GCP資格とは?試験の種類や難易度を徹底解説【2024年4月最新】

(※マイナビを含む一部プロモーションが含まれています)

GCP(Google Cloud Platform)とは、Googleによるクラウドコンピューティングサービスのことを指します。

今後もGCPを使ったサービスの市場は拡大していくとともに、経験者・エンジニアの需要も高まっていくことが予想されます。

ここでは、GCP資格についての基本的な概要や、資格試験の種類・難易度、有効な勉強方法などについて詳しく紹介していきます。

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目次

GCPの資格とは?

GCPとは、Google Cloud に関する公式の認定資格でありGoogle Cloud に関する知識やスキルを有すると評価される資格のことです。

2023年4月時点でおよそ11種の資格が存在し、試験ではGoogle Cloudに関する知識はもちろん、機械学習やデータ分析などの知識が問われるものもあります。

レベルごとに異なった資格があるのでGoogle Cloud テクノロジーを使用した特定業務のスキルがあると認められます。

GCPの資格を取得することは、その分野での能力・知識を持っていると証明できるので、取得をおすすめします。

【注意】資格の有効期限

試験の詳細で特に示されていない限り、Google Cloud のすべての認定資格は認定を受けた日から 2 年間有効です。認定資格を維持するには、再認定を受ける必要があります。

進歩の早いIT業界ですから、同じ資格でも取得した年度によって知識・スキルのばらつきが発生してしまう場合があります。

そういったことを防ぐために、有効期限が設定され更新が必要となります。

なお、認定資格が有効期限切れになる 90 日前、60 日前、30 日前に更新通知が届くので、定期的に勉強・受験してスキルや知識をアップデートしておきましょう。

GCP資格を取得するメリット

キャリアアップ

GCP資格を取得することで、自分のキャリアアップにつながる可能性があります。

資格を持っていることで、企業やクライアントからの信頼度が高まり、より多くのプロジェクトに参加できるようになる可能性があります。

また、15 TOP-PAYING IT CERTIFICATIONS OF 2022という高収入ITエンジニアが取得している資格には、1位に「Professional Data Engineer」2位に「Professional Cloud Architect」が選ばれています。

スキルアップ

GCP資格とは、クラウド分野の様々な領域のスキル・知識を有すると証明する資格です。

また資格取得のために勉強することで、GCPだけでなくクラウド全般の知識を習得できたり、知識を高めたりできます。

なお資格試験では実践的な出題も多く含まれます。

知識のインプットだけでなく業務に役立てる内容であるため、元々クラウド関連エンジニアであっても既存の知識をアップデートできたり、スキルアップにつなげたりといったメリットが受けられるのです。

Google Cloud Certified コミュニティに参加できる

GCP資格の範囲であるAssociateレベルまたはProfessionalレベルのいずれかを取得することで、Cloud Certifiedのコミュニティに参加できます。

コミュニティ参加者はプログラムの最新情報、ベータ版認定試験に関するニュースや再認定の際に割引が受けられるなど、特典が受け取れます。

Google Cloudに限らずクラウド市場は常に最新情報の取得が大切であるため、情報や知識の共有をするためにはよい機会になるでしょう。

業界関連イベントへの参加や、認定資格保持者ディレクトリを使用した採用の機会を得ることも可能です。

給与アップ

GCP資格を持っていることで、給与アップの可能性があります。

GCPの専門家であることを証明することで、企業にとって魅力的な人材として認識されることができ、給与交渉において有利に働くことができる可能性があります。

GCPの資格の種類

GCPの認定資格にはさまざまな種類があり、主に以下の3つに分類できます。

  • 基礎的な認定資格
  • アソシエイト認定資格
  • プロフェッショナル認定資格

中でもプロフェッショナル認定資格のレベルにはいくつもの領域に分かれた資格が用意されています。

ユーザー認定資格:Cloud Digital Leader

ユーザー認定資格では、基礎レベルの知識が問われるため、GCP認定資格の中では最も難易度がやさしいとされています。

この資格試験で問われる内容は、クラウドに関する一般的な知識やGoogle Cloudに関する知識などです。

受験するにあたってGoogle Cloudについての実践的な経験は不要であるため、初心者でも受験できます。

そのため、入門者やクラウドについての基礎知識を身につけたい方向けの資格だと言えるでしょう。

オンライン受験もできますが、日本語は非対応で全て英語のみとなっているため注意しましょう。

アソシエイト認定資格: Cloud Engineer

アソシエイト認定資格の試験では、アプリケーションのデプロイ(配置)やオペレーションのモニタリング(監視)、ソリューション管理などに関する内容が出題されます。

難易度は「基礎的な認定資格」よりも上がるものの、日本語での受験が可能なため、英語が苦手な場合でも受験しやすいといえます。

なお受験するために必要な前提条件は特にありませんが、公式サイトでは「6か月以上のGoogle Cloudでの構築経験があること」が推奨されています。

プロフェッショナル認定資格

プロフェッショナル認定資格は、GCP認定資格の中では最も難易度が高いとされている資格です。データ分析やセキュリティ、ネットワーク、機械学習などの分野ごとに、以下9つの資格が用意されています。

Cloud Architect

Cloud Architects は、組織が Google Cloud 技術を利用できるように支援する領域です。

資格名 Professional Cloud Architect
試験時間 2時間
言語 英語・日本語
試験形式 多肢選択式
登録料 200ドル
前提条件 なし

クラウドアーキテクチャと Google Cloud に関する専門的な知識を活かして、ビジネス要件に応じて最適なクラウド戦略を策定し、クラウドプラットフォーム上でアプリケーションやサービスを構築するためのアーキテクチャを設計します。

またCloud Architectsのスキルを持っているということは、エンタープライズ環境で複雑なアプリケーションやサービスを設計することもできます。

オンプレミスとクラウドの両方の環境に詳しく、ハイブリッドクラウドアーキテクチャを設計することもできます。

クラウドアーキテクトは、ビジネスとITの両方の側面に通じていることが必要なので、ビジネスニーズを理解し、それらに合わせてクラウド環境を設計することが求められるでしょう。

Cloud Database Engineer

Cloud Database Engineerは、Google Cloudデータベースを設計、作成、管理、トラブルシューティングできるスキルをはかる上級資格のことです。

Cloud SQL 、 Firestore 、 Bigtable 、 Spanner 等に関する知見が求められます。反対に BigQuery など分析系データベースに関する出題はありません。

そのためGoogle Cloudデータベースソリューションの実務経験が2年以上のエンジニアに推奨されるレベルといえます。

資格名 Professional Cloud Database Engineer
試験時間 2時間
言語 英語・日本語
試験形式 多肢選択式
登録料 200ドル
前提条件 なし

Professional Cloud Database Engineer 試験の難易度は、主観的ではありますが 中程度 と言えます。

基本情報技術者試験〜応用情報技術者試験レベルの IT 一般に関する知識に加えて 「Associate Cloud Engineer 試験 」レベルの Google Cloud の基礎知識があれば、追加の学習を 1 〜 2 ヶ月程度することで十分でしょう。

Cloud Developer

3年以上の業務経験が推奨(Google Cloudの経験1年以上)とされています。

Googleの推奨するアプリケーションの構築、クラウドネイティブ アプリケーション、デベロッパー ツール、マネージド サービス、次世代データベースの知識、汎用プログラミング言語の知識などが求められます。

Googlecloud以外にも出題の中ではアプリケーション開発やコンテナに関する一般的な知識について聞かれることも。

資格名 Professional Cloud Developer
試験時間 2時間
言語 英語・日本語
試験形式 多肢選択式
登録料 200ドル
前提条件 なし

試験の難易度は「中程度」ですが、「応用情報技術者試験」相当の IT ・開発に関する基礎知識に加えて Google Cloud の各種サービスに関する知見が求められます。

Data Engineer

データの収集、変換、可視化など、 データエンジニアリングに関する技能を持つエンジニアであることを示す資格です。

データ処理システムの設計、構築、運用、セキュリティ保護、監視に加え、機械学習に関する問題も出題範囲です。

資格名 Professional Data Engineer
試験時間 2時間
言語 英語・日本語
試験形式 多肢選択式
登録料 200ドル
前提条件 なし

学習の際は Google Cloud に限ることなく「基本的な IT 知識」「基本的なアプリケーション開発に関する知識」も押さえるべきといえます。

公式には「業界経験が 3 年以上」「 Google Cloud を使用したソリューションの設計と管理の経験 1 年以上」と記載されていますが、実際にはそこまでの経験値がなくても、ポイントを押さえた学習をすれば合格も十分に狙えます。

Cloud DevOps Engineer

主に Google Cloud で稼働するアプリケーションの運用に関する知見を問う試験です。

Google の提唱する Site Reliability Engineering (SRE) に関するベストプラクティスが数多く問われます。 

なお出題言語は「英語のみ」となっているので注意しましょう。

資格名 Professional Cloud DevOps Engineer
試験時間 2時間
言語 英語
試験形式 多肢選択式
登録料 200ドル
前提条件 なし

Professional Cloud DevOps Engineer の難易度は 中〜高程度のレベルです。

Google Kubernetes Engine (GKE) や Compute Engine 等、 Google Cloud のサービスに関する専門的な知識を問われるほか、 SRE に関するベストプラクティスを問われるため、ある程度、この試験専門の学習が不可欠です。

Google Cloud に関する Professional Cloud Architect 程度の知見に加えて、一般的なアプリケーション監視・運用に関する知見がある人にとっては、追加学習をするだけで十分に合格が目指せます。

Professional Cloud Developer 試験と重複する知識分野もあるので、同時に勉強しておくのもおすすめです。

Cloud Security Engineer

応用情報技術者試験程度の基本的な IT の知識があり、かつ Google Cloud をある程度業務で使用した経験がベースとしてあることが望ましいです。

これに加えて、ネットワークセキュリティや Web アプリケーションセキュリティに関する基本知識があると良いでしょう。

Professional Cloud Security Engineer 試験の難易度は中程度〜比較的高いとされています。

問題文はそこまで長くないため、落ち着いて解ければ十分な余裕があります。

資格名 Professional Cloud Security Engineer
試験時間 2時間
言語 英語・日本語
試験形式 多肢選択式
登録料 200ドル
前提条件 なし

意識しておくべき最も重要なセキュリティの考え方として、 責任共有モデル があります。

利用者が責任を持つべきセキュリティとは何なのか、自分の言葉で人に説明できるまで理解している必要があります。

さらにオンプレミスと Google Cloud 環境を接続するネットワーキングについても理解が必要です。

オンプレミスからプライベートネットワーク経由で Google Cloud API を利用する方法も理解しておくことをおすすめします。

Cloud Network Engineer

Google Cloud のネットワーク系サービスや専用線・ VPN 等に関する知識が問われるのがCloud Network Engineerです。

問題文が長く、複雑なネットワーク構成が「英文」で説明されるため、読み解きに時間がかかることが想定されます。

構成図で説明してくれるような問題は無く、英文をしっかり読み解く必要があります。

普段から Google Cloud ドキュメントを 英語で読むクセ をつけておくことが推奨されます。

資格名 Professional Cloud Network Engineer
試験時間 2時間
言語 英語
試験形式 多肢選択式
登録料 200ドル
前提条件 なし

出題傾向としては、VPC のルーティングや専用線、 Cloud DNS に関する問題が非常に多く出題されます。

Google Cloud のネットワーク設計の際に適切なトポロジを選択できるか、可用性とセキュリティを考慮した設計ができるか、また実運用時のトラブルに対処できるか、といった観点で出題されます。

ネットワークエンジニアであればぜひ取得をおすすめしたい資格の1つといえるでしょう。

Google Workspace Administrator

Google Workspace Administratorは旧称 GSuiteともいわれ、Google Workspaceの導入や運用に関する知見 を求められる認定資格です。

企業 IT の管理者や導入担当者が Google Workspace に関する専門知識を得るために有用な試験となっています。

当試験の難易度は「比較的高い」のでしっかりとした試験勉強・準備期間を覚悟しておきましょう。

 Active Directory とのディレクトリ同期の際の細かい仕様や知識が求められたり、 Google Workspace 管理コンソールの細かい利用経験が無いと回答が難しい点が理由として挙げられます。

資格名 Professional Google Workspace Administrator
試験時間 2時間
言語 英語・日本語
試験形式 多肢選択式
登録料 200ドル
前提条件 なし

Google Workspace の知識のみならず、企業 IT に関する幅広い知識が問われるため、情報システム部門のエンジニアにとっては知見を持っていることを示す良い客観材料となります。

こちらの試験は、日本語でも対応していますが、英語版の試験を翻訳したものなので日本語に若干の違和感を感じるかもしれません。

Machine Learning Engineer

Professional Machine Learning Engineerは、AIやML系のサービスを活用することで機械学習モデルの設計・構築・運用ができるエンジニアであることを証明する資格です。

Google Cloud の試験ではありますが、 Google Cloud 自体というよりも機械学習に関する知見が深く求められる試験です。

比較的実践的な知識も求められるため、難易度は高いものとなっています。

資格名 Professional Machine Learning Engineer
試験時間 2時間
言語 英語・日本語
試験形式 多肢選択(複数選択)式
登録料 200ドル
前提条件 なし

そのため、ML エンジニアは、ML 開発プロセス全体において責任ある AI について検討し、他の職務と密接に連携する責任もあります。

モデルの精度を高めるために、データの前処理や特徴量エンジニアリングを行うことができます。さらに、モデルの過剰適合やアンダーフィッティングを防ぐために交差検証などの手法を適用することもできます。

ビッグデータやクラウドコンピューティングなどの最新技術にも精通しており、常に最新のトレンドにアンテナを張るなど、常に研鑽的な姿勢が望まれる領域でもあります。

自分に合ったGCP資格試験の選び方・勉強法

もし、エンジニアとしてスキルが浅い・未経験というw場合には未経験であれば最も初歩的な「Cloud Digital Leader」からチャレンジすることをおすすめします。

技術的な前提条件もなく、深い知識も求められないので最初の1歩としてベストです。

またすでにエンジニアであるなら、アソシエイト資格の「Cloud Engineer」から受験することをおすすめします。

Cloud Engineerには、前提としてGoogle Cloudの基礎を理解していることやクラウド活用経験がありますが、エンジニア経験があれば比較的難易度は易しめです。

GCP資格試験の勉強法

書籍

書籍を使って勉強したい場合は、「Google Cloud認定資格Associate Cloud Engineer公式ガイド」がおすすめです。

Googleの公式ガイドということもあり、以下のように幅広い内容が網羅されています。

  • Google Cloud Platformの概要
  • Compute Engine仮想マシンを使用したコンピューティング
  • 仮想マシンの管理
  • Kubernetesを使用したコンピューティング・クラスタの管理
  • App Engineを使用したコンピューティング
  • Google Cloud Platformでのストレージのデプロイ
  • クラウドのネットワーキングDNS、負荷分散、IPアドレス
  • アクセスとセキュリティの構成

参考:Google Cloud認定資格Associate Cloud Engineer公式ガイド-インプレスブックス

ただし、書籍は常に最新の情報かどうか、信用できる出版社であるかをチェックすることが大切です。

必ず最新版を購入するようにし、合わせてオンライン学習も進めていくと情報をアップデートできます。

GCPトレーニング

レクチャーを受けながら勉強したい場合には、「GCPトレーニング」を利用すると良いでしょう。「GCPトレーニング」とは、Google認定インストラクターのレクチャーを受けながら、クラウドやGCP認定資格について学べる学習プログラムです。

• Googleプロダクト(Gmail、ドキュメント、ドライブ、Meetなど)の管理方法

• Google Cloudの基礎

• 機械学習と人工知能

• ネットワークとセキュリティ

• アプリケーションの構築、デプロイ、保守

 

オンラインで学習できる「オンデマンドコース」のほかに対面での「定期開講クラス」のどちらかが選べます。

なお、GCトレーニングは常に公開されているプログラムですが、その他に初心者向けの「みんなで学ぼうGoogle Cloud」が開催されています。

こちらは定期的なオンライン体験イベントであるため、タイミングが合えば参加してみるのもおすすめです。

まとめ

GCPの資格試験における種類や難易度・勉強法などを紹介しました。クラウドサービスは様々なものがありますが、Googleの提供するサービスの理解はほかのものよりも優先されることが多いです。

クラウドサービス以外にもセキュリティといった他の領域にも関係する問題も出題されるので、エンジニアとしてキャリアアップを目指すのであればぜひ取得をおすすめします。

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