AIこのページの要点

  • 1比較対象: 個人事業主 vs 法人
  • 2結論: 年収800万円以下なら個人事業主、800万円以上で安定しているなら法人化を検討。節税効果は年間40万円以上も。
  • 3初期費用: 個人0円 vs 法人6-20万円(合同/株式)
  • 4税率: 個人は累進課税(最大55%) vs 法人は最大23.2%
  • 5経費: 法人の方が範囲が広い(出張手当・社宅など)
  • 6維持費: 法人は年間7万円〜(法人住民税)+ 税理士費用
  • 7信用力: 法人の方が高く、大企業との直契約に有利
対象: 個人事業主と法人の違いを知りたい方更新: 2026/3/6出典: FreelanceDB
徹底比較

個人事業主 vs 法人化
どっちが有利?

税金、経費、信用力...フリーランスの法人化タイミングを解説

個人事業主
シンプル・低コスト
年収800万円以下におすすめ
法人
節税・信用力
年収800万円以上におすすめ

基本情報比較

項目個人事業主法人
初期費用0円(開業届のみ)合同6万円〜/株式20万円〜
維持コスト年間数千円程度年間7万円〜(法人住民税)
税率所得税5〜45%+住民税10%法人税15〜23.2%
社会保険国民健康保険・国民年金社会保険(半額会社負担)
社会的信用やや低い高い
経理の複雑さシンプル複雑(税理士推奨)

年収別 税金シミュレーション

※概算値です。実際の税額は経費・控除により異なります。

年収個人の税金法人の税金個人の手取り法人の手取り有利
600万円90万円95万円510万円505万円個人
800万円160万円150万円640万円650万円法人
1000万円240万円200万円760万円800万円法人
1200万円340万円260万円860万円940万円法人
1500万円480万円350万円1020万円1150万円法人

ポイント:年収800万円を超えると法人化のメリットが出始めます。年収1000万円以上なら法人化で年間40万円以上の節税効果が期待できます。

項目別詳細比較

初期費用

個人有利
個人事業主
0円(開業届のみ)
法人
合同会社6万円〜/株式会社20万円〜

個人事業主は開業届を出すだけで0円。法人設立には登記費用・定款認証費用がかかる。

維持コスト

個人有利
個人事業主
年間数千円程度
法人
年間7万円〜(法人住民税の均等割)

法人は赤字でも法人住民税の均等割(最低7万円)がかかる。税理士費用も必要。

税率(年収800万)

法人有利
個人事業主
所得税+住民税で約30%
法人
法人税+所得税で約25%

年収800万円以上で法人化のメリットが出始める。役員報酬との分散で節税可能。

税率(年収1200万)

法人有利
個人事業主
所得税+住民税で約40%
法人
法人税+所得税で約28%

年収1200万円超えると法人化のメリットが大きい。年間100万円以上の節税も可能。

社会保険

個人事業主
国保+国民年金(全額自己負担)
法人
社会保険(会社が半額負担)

法人は社会保険だが会社負担分も自分で払う。ただし将来の年金額は増える。

経費の範囲

法人有利
個人事業主
事業に必要なもの
法人
役員報酬・福利厚生・出張手当など広い

法人は出張手当、福利厚生、家賃(社宅)など経費の範囲が広い。

社会的信用

法人有利
個人事業主
やや低い
法人
高い

法人の方が取引先からの信用度が高い。大企業との直接契約には法人が有利。

案件獲得

法人有利
個人事業主
ほとんど問題なし
法人
大企業との直契約が有利

エージェント経由なら個人でも問題なし。直契約で大企業と取引するなら法人が有利。

経理の手間

個人有利
個人事業主
シンプル(自分でも可能)
法人
複雑(税理士推奨)

個人事業主は会計ソフトで自分でも対応可能。法人は税理士に依頼が一般的。

廃業の手続き

個人有利
個人事業主
簡単(届出のみ)
法人
大変(解散登記・清算)

法人の廃業は手続きが複雑で費用もかかる。解散登記・清算人選任が必要。

それぞれの強み・弱み

個人事業主

強み
  • 開業が簡単・無料
  • 経理がシンプル
  • 廃業も簡単
  • 確定申告で青色控除65万円
弱み
  • -所得税の累進課税が重い
  • -社会的信用がやや低い
  • -経費の範囲が限られる
  • -消費税免税は2年間のみ

法人

強み
  • 税率が一定(最大23.2%)
  • 経費の範囲が広い
  • 社会的信用が高い
  • 役員報酬で所得分散
弱み
  • -設立・維持コストがかかる
  • -経理が複雑
  • -社会保険料が高い
  • -廃業手続きが大変

タイプ別おすすめ

個人事業主がおすすめの人

  • 年収800万円以下
  • フリーランス1〜2年目でまだ安定していない
  • 経理の手間をかけたくない
  • 将来的に会社員に戻る可能性がある
  • 初期費用・維持費用を抑えたい

法人化がおすすめの人

  • 年収800万円以上が安定している
  • フリーランス3年以上で売上が安定
  • 大企業との直接契約を狙いたい
  • 経費を最大限活用して節税したい
  • 将来的に事業拡大・人を雇いたい

結論:年収800万円が法人化の目安

フリーランス1〜2年目はまず個人事業主でスタートし、年収800万円以上が安定したら法人化を検討するのがおすすめです。 法人化には初期費用・維持費用がかかるため、売上が安定してから判断しましょう。

個人事業主を続けるケース

年収800万円以下、経理をシンプルにしたい

法人化を検討するケース

年収800万円以上、節税・信用力を重視

よくある質問

法人化のベストタイミングはいつ?

一般的に年収(売上)が800〜1000万円を安定的に超えるようになったら法人化を検討するタイミングです。また、消費税の免税期間(2年間)を最大限活用するため、課税事業者になる直前に法人化するのも一つの戦略です。売上が1000万円を超えた翌々年から消費税課税事業者になるため、そのタイミングで法人化すれば、法人でさらに2年間免税期間を得られます。

合同会社と株式会社、どっちがいい?

一人でフリーランスとして活動するなら合同会社がおすすめです。設立費用が約6万円(株式会社は約20万円)と安く、決算公告義務もありません。株式会社は将来的に出資を受けたり、上場を目指す場合に有利ですが、フリーランスには合同会社で十分です。

法人化すると社会保険料は高くなる?

法人化すると社会保険(健康保険+厚生年金)に加入する必要があります。会社負担分も実質自分で払うため、国民健康保険+国民年金より高くなることが多いです。ただし、役員報酬を低く設定することで社会保険料を抑えつつ、残りを法人に残して節税する戦略もあります。また、将来の年金額は増えるメリットがあります。

マイクロ法人とは?

マイクロ法人とは、一人または少人数で運営する小規模な法人のことです。フリーランスが法人化する場合、ほとんどがマイクロ法人になります。役員報酬を調整して社会保険料を最適化したり、法人と個人の両方で経費を使い分けたりすることで、節税効果を最大化できます。

法人化にかかる費用は?

合同会社の場合、設立費用は約6万円(登録免許税6万円)です。株式会社は約20万円(登録免許税15万円+定款認証5万円)かかります。また、維持費用として法人住民税の均等割(最低7万円/年)、税理士費用(年間20〜50万円)がかかります。初年度は設立費用含めて30〜50万円程度を見込んでおきましょう。

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