありますし、広告としてアピールしたいものも写真か動画がせいぜいです。

しかしメタバースの広告は現実とは全く違う形式で時間や空間を自由に使うことができます

中にはメタバース内で見た商品をリンクから購入したりすることができるものもあります。

新たな広告の形態として注目を集めつつあります。

メタバースというフロンティア

メタバースは様々な角度からビジネスと結びついており、新たなビジネスのステージとして関心が高まっています。

SNSの未来形ともいえるメタバースは様々な方面から注目を浴び、競争が激化しています。

SNS

2021年10月28日、Facebook(フェイスブック)社は社名をMeta(メタ)に変更すると発表しました。

メタバースの構築に注力することを強くアピールする社名変更でした。

巨大SNSとして世界的な知名度を誇るFacebookですが、アバターを用いた仮想空間とSNSを繋げることで様々な仮想体験ができるようになります。

Metaのプレビューでは自身のアバターがチェスなどのゲームを楽しんだり、リモート授業を受けたり、仮想空間内のコンサートに参加をしている光景が紹介されました。

現実世界でできることが仮想空間でならより手軽に行えるのが最大の特徴で、様々なビジネスに広がりを持たせることができます。

コミュニティが巨大であれば巨大であるほど経済効果は高まります。

FacebookがMetaと改名したのはSNSを更に発展させて、仮想空間上での巨大コミュニティを形成しようという意思の表れでもあります。

多種多様な企業

他のSNSやオンラインゲームなどはもちろん、様々な企業がメタバースに関連する技術やサービスの開発や投資が盛んです。

テック業界はもちろん、金融業界、広告業界、ファッション業界、その他の小売業などからも注目を集めています。

一見すると関係がないような業界でも実はメタバースを活用してビジネスの幅を大きく広げるチャンスがあります。

金融業界では仮想通貨の取り扱い、広告業界では仮想空間内での広告などのビジネスが可能です。

ファッション業界は現実に販売されている服をメタバース内のアバターに着用させるという例もあります。

アクセス端末の開発競争

そもそもメタバースはインターネット上に存在する仮想空間のため、インターネットへの接続が前提になります。

メタバースへの主なアクセス端末
  • VR
  • AR
  • コンピューター
  • スマートフォン
  • タブレット
  • ゲーム機

メタバースへのアクセスに必要な端末開発もビジネスとして大きく飛躍しました。

3Dの仮想空間を映像として映し出すには相応のマシンスペックが要求され、メタバースがより高水準のグラフィクスに対応するなら端末自体もそのグラフィクスに対応できる高性能なものであることが求められます。

現在ではスマートフォンなどでもアクセス可能なメタバースも存在しますが、よりリアルな仮想空間を体験するには高性能なゴーグルやヘッドセットが必要になってきます。

よりリアルなメタバースの世界を体験するには頭部にゴーグルやヘッドセットを装着することになります。

高い画像処理能力はもちろん、身に着けるものであるため無線化や軽量化がされた端末の開発競争も激化しています。

メタバースをビジネスに活用

具体的にメタバースを使ってビジネスをどう変えていけるのか気になっている人は少なくないでしょう。

3Dの仮想空間と言われるといまいちピンとこない人もいると思いますが、日常業務に想像以上の変化を与えるケースもあります。

メタバース内での会議

新型コロナウィルスの影響でZOOMなどを使ったリモート会議などを経験した方も少なくはないでしょう。

しかし画面越しに相手の姿が見えるだけでは現実感が乏しく、会議という感覚がないという人もいます。

VRゴーグルを使用してメタバース内の会議室にそれぞれがアバターとして着席するとよりリアルな会議となります。

VRを用いたメタバース空間への没入感は想像以上に強く、リモート会議とはまったく異なります。

イベントの開催

メタバース内でコンサートなどのイベントを開催するという活用方法もあります。

こちらも新型コロナウィルスの影響でミュージシャンの大規模ライブなどが開催できなくなった際に注目されました。

現実よりも自由度が高い空間を利用して、実際には不可能な演出などを行える可能性もあります。

またブランドのショーや美術品の展覧会などが行われたケースもあります。

実際に広大な会場を借りる必要がなく、実際に大勢の人が集まる訳ではないというのは利点です。

商品販売

メタバース内にショップを開き、現実の商品を販売することも可能です。

実際にショップで見るように商品を選ぶことができたり、スタッフに相談したりすることができるメタバースも存在します。

中には仮想空間内の土地やデジタツコンテンツを売買するというビジネスも存在します。

自由度が高いことがメタバースの特徴でもあり、多くの企業がメタバースの活用方法を模索しています。

メタバースとNFT

メタバースの最大の特徴は3Dの仮想空間で現実とは似て異なる様々な体験ができることですが、もう一つの大きな特徴がNFTです。

デジタルコンテンツの中に存在する財産を守るためにNFTの存在は不可欠といえます。

NFTはNon-Fungible Tokenの略で、翻訳すると大体不可能なデジタル資産を指します。

NFTは唯一の存在であり、その所有権が明確に示されるのが特徴です。

デジタルアート

NFTを活用したコンテンツの中にはデジタルアートと呼ばれる現実に存在はしないアート作品が存在します。

メタバース上に存在するデジタルアートの著作権や複製権は基本的に制作者に残りますが、所有権は絶対的なものです。

NFTとして造られたデジタルアート作品はネット上でその画像やコピーを見ることはできますが、その唯一性は揺らぐことがなく資産価値が上がる可能性を見込んで投資目的で購入されることもあります。

実際している芸術品なども展覧会や写真などで見ることはできますが、所有権は存在しているのが特徴です。

メタバースという仮想空間の中にあって唯一性を証明できるものはこうした実在の芸術品と同じように扱われています。

このようなデジタル資産を売買するのに利便性が高いのが仮想通貨です。

メタバースの存在を抜きで考えても資産価値が上昇傾向にある仮想通貨はNFTとの相性が良く、併せてメタバースを象徴するものになっています。

メタバース上の土地

メタバース内に存在する土地にもNFTが利用され、大規模なメタバースの土地は高額で取引されています。

現実には存在しない、あくまで仮想空間内での土地です。

しかしメタバースの可能性や注目度は上昇する一方であり、デジタルアートなどと同じで投資目的で売買されている背景もあります。

唯一性があり、所有権が明確に存在するデジタル資産は現実の不動産と同じように評価されています。

メタバースと仮想通貨

メタバースを活用しているサービスではそれぞれ独自の仮想通貨が存在しています。

例えばオンラインゲームなどでゲーム内で使用可能な通貨も一つの仮想通貨です。

オンラインゲームなどはサービスが終了してしまうと資産価値がなくなってしまうこともあり、資産としては認識されていません。

メタバースを発展させていく上でNFTを活用し、ゲーム内であっても所有権を有することで価値を守る仕組みは必要でした。

またその売買は世界中のユーザー間でやり取りされるため実在の貨幣を使用するという訳にもいかず、利便性と速度を併せ持った仮想通貨が最適です。

仮想通貨であれば国外との取引も容易で、取引も非常にスムーズという長所があります。

仮想通貨の運用もまたビジネスとして大きなチャンスがあります

仮想通貨を使った資産運用

現在では仮想通貨自体がデジタル資産として投資の対象になっており、Bitcoin(ビットコイン)などは時価総額が上昇を続けています。

その派生として仮想通貨を使ってNFTのデジタルコンテンツを投資目的で購入するという方法があります。

急成長を遂げている仮想通貨とメタバース上のデジタルコンテンツは相性がく、仮想通貨をただ売買するだけでなく活用する方法としても最適です。

メタバースへの注目度が上昇すると同時に仮想通貨もより一層成長していくことが期待できます。

メタバースを利用した仮想通貨の運用

メタバースはそれぞれの仮想通貨を独自に発行しています。

ユーザーは仮想通貨を購入することでメタバース内での売買に必要な通貨を得ます。

メタバースを運営している会社の仮想通貨を購入してメタバース内でサービスを利用することができるというのは、実在する株を購入して株主特典を得ることに近いとも言えます。

仮想通貨自体の価値はメタバースの規模や注目度によって変化し続けているのも特徴です。

これも株の性質に近く、メタバースへの仮想通貨による投資は株式投資と近いと言えます。

時価総額に注意

メタバースを利用した仮想通貨の運用の際に注意が必要なのは時価総額です。

各仮想通貨の時価総額は仮想通貨自体の市場価格と発行量に比例しています。

市場価値が高かったとしても流通量が少ない仮想通貨は取引量が少なくなってしまい、手放したいと思った際に売却できない可能性があります。

基本的に発行量が多いものは自然と市場価値も上昇し、時価総額としても大きくなる傾向にあります。

流通量が少ないが市場価値が高い仮想通貨は、何かのきっかけで注目されることがあれば一気に跳ね上がる可能性があります。

仮想通貨に関わるニュースなどを分析し、時価総額に注目しつつ投資をする必要があるのも他の投資方法と変わりません。

メタバースのメリット

ここまで紹介してきたようにメタバースは様々な分野に関りがあり、その活用方法も多角的です。

メタバースが生み出すメリット
  • 世界規模の大型コミュニティとしての存在
  • 現実に近い体験ができる
  • 現実では体験することが難しいものが可能になる
  • デジタル資産が現実の資産と同じように扱われる
  • 仮想空間を一つの経済圏とした世界にできる

メタバースへの関わり方は人それぞれです。

しかし、仮想空間であっても多くの人が存在している以上は様々な可能性があります。

世界規模の大型コミュニティとしての存在

メタバース内には国境がありません。

大規模なメタバースであれば世界中の人がアクセスすることが可能で、大規模なコミュニティとしての機能を果たします。

自分の住んでいる地域や国に限らずユーザーと交流することができ、様々なコミュニケーションを取ることができます。

FacebookがMetaと改名しメタバースに注力するのは、SNSを進化させる上で世界規模の仮想空間を開拓していくことの重要性を認識しているからでしょう。

他の巨大企業やSNSなども負けじとメタバースに関連する方針などを発表しています。

現実に近い体験ができる

バーチャルオフィスのように出勤していなくても仮想空間上のオフィスで仕事をすることができるのもメタバースの活用法の一つです。

それだけではなく、メタバース上にあるショップで買い物をしたりコンサートに参加したりすることもできます。

リアルな仮想空間では現実ではないものの、現実に近い体験をできるものが多く存在します。

もちろんユーザー同士で会話などのコミュニケーションを取ることも可能です。

アバターを通してにはなりますが、現実にできることの多くが仮想空間でも行えます

現実では体験することが難しいものが可能になる

メタバースはある意味で現実世界を超えています

現実では再現が難しい体験や、実現不可能な演出を行えるのもメタバースのメリットです。

現実のライブイベントでは当然ですがライブ会場の大きさに制限はありますし、すべての設備に質量があります。

そのため準備には時間や費用がかかり、演出としてできるものにも限度があります。

しかしメタバース内でのライブイベントであれば準備時間や費用は大きく削減することができ、アーティストが空を飛んだり巨大化したりといった現実には不可能な演出を行うことも可能です。

メタバース内にも昼夜が存在するものもありますが、時間を問わず接続できるのがインターネットの強みでもあります。

現実では夜中になれば活動する人は少なく、受けられるサービスなどに制限もありますがメタバースにはそういった制限がありません。

そういった意味でも自由度が高いもう一つの生活を得ることができます。

デジタル資産が現実の資産と同じように扱われる

NFTを使うことによってメタバース内で入手したものの所有権を得ることができるようになります。

メタバース内のアバターに購入した服や、デジタルアート、メタバース内の土地に至るまですべて売買が可能です。

それらを売買するための仮想通貨は現実には存在していませんが、投資対象になりうるデジタル資産の一つとして認識されています。

メタバースが今以上に普及していくことでより価値が高まる可能性を秘めています。

実在しない仮想通貨の資産価値を疑問視する人も少なくはありませんが、メタバースという仮想空間内ではっきりとわかる物や土地となることで見直されています。

デジタル資産である仮想通貨を利用してメタバース内でのNFTの購入という投資も可能です。

仮想通貨やNFTの投資は現実の投資とほとんど違いがなくなってきています。

仮想空間を一つの経済圏とした世界にできる

セカンドライフのようにもう一つの生活の場として参加するというユーザーも少なくありません。

しかし数百万人、数千万人というユーザーが活動をしているメタバースは一つの経済圏として影響力をもっています。

メタバースの経済効果はもはや無視できないレベルになりつつあります。

2020年12月から翌年3月にかけて経済産業省は「仮想空間の今後の可能性と諸課題に関する調査分析事業」を行い、報告書を公開しています。

一部の仮想空間が経済・生活圏を構築していく可能性や展望、問題点などを提起しています。

影響力が強まりつつあるメタバースへの方針決定は様々な企業で急務になりつつあります。

新しく開拓された世界で真っ先に新しいビジネスを展開するチャンスです。

またライバル企業が参入する前にビジネスを展開することで新しい経済圏で優位に立つことができるでしょう。

メタバースのデメリット

注目を浴び、急成長を続けているメタバースですがデメリットがない訳ではありません

メタバースのデメリット
  • 現実ではない
  • アクセスするための端末が必須
  • 高い没入感による依存の危険性
  • 法整備が整っていない

多くのメリットがある反面、利用方法の注意や、仮想現実と割り切って活用する必要があります。

現実ではない

メタバースは3Dの仮想空間です。

もちろん実在するものではありません。

仮想空間とはいえ、多くのユーザーが活動しているため一つの経済圏として価値があるという認識です。

現実に近い体験をすることは可能ですがやはり現実ではないという点を忘れてはいけません

アクセスするための端末が必須

3Dの仮想空間を体験するためにはゴーグルヘッドセット、最低でもディスプレイが必要です。

実在しない空間であるが故に移動時間やコストを考える必要がありませんが、アクセスする端末がなければ認知することができません。

よりリアルなメタバースはVRなどによって提供されています。

高性能な端末が必要ということもあり、誰もが気軽にというには敷居が高いです。

用途によっては現実の設備を整えるよりも費用が抑えられるケースもありますが、なんでもメタバースが優れているわけではありません。

高い没入感による依存の危険性

VRを用いたリアルなVRは自分が本当にそこに存在しているかのような没入感が特徴です

インターネット依存症やSNS依存症という仮想空間でのコミュニティに依存してしまう危険性が指摘されています。

現実からの逃避としてメタバースを利用されてしまう可能性は否定できません。

あくまで利用側の問題ではありますが、これらの依存症への対策は今後の大きな課題となっています。

法整備がされていない

一番の問題は法整備がされていないことでしょう。

仮想空間内での売買や、デジタル資産をどう扱うかなどの問題は各国で起きています。

また仮想空間とはいえ、多くの人がアバターとして存在している空間での犯罪を取り締まる法も存在しません。

現実では不可能なことができてしまうのがメタバースでもあり、法制度を整えるべきという声が大きくなっているのも事実です。

メタバースの実用例

メタバースを実用化しようとしている企業はMeta(Facebook)だけではありません。

様々な企業がメタバースでのビジネスに可能性を感じており、新しい試みが次々と試されています。

三越伊勢丹(小売業界)

REV WORLDSというメタバースでは「仮想伊勢丹新宿店」が出展されています。

実際の店舗の空間を再現したフロアや、メタバース内ならではの空間が作られています。

常時ではありませんが販売員が接客を行うサービスもあり、実際に伊勢丹内を回っているかのような体験ができます。

実際の商品として購入することができるものや、アバター用の衣服として購入できるものなどがショップに並んでいます。

夢展望(ファッション業界)

レディースファッションのプチプラブランドの夢展望では、現実で販売して人気のあった洋服をメタバースのアバター用の洋服として販売しています。

現実の服の宣伝になると同時に「自分が着ても似合わないけど欲しい」と思う気持ちに対するアプローチに繋がります。

自分のアバターは必ずしも自分そっくりという必要がないため、理想の自分を作ることが可能です。

実際に着ることができない服であってもメタバース内のアバターが着用することで価値が生まれます。

米津玄師(アーティストのライブ)

日本国内で人気のシンガーソングライター米津玄師が世界的に知名度のあるバトルロイヤルゲーム『FORTNITE(フォートナイト)』内でライブを行いました。

『FORTNITE(フォートナイト)』は自分のアバターを使って対戦ができるゲームではありますが、仮想空間の中を自由に行動することができるメタバースの一つです。

ライブ映像ではありますが背景は次々と切り替わっていく演出で、ユーザーはゲーム内の様々な場所から視聴することができました。

新型コロナウィルスの影響でライブイベントなどができない環境下での大規模なライブということもあり、非常に注目を集めました。

まとめ

今回はメタバースとはなにか、ビジネスや仮想通貨との関連性などを多面的に紹介しました。

急成長しているメタバースという新しい世界に対して一般ユーザーだけではなく、多くの企業がその可能性に期待をしています。

メタバースでできることはまだまだこれから増えていきます。新しい活用手段が見つかればそれはビジネスのチャンスです。

技術が進むほどメタバースはより身近な存在になっていくでしょう。

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