西日本電信電話の平均年収は？年齢・学歴別の年収や口コミや評判を徹底解剖【2024年4月最新】

西日本電信電話は、通称「NTT西日本」と呼ばれている大手の通信事業者です。 NTTの子会社であり、関西地方や四国地方、中国地方、九州地方など、中部地方から西を管轄しています。

そんな西日本電信電話は高収入・好待遇であることでも知られ、転職市場でも常に注目を集める人気企業です。

この記事では、西日本電信電話の基本情報や平均年収、福利厚生など詳しくまとめました。

西日本電信電話の年収に関する口コミなども紹介していきますので、ぜひ転職活動の参考にしてみてください。

西日本電信電話の基本情報

まずは、西日本電信電話の基本情報を確認していきましょう。

西日本電信電話の会社概要

西日本電信電話の会社概要は以下の通りです。

会社名	西日本電信電話株式会社
設立	1999年7月1日
代表者	森林 正彰
資本金	3,120億円
本社	〒534-0024　 大阪市都島区東野田町4丁目15番82号
拠点数	国内30拠点
従業員数	1,500人（NTT西日本グループ：36,400人）
連結対象会社数	国内97社
事業内容	電気通信業務* 音声伝送サービス 加入電話、着信用電話、緊急通報用電話、公衆電話、支店代行電話、内部通話用電話、有線放送電話接続電話、総合ディジタル通信サービス、音声利用IP通信網サービス データ伝送サービス LAN型通信網サービス、IP通信網サービス、データ伝送サービス、フレッツ・テレビ伝送サービス 専用サービス 一般専用サービス、高速ディジタル伝送サービス、ATM専用サービス、IPルーティング網接続専用サービス、DSL等接続専用サービス、無線専用サービス 電報サービス 電報サービス 附帯業務・目的達成業務 電話機等の販売、情報料回収代行サービス、料金回収（請求・収納）代行サービス、電気通信コンサルティング、研修・セミナー等

西日本電信電話のグループ会社について

西日本電信電話は、NTTグループの主要8社と称されています。 中核となっているのは日本電信電話株式会社(通称NTT)で、グループ全体で900社以上を展開しているグローバル企業です。

以下に西日本電信電話の主なグループ企業４社をまとめました。

ＮＴＴビジネスソリューションズ株式会社	https://www.nttbizsol.jp/ 設立 平成25年10月1日 ビジネスユーザーに対する情報通信システムの提案、構築、サポート等業務
株式会社NTTフィールドテクノ	https://www.ntt-ft.jp/ 設立 1999年4月1日 ・通信ビル内における通信設備の構築 ・故障修理業務 ・故障受付・電話サポート等コールセンター業務 ・宅内設備の設備管理・故障修理などの保守業務 ・宅内設備サポートサービスの提供 ・光開通関連オペレーション業務 ・専用系ネットワークサービスの開通オペレーション業務 ・交換・伝送路設備のオンサイト保守業務 ・24時間365日の通信ネットワーク保守業務 ・設備業務に関する技術者育成の業務 ・ICT、エネルギー分野等に関わる工事・保守・訪問サポート等のオンサイトサービス ・ネットワーク（無線設備含む）に関する検証・技術支援 ・災害対策業務 ・通信ネットワークに関するサイバーセキュリティ対策業務 等
エヌ・ティ・ティ・メディアサプライ株式会社	http://www.nttms.co.jp/ 設立 1985年10月11日 マンション向けインターネット接続サービス事業及び店舗向けWi-Fiサービス事業、新規事業
株式会社NTT西日本アセット・プランニング	https://www.ntt-ap.co.jp/ 設立 1989年1月11日 土地の有効利活用 / 建物の有効利活用 / 不動産物件の仲介 / スポーツ施設運営 / 貸菜園運営など

西日本電信電話の平均年収まとめ

西日本電信電話が有価証券報告書で公表している最新の平均年収（平均年間給与）は約952万円です。

2022年6月期において発表された西日本電信電話の従業員数や平均年収については以下の通りです。

従業員数	36,400人
平均年齢	41.8歳
平均年間給与	約9,520千円

国税局による最新（2021年度）の民間給与実態統計調査によると、給与所得者の全国平均は443万円（男女別では男性545万円、女性302万円）となっています。

※令和3年分 民間給与実態統計調査：https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2021.htm

西日本電信電話の年度別平均年収

西日本電信電話の2022年3月期の平均年収は約952万円ですが、過去の年収はいくらだったのでしょうか。

過去の６年間の平均年収を以下にまとめてみました。

2015年度	888万円
2016年度	895万円
2017年度	905万円
2018年度	911万円
2019年度	922万円
2020年度	931万円

西日本電信電話は2017年度以降は900万円台をずっとキープしていることからも、安定して高い水準の給与が支給されていることがわかります。

※西日本電信電話株式会社 有価証券報告書：https://group.ntt/jp/ir/library/yuho/2021/pdf/37yuho_2.pdf

西日本電信電話の年齢別平均年収

西日本電信電話に勤める人の年齢別の平均年収はどのようになっているのでしょうか。

ここでは、アンケートに回答した約280名のデータを参考に年齢別の平均年収を算出しました。ただし、正社員だけでなく期間従業員なども含んだ数値であり、公式の発表ではない点をご注意ください。

20〜24歳	303万円
25〜29歳	604万円
30〜34歳	650万円
35〜39歳	673万円
40〜44歳	752万円
45〜49歳	855万円
50〜54歳	937万円
55〜59歳	928万円
60〜65歳	607万円

こちらの表からは、基本的に年代が上がると年収は高くなり、40代から800万以上の収入が得られているということがわかりました。

※参照：ライトハウス https://en-hyouban.com/company/00002695955/salary/

西日本電信電話の学歴別給与比較

西日本電信電話の給与は、職種・学歴によって異なります。

年収（50～54歳）を比較すると、大卒1,152万円 、短大卒 984万円 、高卒 838万円となっています。

以下に、新卒採用での初任給を一覧にまとめてみました。

全職種	博士了：325,070円 修士了：262,000円 ※ 大学卒：250,000円 ※ 高専・短大・専門卒：232,000円 ※ ※グレード６の場合。 専門性等の判定によりグレード５の格付けになる場合は記載より高い初任給になる場合がございます。

西日本電信電話と他通信事業会社との年収比較

厚生労働省の調査によると通信事業会社の平均年収は約405万円となっています。

ここでは、西日本電信電話以外の、大手通信事業会社の平均年収について調べてまとめました。

ソフトバンク	808万円
KDDI	945万円
楽天	797万円

これらの大手通信事業会社は、他の会社と比較して非常に高い年収を得ていることがわかります。

西日本電信電話の福利厚生

西日本電信電話の魅力は、高い給与の他に充実した福利厚生があります。

福利厚生としては大きく分けて９つのメニューがあります。

ここでは、これら９つについて紹介していきます。

１．数字で見る多様な働き方

年次有給取得率：95.4％　　所定外労働時間：12.9時間 / 月　育児休暇取得率（女性）：99.1％　　障がい者雇用：2020年度　2.81％

２．女子活躍推進

女性が個性と能力を十分に発揮できる環境、風土づくりをめざし、女性活躍推進の取り組みを実施しています。

2020年には「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」市長表彰において、優秀賞を受賞しました。

３．社内Wワーク制度

現在の業務を継続しつつ、グループ内の新たなフィールドにチャレンジし経験を積める仕組みです。

４．LGBTへの理解

「手当関連」や「福利厚生関連」などの各種諸制度についてパートナーおよびパートナーの親族に適用範囲を拡大しています。

LGBT等性的マイノリティの基礎知識やサポートを進め、社内での理解醸成を図っています。

５．男性の育休取得

男性の育児休暇の積極的な取得を推進しており、その取得実績も年々増え続けています。

６．在宅勤務の推進

社員のさらなる主体性・創造性の発揮および生産性の向上を目的とし、リモートワーク制度やフレックスタイム制度を整備しています。

７．社外副業

人脈形成やイノベーション創出を目的に、社外の業務経験を通じた幅広い「まなび」の環境として副業制度を推進しています。

８．海外派遣

経営者や経営をサポートするプロフェッショナルを育成する海外大学院（MBAなど）や海外グループ企業へ一定期間赴任し、その企業や業界における実践的なスキル、経験を習得する海外トレーニーといった制度を設けています。

９．他企業交流プログラム

異なる業界のリーディングカンパニーやベンチャー企業へ出向することでNTTグループ内では得られない深い業界知識や異なる価値観、働き方、経営感覚の醸成を図るプログラムです。

西日本電信電話に入社するためには？

新卒採用での応募資格

全職種	以下の条件に即し、2024年4月1日から勤務可能な方 2023年4月～2024年3月に、4年制大学、大学院（博士・修士）、高等専門学校、専門学校、 短期大学を卒業見込みの方 2020年4月～2023年3月に、4年制大学、大学院（博士・修士）、高等専門学校、専門学校、 短期大学を卒業された方（職歴の有無は問いません）

選考スケジュールは、以下の通りです。

全職種

1. 選考時期を選ぶ
2. 採用コースを選ぶ
3. エントリーシート
4. Web適性検査の受検
5. 選考
6. 内定

※　採用コースによって、一部フローが異なります。

西日本電信電話に転職するためには？

西日本電信電話に転職するための手段としては主に以下の２つがあります。

１．転職サイトから応募する

転職サイトから西日本電信電話に応募することもできます。

現在掲載中の採用情報の一例を紹介します。

応募条件	＜応募資格/応募条件＞ ＜必須条件＞ ・医療分野においてICT関連の営業・ICT関連コンサルタントもしくはSEの経験があること＜歓迎条件＞ ・PBX、LAN、Wi-Fiなどネットワークもしくは音声系システムの営業またはSE経験があること ・上記経験を積む中で、医療機関の院長、理事長、事務長など経営層との折衝経験と成約実績があること ・医療機関におけるBPO関連の提案もしくは業務運営の経験があること
勤務地	＜勤務地詳細＞ 中之島センタービル_NTTビジネスソリューションズ 住所：大阪府大阪市北区中之島6-2-27　 中之島センタービル 受動喫煙対策：屋内全面禁煙 ＜転勤＞ 当面なし ＜オンライン面接＞ 可
勤務時間	＜勤務時間＞ 9:00～17:30 （所定労働時間：7時間30分） 休憩時間：60分 時間外労働有無：有 ＜その他就業時間補足＞ ※配属部署により、フレックス勤務制度有無や就業時間が異なる場合がございます。
給与	＜雇用形態補足＞ 期間の定め：無 ※NTTビジネスソリューションズ株式会社への在籍出向 ※4月1日以降入社の方を対象としております。＜試用期間＞ 4ヶ月 試用期間中の条件に変更はありません。＜予定年収＞ 520万円～1,000万円 ＜賃金形態＞ 月給制 ＜賃金内訳＞ 月額（基本給）：270,000円～ ＜月給＞ 270,000円～ ＜昇給有無＞ 有 ＜残業手当＞ 有 ＜給与補足＞ ■想定年収 ・814万円～ ※リーダークラスでのご採用 ※時間外20時間/月、18歳以下のお子様2人扶養の場合 ■昇給：年1回　※評価結果に基づく ■賞与：年2回 賃金はあくまでも目安の金額であり、選考を通じて上下する可能性があります。 月給(月額)は固定手当を含めた表記です。
休日休暇	週休2日制（休日は会社カレンダーによる） 年間有給休暇13日～20日（下限日数は、入社半年経過後の付与日数となります） 年間休日日数126日週休2日制（4週8日、祝日、年末年始の休日）、年次有給休暇（20日）、ライフプラン休暇、夏季休暇、特別休暇（結婚・出産・忌引など）、育児休職、介護休職など
待遇・福利厚生	通勤手当、家族手当、住宅手当、寮社宅、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、退職金制度 ＜各手当・制度補足＞ 通勤手当：補足事項なし 家族手当：扶養手当あり 住宅手当：家賃補助 寮社宅：世帯用、単身・独身用社宅あり 社会保険：各種社会保険完備 退職金制度：※年俸制での採用の場合、退職金の設定なし ＜教育制度・資格補助補足＞ 業務スキル向上研修、e-ラーニング・通信教育・資格取得奨励金等の自己啓発支援等 ＜その他補足＞ カフェテリアプラン（選択型福利厚生制度）：社宅、持家取得支援、財産形成支援、人間ドックなど その他：育児・介護などにかかわる各種支援、健康支援（フィットネスクラブ利用補助など）、慶弔金など

選考スケジュールは、以下の通りです。

1. 応募
2. 書類選考
3. 面接（複数回）
4. 採用条件提示
5. 内定

２．転職エージェントを利用する

西日本電信電話への転職方法として、リクルートエージェントなどの転職エージェントを利用する方法があります。

転職エージェントのサービスサイトでは、公式サイト同様にさまざまな職種の募集が随時掲載されているため、まずはエージェントサービスに登録して詳細をチェックしてみてください。

西日本電信電話の求人を掲載中の転職エージェントをいくつかご紹介しますので、エージェント選びの参考にしてみてください。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、1977年にサービスを開始した老舗で、保有求人数も約10万件と業界最大級。

知名度や転職実績からしても、業界トップクラスのエージェントサービスです。

カウンセリングやセミナーなど、転職に関する支援も充実しているため、初めてエージェントサービスを利用する人も安心して利用できます。

リクルートエージェントはこちら：https://www.r-agent.com/

dodaエージェント

dodaエージェントは、顧客満足度ナンバーワンの転職エージェントサービスです。（※2023年オリコン顧客満足度Ⓡ調査転職エージェント20代部門で第1位）

理由としては、保有求人数が20万件以上（※2023年3月時点、非公開求人を含む）と多い点や、キャリアアドバイザーの質が高い点が挙げられます。

他にも、届くスカウトメールが多い点が特徴として挙げられ、さまざまな企業を検討したい人には特におすすめのサービスです。

dodaエージェントはこちら：https://doda.jp/consultant/

レバテックキャリア

レバテックキャリアはITエンジニアを専門とするエージェントサービスです。

キャリアアドバイザーも専門知識を持っているため、より深い内容まで相談に乗ってもらうことができます。

西日本電信電話の求人も数多く掲載されているため、エンジニア職での転職を希望する人はレバテックキャリアがおすすめです。

レバテックキャリアはこちら：https://career.levtech.jp/

西日本電信電話についての口コミ

ここからは、西日本電信電話のネット上の口コミについてまとめてみました。

今回は、給与（年収）や福利厚生についての口コミに特に注目して確認していきましょう。

西日本電信電話の給与についての口コミ

入社時は給与が安いので生活も厳しいです。ただし、年間にして50万円ほど上がっていくため、5～6年もすればそれなりの生活が送れるようになります。

年功序列のような感じなので、毎年少しずつ高くなっていきます。評価や成果に応じても給与が変わりますが、そこまで金額の差はありません。

ごく一般的な給与制度だと思います。特段不満はありませんが、特に良いわけでもありません。基本給は安いですが、何かと手当がつくので平均的な金額にはなります。

給与について書かれた口コミからは、多くの従業員が給与に満足していることがわかりました。

西日本電信電話の賞与（ボーナス）についての口コミ

賞与は基本給の4倍くらいの金額です。上司の評価によっても金額が変わってきますが、最低評価を付けられることはほとんどないため、そんなに大差はつきません。

業績によって賞与の金額が多少変わりますが、大きく減額されることも増額されることもありません。良い意味でも悪い意味でも安定しています。

西日本電信電話の評価制度についての口コミ

部署にもよりますが、若干古い体質も残っています。評価は結果だけではなく、上司のご機嫌取りも必要だと感じます。

部署ごとに高い評価をもらえる人数が決まっています。個人だけではなくチームの結果にも左右されますし、年功序列の雰囲気もあります。

結果や実績はもちろん、配属先の部署や上司によっても基準が違うので上司との相性も大事です。

西日本電信電話の福利厚生についての口コミ

公務員並みに福利厚生が整っているので、その点に関しては文句はありません。フィットネスジムも安く利用できるのでお得感があります。

年休などは消化するように言われるため、取得しにくい雰囲気などはありません。 サポート手当やリモートワーク手当など、様々な福利厚生が用意されていています。

各種手当や資産形成など、福利厚生が充実しています。福利厚生に関して不満を持っている社員はほとんどいないと思います。

西日本電信電話の福利厚生に対する口コミは、高く評価するものがたくさんありました。

まとめ

西日本電信電話は大手企業ということもあり平均年収は決して低くはありません。

通信業という安定した職種でもあるため平均年収は900万円を超えていますし、徐々に年収が上がっていきます。

ボーナスは年2回支払われますし、福利厚生は不満をもつ人がほとんどいないほどに充実しており、有給休暇や特別休暇も容易に取得できるなど、ワークライフバランスも良いです。

西日本電信電話への就職を検討している方は、上記を含めて考えてみましょう。