webコンサルティングとは?おすすめコンサルティング業者2024年11月最新【依頼前に知っておきたい実態と選び方】

Webサイトを構築・運営していても、思ったより問い合わせや売り上げといった成果につながらないことでお悩みの会社は多いです。

そのためWebコンサルティングを依頼しようとお考えの方もいいのではないでしょうか。しかし、どの会社に相談すべきか・どんなことが依頼できるのか、さらに費用はどれくらいになるのかわからないということも。

ここではWebコンサルティングについて詳しく紹介していきます。Webコンサルティングで依頼できる内容や費用相場、コンサルティング会社の選び方やおすすめ会社なども厳選してピックアップしていきます。

目次

Webコンサルティングとは・サービス内容

Webコンサルティングとは文字の通りWebサイトをコンサルティングすること、Webサイトやサイトに関わる施策の問題点を解析・改善し、企業の売り上げに貢献することを意味します。

ユーザーの状況や社会のトレンド、競合の動きなどを調べて、事業の強みを発見し、お客様とコミュニケーションを取りながら、戦略を考えます。

Web戦略の策定(課題の発見)

Webコンサルティングの基本は、クライアントの現状を調査・分析して、目的・ゴールを達成するためのWeb戦略を策定することです。なぜなら、施策の実行には課題を洗い出してから戦略的策定が必要だからです。一般的には以下のようなことを行います。

  • 市場調査
  • 競合調査
  • 企画立案

具体的には、3C分析のように、客観的な視点でクライアント・競合他社・市場環境を調査し、自社の課題を明らかにし、制作するWebサイトの方向性を定める、あるいは既存Webサイトの改善に向けた方向性を定めて提案します。

3C分析とは

3C分析とは、Customer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)という3つの「C」について分析する方法で、事業計画やマーケティング戦略を決定する際などに用いられます。

3C分析では外部環境として「市場・顧客」「競合」、内部環境として「自社」を分析対象としています。

制作・改善・運用サポート

戦略を踏まえたうえでのWebサイト制作、既存サイトの分析・改善もWebコンサルティングサービスのひとつです。また、Webサイトの運用面をサポートすることも、Webコンサルティングサービスのひとつです。

  • サイト制作
  • サイト分析
  • サイト改善

例えば、アクセス数は増えても問い合わせや売り上げ(コンバージョン)に繋がらないというケースでは、「解析ツール」「ヒートマップ」を使った分析やA/Bテストを導入して改善を図ります。

その他、Webコンサルティング会社が戦略からWeb制作までトータルに請け負うパターンもあれば、要件定義や設計のみをサポートし、適切な外注先を探すパターンもあります。

Web集客(Webマーケティング)

Webサイト・ECサイトを立ち上げたのはいいが、思うようにアクセスが集まらない。こうした多くの企業・店舗が抱える課題である、Web集客をサポートするのもWebコンサルティングサービスのひとつです。

  • SEO対策で検索結果から流入を増やす
  • 各種Web広告の運用提案・代行
  • インフルエンサーも活用したSNSマーケティング
  • 動画・オウンドメディアを活用したコンテンツマーケティング

Web広告は検索エンジンの最上位に表示されるリスティング広告や、Webサイトやアプリの広告枠に表示されるディスプレイ広告を指します。

SNSマーケティングは、TwitterやInstagramなどのアカウントを作っての運用や、お金を出して表示を増やす広告も含まれます。

Webコンサルティングを活用するメリット

自社にないノウハウを得られる

Webの効果的な運用に必要なスキル・ノウハウは広範囲に及ぶため、自社で対応できないケースは少なくありません。

Webコンサルティングでは、専門的な知識と経験則から、「インパクトが大きい」「費用対効果が高い」などの観点で最適な提案を行っています。

そのため成果につながるノウハウを得られる点は、大きなメリットです。

新しく部署や人的リソースを割り振る必要がない

WEBコンサルティングを依頼する2つ目のメリットは、新しく部署や人的リソースを割り振る必要がないことです。

仮に自社でSEO対策や広告運用、またはサイト作成を行う場合は専門部署の開設、専門知識のある人材の雇用、さらに自社内のリソースの割り振りが必要です。

つまり既存の業務に避ける人数が減ってしまい、結果的に他部署の業務が増えて残業代などのコストが増える可能性があります。

その点WEBコンサルティングに集客面を依頼すれば、自社の業務に影響なく集客を行うことができるでしょう。

コンサルに任せた方がリソースやコストの削減になる可能性があります。

成果を出すまでの時間短縮が期待できる

WebサイトやWeb広告の効果を上げるには、分析・実行・検証・改善のPDCAを回し続ける必要があります。

Webコンサルティングを利用することで、効率的かつ短期間でのPDCAサイクルを実現できます。

成果につながる施策をいち早く実践できるため、最短で効果アップを狙いたい企業にとって大きな戦力となります。

自社のリソース不足を補える

やるべきことはわかっていても、マンパワー不足により「更新作業が追いつかない」「振り返りができない」といった状況に陥っているケースは少なくないでしょう。

Webコンサルティングでは効率的な運用方法をアドバイスしてくれるほか、現状が一目でわかるようレポートを作成してくれます。

また、制作代行・運用代行を利用すれば、リソース不足問題の解消に役立ちます。

常にSEOの最新情報が入手できる

WEBコンサルティングを依頼する3つ目のメリットは、常にSEOの最新情報が入手できることです。

検索結果表示にはアルゴリズムという評価システムがありますが、不定期にアップデートされるため検索順位はたびたび変わります。

今まで検索上位にあったサイトが急に検索結果の下位や圏外に落ちることもあり、その際はアップデートの内容を反映した新しい対策が必要です。

WEBコンサルティングはSEO対策の専門家なので、アップデートの内容や傾向などの情報が入ってきやすく、適切な対策をスピーディに取ることができます。

他業種では掴めないWEB業界の最新の動向を共有してもらえることも、WEBコンサルティングに集客を依頼するメリットです。

Webコンサルティング会社に依頼する際の注意点

効果が絶対ではない

WEBコンサルティングを依頼する1つ目のデメリットは、効果が確実ではないことです。

特にSEO対策は効果が出るまでの期間も一定ではなく、また必ず検索結果1位を約束するということもその性質上難しいでしょう。

クライアントとしては本当に効果が出ているのか、またどの程度の期間待てば良いか分からず苛立ちを感じることも。コンサル会社の担当者もアルゴリズムを完璧に把握しているわけではないため、明確な対策を取れないこともあります。

WEBコンサルティング会社に依頼すれば必ず効果が出ることが約束されているわけではないのはデメリットです

依頼費用がかかる

当然のことですが、Webコンサルティング会社を活用すれば依頼費用が発生します。相場は10~30万円ほどですが、内容によってはさらに費用が増えることも多いです。

といってただ安いところに依頼をすればコスト削減ができるともいえません。サポート内容が十分ではないこともあるので、費用対効果をよく検討しましょう。

Webコンサルティングを利用する流れ

相談・面談

自社が抱える課題や依頼したい内容を相談します。

Webコンサルティング会社からは、「どのような支援ができるのか」「どの程度の成果を見込めるのか」といった具体的な提案があります。

この段階で、自社の目標や実施内容をしっかりすり合わせておきましょう。

そのため、相談・面談の前に自社内で課題や依頼内容を明確にしておくとスムーズに進みます。

見積書の確認

依頼する内容を決めたら、見積書を提出してもらいます。不明瞭な点を残さないよう、料金に含まれているサービス内容や範囲、期間などを確認します。

不明な点があれば、その都度聞いておくと安心です。

サービス実施

依頼内容に沿って、Webコンサルティングを受けます。

この際に、自社のサイト運営をコンサルタントに丸投げするのではなく、一緒に課題解決に向けて取り組む姿勢を持つことが重要です。協力体制ができているかどうかは、施策がうまくいくかを握っていると思っても過言ではありません。

また、コンサルタントと協業することで、ノウハウを学ぶこともできます。

効果検証

実施した施策の効果検証を行います。ほとんどのWebコンサルティング会社では、定例ミーティングや月次レポートの提出により情報を共有してくれます。

新たな課題への取り組みが必要になるなど契約内容を変更したい場合は、あらためて見積もりをとって検討しましょう。

つまり、コンサルティング会社に丸投げするのではなく自社でも把握・分析をしておくことが求められます。

Webコンサルティングの費用相場

WEBコンサルティングの費用の目安は、内容や地域によっても差があります。およそ、月額10~30万円前後が相場(契約期間は半年〜1年程度)と言えるでしょう。この場合の相場は中小・中堅企業向けのコンサルティング会社の料金です。

ただし、WebサイトをGoogleアナリティクスなどのツールを活用してコンサルティングする場合は、単発でも30〜50万円程度かかるケースもあります。

企業の経営戦略として毎月のコンサルティングをする場合は、月額30万円が最低額の相場です。ただし、プロジェクト内だけの介入など業務範囲が狭い場合の相場です。

もし企業全体の売上や利益を向上させるために事業シナリオの設計から行う場合などは、業務範囲も広がるため100〜200万円の規模感になるでしょう。

開きが出てしまう理由は、Webコンサルティングの仕事が多岐にわたること・スキルレベルも人によって異なることが影響しているからです。

Webコンサルティングサービスの料金体系

定額報酬

毎月1~2回の企業訪問を行い定例会を実施して、そこで課題解決のアドバイスや新しい提案を行います。なかには定例会以外にも電話やメール・チャット・Web会議等でいつでも相談ができるサービスもあります。どこまで対応するかによってコンサルティング料金も大きく変わってきます。

企業にとってのメリットは、事前にWebコンサルタントへの委託内容を決めてしまえば、どれだけ相談しても定額だという点です。定例会だけでは解決できないことや、いざ実行してみると発生する問題に対しても気軽に相談ができます。

安い場合だと、月額5万円程度から受けられるサービスもありますが、月1回に訪問して2時間のアドバイス業務だけ(場合によってはWeb面談)というケースがほとんどです。

ある程度自社内で運営体制が整っており、アドバイスがあれば実行できる場合以外は、このような顧問形式のサービスは不向きだと言えます。

スポット報酬

スポット報酬は、新規事業の立ち上げやサイトリニューアルなど、プロジェクト単位での契約形態となります。そのため、仕事の難易度やボリュームによって大きく料金が異なります。

一般的に大手企業のほうが費用が高く、中小のコンサル会社になるほど安価になる傾向がありますが、より高い専門性をもったフリーのコンサルタントの場合はそれに当てはまらないこともあります。

優秀なコンサルタントを正社員として採用した場合

Webコンサルタントは必要な時に必要なだけ、Webの専門家の力を借りることができるのが企業にとってのメリットなのですが、できれば優秀な人材を自社で正社員雇用したいと思うこともあるでしょう。仮に優秀なWebコンサルタントを採用するとすれば、どのくらいの給与報酬が必要となるのでしょうか。

一般的な相場でいうと、2~3年の経験があるWebコンサルタント職で年収700~800万円、5年以上のキャリアがあると1,000万円というのがボリュームゾーンです。CMOクラスになると、1,500万円以上が目安になります。

さらに社会保険や福利厚生の負担や、採用費、光熱費・賃料・備品等の企業負担も考慮すると、その1.5倍くらいのコストがかかってきますので、優秀なデジタル人材を採用するとなると年間で2,000万円以上のコストが必要になるでしょう。

苦労して採用できたとしても、企業の文化にフィットするかわかりませんし、優秀な人材ほど常に離職リスクが伴います。

圧倒的な売手市場のため採用が難しい

さらに正社員の採用を難しくするのが、Web人材の深刻な不足です。どの企業もデジタル人材は喉から手がでるほど欲しいため優秀な人材ほど奪い合いになっています。

知名度のある大企業でも採用が困難な状態なので、中小企業ではさらに厳しい競争環境であると言えます。

Webコンサルティングにはどんな種類がある?

集客・マーケティング専門のWebコンサルティング会社

まず挙げられるのは、Web広告やSEO対策などの集客・マーケティングに強みを発揮するWebコンサルティング会社です。既存のWebサイト・ECサイトの効果を最大化したい、集客したいと考える企業・店舗の方であれば、候補先の筆頭に挙げられるでしょう。

施策の中心は、予算の範囲内で効果的にWeb広告の運用を代行する、あるいはSNSマーケティングを展開すること。SEO対策にもとづいたサイト改善などの施策も実行されますが、Webサイトの戦略や方向性を変えるようなものではありません。

Webマーケティングとしてサービスを提供する会社もあります。

サイト制作・改善専門のWebコンサルティング会社

Webサイト・ECサイトの制作にとどまらず、分析・効果測定をもとにしたサイト改善に強みを発揮するWebコンサルティング会社も多数存在します。

Web制作会社をベースにしているケースも多く、中長期的な観点で自社サイトを成長させていきたい企業・店舗の方に向いているでしょう。

具体的には、A/BテストやLP(ランディングページ)制作など、集めたユーザーを取りこぼしなく問い合わせ・購入につなげるコンバージョン率(CVR)改善、運用面でのコンサルティングが主体となります。

サイトのSEO対策も実行されますが内部対策が中心。内部対策はサイトの骨組みを作ったり、リフォームをしたりする作業のこと。エンジニアの知識を必要とします。

戦略立案専門のWebコンサルティング会社

ここまでのWebコンサルティング会社は、集客、CVR改善といった直接的なWeb課題を解決する「施策実行型」。他にも「Web戦略立案型」ともいえる、企業経営とリンクした提案に強みを持つWebコンサルティング会社もあります。

このタイプのWebコンサルティング会社は、事業を成長させていくためのひとつの手段として戦略を策定していくため、どちらかといえば経営コンサルティングに近いサービス。自ら制作に携わるというよりは、主に上流工程を担当して適切な人材・外注先を配置するイメージです。

ワンストップ型と分野(領域)特化型どっちがいい?

ワンストップ型とは、提案から制作・マーケティング・運用までをトータルに依頼できるWebコンサルティング会社のことです。

対して分野(領域)特化型とは、Web戦略のみ、マーケティングのみ、サイト改善のみ、EC特化型といったサービスを限定するWebコンサルティング会社です

Webコンサルティング会社の選び方

課題をピックアップする

Webコンサルティング会社への依頼を検討しているのならば、その要因となるWeb課題があるはず。その課題はなにか?どこに原因があるのか?自社で改善できないか?洗い出して整理することが先決です。

解決すべき課題がハッキリしていなければ、なにを依頼していいかがわかりません。課題と原因が明確で自社で解決可能なら、コンサルティングを依頼する費用も抑えられます。

理由はわからないけど、うまくいっていないから相談してみようといった姿勢ではなく、まずは落ち着いて現状の課題を把握することが重要です。

「成果や提供価値」で選ぶ

コンサルタントの費用は、工数✕時間とお話ししましたが、ただ単に働いてもらうことがゴールではありません。時間単価が安いコンサルタントに依頼しても、無駄な時間がかかってしまうようであれば機会損失も考慮すると失敗だと言えます。

優秀なコンサルタントに、スムーズに成果に導いてもらうことで、次の課題解決へと着手でき好循環がまわせるようになります。

そこで重要となるのが「成果」だったり「提供価値」です。

成果はわかりやすいです。例えば100万円を支払っても300万円の売上アップができればよい選択だったと言えるでしょう。

提供価値は、数字にできないようなもの、例えば社内のWeb人材が半年で一人前に成長できたり、データを元に物事を考える企業風土ができるなどの価値を指します。

単に安い、高いだけでなく、コンサルタント導入による成果や価値提供を考慮して選ぶことをおすすめします。

希望する依頼内容をはっきりさせる

Web課題を自社で改善・解決するのは難しいという場合は、Webコンサルティング会社に依頼する目的・内容を具体化しましょう。

具体的には「月間100万PVのWebサイトを作りたい・リニューアルしたい、ユーザー数を現在の3倍まで増やしたい、問い合わせ件数を3倍に増やしたいなど」はっきりしていればいるほどいいです。

Webコンサルティング会社も、明確な数値目標・ゴールが分かっていれば、よりよい提案をしやすくなるからです。

Webコンサルティング会社の対応範囲の確認

依頼の目的・内容をもとに、Webコンサルティング会社の業務対応領域を見ながら候補をピックアップしていきましょう。

Webサイトを制作したい、リニューアルしたいといったケースも含め、一般的にはワンストップ型のWebコンサルティング会社がおすすめです。

マーケティングを展開するにあたってサイトの改善が必要になるなど、Web課題には複数の要因が密接に関わっていることが珍しくないからです。

もちろん、社内にリソースがあって集客だけして欲しいというケースなら、マーケティングのエキスパートを起用した方がいい場合もあります。

ECサイトの改善が目的なら、EC特化型のコンサルティング会社を選定する方が適切です。

Webコンサルティング会社の実績を確認

これまでにどのような実績を積み重ねてきているのか?Webコンサルティング会社を選定するうえで、実績は重要なポイントになります。

自社と業界・業種の近い実績を持つのか?具体的にどのようなサポートを提供しているのか?などを中心に確認していくといいでしょう。

ただし、実績のみにとらわれてしまうのも考えものでしょう。

なかには数字だけを強調した実績をホームページに掲載している会社もあるからです。

動きの速いWebの世界でキチンと結果を残せているのか?直近の実績・成果を中心に確認することがおすすめです。

顧客のビジネスに関心・熱意を持てるか

Webコンサルティングでは、あなたのビジネスの売り上げを伸ばすことがゴールなので、あなたのビジネスに興味関心を持ってくれるかは重要です。

Webコンサルタントには、Webマーケティングの知識だけではなく、あなたのビジネスと掛け合わせて結果を出すことが求められます。

中には「様々な会社を相手してきたから、だいたいのビジネスは分かっている」というコンサルタントもいるかもしれませんが、あなたの会社の強みを見つけるのが重要です。

顔合わせの段階で話を聞いていくと「Web広告よりもチラシといったアナログな方法が向いているケース」と「そもそもビジネスモデルから考え直す必要があるのでは」という場合もあります。

そのため、顧客のビジネスを知ろうという気もなくただ「必ず結果が出ます」というようなコンサルタントには注意しましょう。

また経営経験のあるコンサルタントを選ぶことをおすすめします。実際に事業を伸ばした経験のある人の方が事業を伸ばすためのノウハウを持っていると期待できるからです。

コンサルタントとの相性を見極める

担当となるWebコンサルタントとの相性のよさを確認することも重要なポイント。Webコンサルタントの仕事は、クライアントのビジネスを深く理解して目的達成に向けたベストの施策を提案すること。

そのためには、同じゴールを目指して協働する相性のよさが欠かせないからです。

実際、コンサルタントのなかには自身の知識・スキルを過信するあまり、意見を押し付けてくる傾向にある方が少なくないのも事実。

契約するのは会社という法人であっても、担当者として自社に関わるのがWebコンサルタントという個人であることを忘れてはいけません。

また、問い合わせを受け付けた窓口と、実際にコンサルを行う担当者が違うことが多いので、注意してください。

Webコンサルティングへの依頼成功のポイント

基本はアドバイスがメイン

依頼が失敗に終わってしまうもっとも大きな要因として挙げられるのは依頼側がWebコンサルタントに頼り切ってしまうことです。

Web課題を明らかにし、解決策を具体的な施策まで落とし込むことがWebコンサルタントの役割ですが、基本はあくまでも助言・アドバイスとしての提案であることを忘れてはなりません。提案を受け入れるか否か?最終決定に責任を持つのは自社であり、結果に対しても責任を負う必要があります。

当事者として解決すべきWeb課題に積極的に取り組み、コンサルタントとの協力関係を築いていくことが重要なポイントです。

熱意をもって依頼・取り組むこと

課題への積極的な取り組みは、Webコンサルタントのやる気を高め、よりよい提案を引き出すための最善の方法でもあります。クライアントの熱意が高ければ高いほど、その効果は高まるといってもいいでしょう。

そのためには、Webコンサルタントの提案に耳を傾けるだけではなく、課題解決に向けた自社なりの仮説を立ててディスカッションを重ねていくことが有効です。どんなに調査・分析を重ねても、細かな内部事情まで把握することは外部Webコンサルタントには難しいです。

クライアントからの積極的な関与があれば、Webコンサルタントのやる気を刺激できることはもちろん、情報が多ければ多いほど提案の精度も高められます。

おすすめのWebコンサルティング会社

株式会社メンバーズ ポップインサイトカンパニー

株式会社メンバーズ ポップインサイトカンパニーは、上流の戦略立案や設計など幅広い対策を可能にしているのが特徴です。

ユーザ理解を軸にしたUX・UI設計力と、Webシステム開発・SEO・広告運用・クラウドソーシング活用など幅広い領域での実務経験豊富なコンサルタント在籍なので、初めてWebコンサルティングを依頼する人にもおすすめです。

Web動画マーケティングやFacebookページ運用代行など、ネット広告やプロモーションにも実績豊富です。

企画から実行まで、当事者と同様の意識を持って取り組む」ことを「運用」と位置付けています。そのため、DX業務をWebサイトだけに止まらせることなく、マーケティングオートメーションやIoTなど、企業で起こり得る様々な分野でのDX関連の運用業務全般を視野に入れたサポートが可能です。

Webサイト運用のほかに、デジタルビジネス運用支援やデジタルトランスフォーメーション人材の支援も行っているので、IT人材の確保を課題としている会社にもおすすめです。

ナイル株式会社

ナイル株式会社は、SEO対策をメインとしたWebコンサルティングに強みがある会社です。国内最大級のアプリレビューサイト”Appliv” (アプリヴ/2012年リリース)を運営していることでも知られています。

そのため、デジタルマーケティング事業のほかにスマートドンメディア事業やモビリティサービス事業も手掛けています。

主力事業であるApplivを海外展開しており、2015年に初の海外子会社をフィリピンに設立し、本格的な海外展開を推進中です。

具体的には、足元では英国、オーストラリア、カナダ、インドなど英語圏8カ国への進出を目指しています。海外とのビジネスも展開している・展開を検討している会社にもおすすめです。

株式会社ペンシル

株式会社ペンシルは、独自のシートで現状分析を行い、チェックポイントを数値化し、もっとも効果の高い改善策を導き出します。

企業理念は「インターネットの力で世界のビジネスを革新する」で、運用・開発・分析など幅広いサービスの提供を実現できています。

そのためコンサルティングだけではなく、プロモーション・システム開発・制作・運用・分析・解析の領域でノウハウがあり、トータルサポートを受けることができます。

まとめ

Webコンサルティング会社とはについて詳しく紹介していきました。自サイトの流入や成果がなかなか出ないとお悩みの場合、専門家に依頼するのも1つの手です。

自分では気づけなかった問題や課題などを、専門家の視点からしっかりと分析・改善してくれるので、効果が期待できます。しかし、依頼をする際には自社での話し合いや要望を明確にしておくことがポイントになります。

弊社でもSNSの運用をはじめインターネットを活用した運用・サイト構築などを専門にしておりますので、まずはお問合せからお待ちしております。

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執筆者

DXマーケティングやAIを事業に落とし込んで事業成長したい企業のマーケティング担当者・広報担当者、経営者、個人事業主向けに、マーケティングの基礎、成功ノウハウの提供・成功事例を紹介する専門メディアを運営しています。

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