TikTokが実施しているアカウントなどの安全性への施策について解説!

目次

TikTokが実施しているユーザーの安全性の担保に関する施策

TikTokを安全に利用するための対策①:ペアレンタルコントロール機能

2019年4月より、TikTokの「デジタルウェルビーイング」機能に「ペアレンタルコントロール機能」が追加されました。

この機能によって、保護者がTikTokユーザーである場合のみに保護者のアカウントと連携することで、保護者の画面から遠隔で子供のデジタルウェルビーイング機能を管理・操作できるようになりました。

ペアレンタルコントロール機能によって操作できるデジタルウェルビーイング機能は以下の3つになります。

  • DM管理モード
  • 使用時間制限モード
  • 使用制限モード

ペアレンタルコントロール機能で操作できる制限①:DM管理モード

DM管理モードでは、ダイレクトメッセージでやりとりできるユーザーの範囲を

  • すべての人
  • 友達のみ
  • オフ(誰にも許可しない)

から制限することができます。

ペアレンタルコントロール機能を利用すれば、このユーザーの範囲を保護者の方が制限することができます。

これにより、子供が見知らぬ相手との不適切なやりとりを行うことを防止してくれます。

ペアレンタルコントロール機能で操作できる制限②:使用時間制限モード

使用時間制限モードでは、TikTokアプリの使用時間を

  • 40分
  • 60分
  • 90分
  • 120分

の4段階から設定することができます。

設定した時間になると、子供のTikTokアプリは機能解除のためには特別なパスワードが必要になります。

このパスワードを解除するためには、保護者の端末で特別なワンタイムパスワードを発行し、保護者から子供に伝えることで引き続きTikTokアプリの利用が可能になります。

これによって、アプリへの没頭や目の酷使を防ぐことができます。

ペアレンタルコントロール機能で操作できる制限③:使用制限モード

TikTokでは、危険を伴うコンテンツや専門家の指導が必要なコンテンツ、未成年に適さないコンテンツなどに対してラベルを付与しています。

また、そういったコンテンツに対して危険性を警告するメッセージをコンテンツの下部に重ねて表示することで注意喚起を行っています。

使用制限モードを利用することで、こういった不適切なコンテンツに子供が触れることが無いようにすることができます。

TikTokを安全に利用するための対策②:「未成年者の安全」に関する報告メニュー

2019年9月より、特に未成年者の安全についてユーザーからの協力を得るべく、TikTokアプリ内で利用できる報告機能の中の理由の選択肢に「未成年者の安全」が追加されました。

  • 未成年者による不適切な行為
  • 未成年者の視聴に適さないコンテンツ
  • 未成年者の安全を脅かすコンテンツや行為

といったものをより明確に報告内容を選択することができます。

また、速やかな審査チームによる対応体制も強化されており、例えば「知らないユーザーから不適切な画像を強要された」といった際には上記の選択肢から報告できる形になっております。

TikTokを安全に利用するための対策③:TikTokセーフティパートナー制度

2018年11月より、TikTokは実際に様々な青少年や保護者と日々接しながら活動しているNPOやNGOを外部パートナーとして招聘した「セーフティパートナー制度」を開始しました。

2019年11月時点でのセーフティパートナーは

  • 特定非営利活動法人 国際ビフレンダーズ 東京自殺防止センター
  • 特定非営利活動法人 ストップいじめ!ナビ
  • 認定特定非営利活動法人カタリバ
  • 認定特定非営利活動法人 育て上げネット
  • 特定非営利活動法人 キッズドア
  • 特定非営利活動法人 OVA
  • 認定特定非営利活動法人 3keys
  • 一般社団法人  日本いのちの電話連盟
  • シューレ大学(特定非営利活動法人東京シューレ)

の9つです。

TikTokを安全に利用するための対策④:安心安全関連の業界団体などの連携

TikTokでは、日本の先進的な取り組みを学ぶことで、TikTokに留まらないインターネットサービス業界全体としての包括的な活動に資するべく、安心安全関連の業界団体(青少年ネット利用環境整備協議会・安心ネットづくり促進協議会)に加盟しております。

これによって、最新の情報交換や様々な専門家・有識者との意見交換を常に実施するだけでなく、総務省などの関連する各省庁様との連携も推進しています。

TikTokを安全に利用するための対策⑤:セーフティーパートナーカウンシルの開催

年に4回、セーフティーパートナーに加えて安心安全関連の業界団体や有識者、関係省庁の代表者を集めて、「セーフティパートナーカウンシル」を開催しています。

2018年11月より開催しており、2019年11月時点で4回ほど意見交換や最新情報の共有の場として開催されました。

この場で提案された意見やアドバイスをフィードバックし、TikTokアプリやその運営体制の改善へと取り組んでいます。

TikTokを安全に利用するための対策⑥:TikTokクリエイターとコラボした安全啓発動画

TikTokでは、人気のTikTokクリエイターの協力を受け、TikTokならではの楽しいトーンやマナーを生かしたままのオリジナルの安全啓発動画を制作しています。

一般的に「安全啓発」を目的とした情報発信は格式ばったコンテンツになりがちですが、そういった部分だけ切り取ると子供達だけでなく保護者もより不安になることで「我が子には使わせたくない」となってしまいがちです。

すると、子供達の豊かな自己表現を多くのユーザーに届ける機会や世界的に認められる機会、TikTokアプリの良い面を知る機会が奪われてしまい、大きなデメリットになりかねません。

ただ、TikTokではアニメクリエイターやプレゼンテーションを得意とするクリエイターといった、様々なジャンルのクリエイターが啓発動画を作成していますので、多くのいいねやコメントを集めており、ユーザーへの安全啓発には多大なプラスの影響を与えております。

【安全推進アカウントのリンク掲載】

TikTokを安全に利用するための対策⑥:「TikTokを安全に使うために」配布

TikTokを始めとするSNSの安全な利用が叫ばれる日本において、「TikTokを安全に利用するための10のヒント」を取りまとめた冊子が全世界に先駆けて発行されました。

既にTikTok主催の様々なイベントやセーフティパートナーより配布されており、ダウンロード可能なデータ版も準備されています。

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執筆者

SNS運用のスペシャリスト。tiktokやインスタグラム、Youtubeと幅広くSNS運用に携わっている。オウンドメディア運用も行っており、SEO対策にも明るい。エンタメ全般に明るく、多趣味、代表の次になんでも屋。

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