建設・解体
建設・解体の書類仕事を題材にした、生成AI研修
石綿の事前調査の記録と報告、施主への説明書面、見積書の内訳、日報や現場写真の整理など、建設・解体の会社が法令で求められる書類と毎日の書類を題材に、生成AIの使い方を身につける研修です。最終的な判断と提出は、資格者と担当者が行う前提で組みます。
建設・解体の会社で、書類について起きていること
- 解体・改修の前には石綿の事前調査が必要で、建築物の解体80㎡以上・改修や特定の工作物の工事は請負代金100万円以上なら、結果を工事の前までに報告します。2026年1月1日着工分からは、工作物の調査も資格者が行う必要があります。
- 電子マニフェストに入っていない多量排出事業者(建設業・上下水道業が中心)の58.7%が、紙のマニフェストの事務作業に何らかの負担を感じていると答えています(2021年の調査)。
- 建設業で働く人の54.4%が、事務作業に1日2時間以上を使っていると答えています(2026年3月の調査)。
- 見積書には材料費・労務費などの内訳と工程ごとの日数を書くよう努めることとされ、注文者から求められたら契約までに渡す必要があります(建設業法20条)。
出典:厚生労働省 石綿総合情報ポータル(リーフレット・工作物石綿事前調査者)/日本産業廃棄物処理振興センター 多量排出事業者の電子マニフェスト未加入者アンケート(2021年7〜10月・回答2,492)/サイボウズ 建設業の事務作業に関する調査(2026年3月・1,000人)/建設業法 第20条(e-Gov)
研修で扱う業務の例
| 業務 | 研修・開発でやること |
|---|---|
| 石綿の事前調査の記録と報告 | 調査のメモや図面から、記録と報告システムに入れる内容を整理する手順を練習します。報告が要るかの条件を表にして、担当者が確かめてから報告する流れにします。 |
| 施主への説明書面と現場の掲示 | 調査の結果を、施主に渡す説明書面と、現場に掲示する文面のたたき台にします。 |
| 見積書の内訳と説明文 | 材料費・労務費などの内訳を整理し、施主や元請けに向けた説明文をつくります。 |
| 日報・現場写真・報告書 | 日報の要約や、現場写真の整理と報告書の下書きを、スマホから無理なく回せる形にします。 |
当社が建設・解体の分野で自分で作って公開しているもの
- ・解体・アスベスト調査・土壌汚染調査・産業廃棄物の見積もり依頼サイト「現場の窓口」(genba-mado.com)を運営しています。
- ・その中で、石綿の事前調査・結果報告・建設リサイクル法の届出が要るかを判定する道具を、厚生労働省の資料と法令の条文で照合して公開しています(2026年10月、genba-mado.com/for-contractors/tools/sekimen-hantei)。
- ・建設会社での研修の実績はまだありません。研修では、この道具を作ったときと同じ手順(一次資料を集める、条件を表にする、境界の値で確かめる)を、貴社の書類で行います。
進め方
- 1
無料相談(オンライン30分)
扱っている工事の種類、書類の種類と量、お使いのツールをうかがいます。
- 2
題材と社内ルールの整理
施主の個人情報や図面のうち、AIに入れない範囲を先に決め、実際の書類(伏せたもの)を題材に選びます。
- 3
ワークショップで実施
事務所の担当者と現場の担当者で、使う場面を分けて行います。オンラインでも対面でも実施できます。
- 4
3ヶ月のフォローアップ
研修後に出てきた書類の相談と、社内に広める相談を受けます。
料金
- 通常プラン:月額5万円〜(1名から受講できます。この通常プランは助成金の対象外です)
- 集中コース:12時間・40万円(税抜)
集中コースは、要件を満たす場合、中小企業なら経費の75%と賃金1時間あたり1,000円が助成の対象になります(人材開発支援助成金/支給は審査によります)。
助成金について
- ・令和8年8月3日の改定で、「職業人として共通して必要となるもの」などは、DX化に関する訓練であっても対象外とされました(厚生労働省のパンフレット)。当社は貴社の実際の業務を題材にしたカリキュラムで計画を組みます。
- ・対象になるか、いくら支給されるかは労働局の判断です。計画届は訓練開始の1ヶ月前までに提出します。申請の代行にも対応します。
- ・この特例は令和8年度末(2027年3月末)までの期間限定です。
くわしくは 生成AI研修の助成金ガイド をご覧ください。
当社の実績
- ・非エンジニア向けの生成AI・業務自動化の講座を、2026年4月〜10月に18回開催しました(申込のべ262件。申込数は参加人数ではありません)。
- ・ChatGPT・Claude・Gemini・Copilot に対応し、研修後3ヶ月のフォローアップが付きます。
ほかの事例は 実績紹介 をご覧ください。
よくある質問
- Q. 石綿の報告が要るかどうかをAIに判断させてよいですか?
- A. いいえ。判断と提出は資格者と担当者が行います。研修では、条件を表にして人が確かめる流れと、AIを下書きと整理に使う範囲を決めます。
- Q. 施主の個人情報や図面はAIに入れてもよいですか?
- A. 入れてよい範囲を先に社内ルールとして決めます。伏せ方も研修の中で練習します。
- Q. 現場の人はパソコンをあまり使いません。
- A. スマホでの写真の整理や日報の下書きなど、現場で使う場面に絞った回を設けます。
- Q. 助成金は使えますか?
- A. 集中コース(12時間)は、要件を満たす場合に人材開発支援助成金の対象になります。対象可否と支給額は労働局の判断で、計画届の作成や申請の代行にも対応します。
最終更新: 監修: 喜多 湧一(合同会社Radineer 代表社員 / CEO)