第112回(2023年実施)の問題です。現在の出題基準・法令・統計と異なる場合があります。
状況
Aさん(20歳、女性)は境界性人格〈パーソナリティ〉障害の診断を受け、精神科外来に通院中である。ある日、人間関係のトラブルから処方されていた睡眠薬を過量服薬して自殺企図をしたところを家族に発見され、救命救急センターに搬送された。
Aさんは身体的な治療を受けた後、精神科病棟に入院することになった。入院3日の22時、Aさんがハサミを貸してほしいとナースステーションに来た。日勤の看護師がいる時間帯のみ付き添いでハサミの貸出が可能という主治医からの指示を伝えると「看護師Bは貸してくれたのに。こんなひどい対応をする看護師はあなただけだ」と話し、その場を動かない。このときのAさんへの対応で適切なのはどれか。
出典 第112回看護師国家試験 午前 問113(厚生労働省)。厚生労働省が作成したものではありません/公共データ利用規約(第1.0版)で当サイトが加工して掲載
選択肢を押すと、その場で答え合わせをします。
あなたの解答 正答 ①
解説
正答:1「ハサミの使用目的を聞く。」。主治医の指示による枠組みは守りながら、まずハサミの使用目的を聞いてAさんの要求の背景を受け止め、自傷の危険性の把握や代替策の検討につなげる。ボーダーラインパーソナリティ症では自傷行為などの自殺関連行動が非常によくみられる。
この解説は当サイトが作成したもので、厚生労働省は関与していません。正答は厚生労働省の正答値表と照合しています。解説の確かめ方はデータについて。