契約・法務11分で読める
業務委託契約書チェックリスト|トラブルを防ぐ10のポイント
FreelanceDB編集部2024-12-20
契約書、ちゃんと読んでいますか?
「契約書は長くて読むのが面倒...」「専門用語が多くて分からない...」 そんな理由で、契約書をよく読まずにサインしていませんか?
業務委託契約書には、あなたの権利を守る重要な項目が含まれています。 この記事では、契約前に必ずチェックすべき10のポイントを解説します。
契約書チェックリスト
1
契約形態の確認
「準委任契約」か「請負契約」かを確認。準委任は時間ベース、請負は成果物ベースで責任範囲が異なる。
2
報酬と支払い条件
月額報酬、支払い日、支払い方法を明記。「月末締め翌月末払い」など具体的に確認。
3
契約期間と更新条件
契約開始日と終了日、自動更新の有無、更新時の条件変更について確認。
4
業務内容の範囲
どこまでが契約範囲内の業務か明確に。曖昧だと追加作業を無償で求められるリスクあり。
5
稼働時間と場所
週何日稼働か、リモート可否、出社が必要な場合の交通費負担を確認。
6
知的財産権の帰属
成果物の著作権は誰に帰属するか。自分のポートフォリオに使用可能かも確認。
7
秘密保持義務
秘密保持の範囲と期間を確認。退職後も永久に縛られる条項は要注意。
8
競業避止義務
同業他社との契約禁止期間と範囲。過度に広い制限は交渉の余地あり。
9
損害賠償責任
賠償上限が設定されているか確認。無制限は危険。「報酬の○ヶ月分を上限」などが望ましい。
10
解約条件
中途解約の通知期間、解約時の清算方法を確認。「30日前通知」が一般的。
危険な条項の例
注意が必要な文言
- • 「甲の指示に従い...」→ 偽装請負のリスク
- • 「一切の損害を賠償する」→ 上限なしは危険
- • 「競合他社との契約を禁ずる」(無期限)→ 過度な制限
- • 「成果物の全ての権利を譲渡する」→ 再利用不可
まとめ
契約書は「読んでいなかった」では済まされません。 不明点があれば必ず質問し、不利な条項は交渉しましょう。
不安な場合は、弁護士や司法書士に相談することをおすすめします。 数万円の相談料で、大きなトラブルを防げます。