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住まい / DATA STORY 01

空き家900万戸。
その数字の中身を、
確かめる。

「空き家が多い」と聞いたとき、どんな家を思い浮かべるだろう。
住宅の余り方と、2023年の調査で捉えた借家の平均家賃。まずは、それぞれの数字が何を数えているのかを確かめたい。

2023年の住宅・土地統計調査によると、日本の空き家は9,001,600戸。見出しの「900万戸」は、この値を万戸単位で丸めたものです。住宅総数65,046,700戸に対する割合は、掲載値から計算すると13.84%になります。

ただし、空き家のすべてが、放置された家というわけではありません。統計には賃貸用、売却用、二次的住宅も含まれます。二次的住宅には、別荘や、ふだん住んでいる住宅とは別に使う住宅などがあります。

賃貸・売却用及び二次的住宅を
除く空き家
385.60 万戸

全住宅に占める割合 5.93%
残りの空き家を含めた総数とは区別する。

全国の住宅総数を100とした内訳
賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家
それ以外の空き家(賃貸用・売却用・二次的住宅)
空き家以外の住宅

2023年・掲載戸数から算出。定義と出典

「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」は3,856,000戸。この区分も、そのまま「危険な家」や「すぐ住める家」の数には読み替えられません。建物の状態や持ち主の事情は、この集計だけでは分からないからです。

同じ2023年の空き家率と、借家に住む世帯の月額家賃を並べます。家賃は、いま募集されている物件の価格ではありません。

2023 / 比較

全国

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空き家率
13.84%
全国 13.84%
借家の月額家賃
59,656円/月
全国 59,656円/月
住宅総数 65,046,700戸 / 空き家 9,001,600戸

空き家率:空き家総数 ÷ 住宅総数。家賃:専用住宅の借家、家賃0円を含む公表平均。全国は公表された全国値を使用。集計の説明

47都道府県 · 2023年(横にスクロールできます)
都道府県住宅総数
戸
空き家総数
戸
空き家率
%
賃貸等を除く
空き家の割合 %
借家の平均家賃
円/月
北海道2,888,500451,90015.64%5.64%44,800
青森県590,30098,80016.74%9.32%40,237
岩手県579,400100,40017.33%9.34%43,004
宮城県1,129,200140,30012.42%4.61%51,128
秋田県440,60069,50015.77%9.96%42,004
山形県455,40061,70013.55%7.88%44,996
福島県862,900131,00015.18%7.25%44,039
茨城県1,390,900196,20014.11%6.70%47,517
栃木県971,000163,70016.86%6.62%46,495
群馬県967,400161,30016.67%7.56%44,306
埼玉県3,555,100330,4009.29%3.82%62,266
千葉県3,191,100394,10012.35%4.97%61,368
東京都8,201,400896,50010.93%2.61%87,118
神奈川県4,765,000467,1009.80%3.17%70,915
新潟県1,015,200155,30015.30%7.63%46,565
富山県473,90069,70014.71%8.40%45,497
石川県554,00086,40015.60%7.35%46,321
福井県341,40053,10015.55%8.47%45,983
山梨県427,00087,20020.42%8.71%45,348
長野県1,039,600208,50020.06%8.88%46,101
岐阜県924,100148,40016.06%8.05%45,691
静岡県1,774,100296,30016.70%5.91%51,514
愛知県3,664,700433,00011.82%4.26%55,175
三重県873,500142,70016.34%9.51%47,135
滋賀県664,20081,60012.29%7.30%50,668
京都府1,372,200180,40013.15%6.19%57,217
大阪府4,928,600701,90014.24%4.60%59,209
兵庫県2,798,000386,90013.83%6.17%57,838
奈良県639,50093,60014.64%7.74%51,996
和歌山県495,600105,30021.25%12.07%42,110
鳥取県262,30041,30015.75%9.68%42,670
島根県320,30054,60017.05%11.33%42,569
岡山県955,400157,20016.45%8.65%48,267
広島県1,465,500231,40015.79%7.83%51,555
山口県726,400140,70019.37%11.08%41,922
徳島県389,20083,00021.33%12.23%42,808
香川県492,80091,50018.57%9.72%45,269
愛媛県736,800145,60019.76%12.23%41,711
高知県388,10078,70020.28%12.91%42,200
福岡県2,703,300335,30012.40%4.64%51,172
佐賀県367,90053,30014.49%7.69%45,355
長崎県655,000113,00017.25%9.91%43,295
熊本県851,100127,10014.93%7.64%44,524
大分県603,300115,50019.14%9.61%41,931
宮崎県556,80090,70016.29%9.88%41,373
鹿児島県899,600184,20020.48%13.58%39,382
沖縄県699,40065,4009.35%4.02%49,379

「賃貸等を除く」は、賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家。分母は住宅総数です。棒の長さは0〜25%の共通目盛り。

掲載データをCSVで保存 ↓全国行と都道府県行は合計しないでください。地域コードは文字列として読み込んでください。

まず分かるのは、地域ごとの水準。

表は、それぞれの都道府県で住宅がどれだけ空き家になっているか、借家の家賃が平均でいくらかを示します。同じ年の数字を並べることで、地域ごとの違いを確かめられます。

家賃が決まる理由までは分からない。

空き家率は住宅全体の割合、家賃は借家に住む世帯の平均です。対象が違うため、空き家率から家賃をそのまま予測することはできません。県内の立地、広さ、住宅の種類なども、この二つの値には分けて表れていません。

この表だけで「空き家が増えたから家賃が下がった」「この地域なら住居費を抑えられる」と結論づけることもできません。掲載しているのは2023年の断面で、増減を示す時系列でも、今の募集家賃でもないためです。

大きな数字を見たら、何を数えた値か、自分の知りたいことと対象が同じかを確かめる。そのための入口として、このデータを使ってください。

Sources & methods

数字の出どころ

総務省「令和5年住宅・土地統計調査」。調査対象年は2023年、掲載値の照合日は2026年10月16日です。住宅・空き家の戸数は標本調査による推計値です。

  1. 住宅総数・空き家数の統計表(e-Stat)
    空き家率は掲載した空き家数 ÷ 住宅総数 × 100。小数第3位を四捨五入して2桁で表示します。
  2. 借家の月額家賃の統計表(e-Stat)
    借家(専用住宅)、家賃0円を含む公表平均。全国値は47都道府県の単純平均ではありません。

掲載データをCSVで保存 ↓全国行と都道府県行は合計しないでください。地域コードは文字列として読み込んでください。 / 値と原表セルのJSONを見る

掲載範囲・加工方法・更新について

全国と47都道府県、住宅総数・空き家総数・賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家数・月額家賃の4指標を掲載しています。既存DBから取り出した192値を公式時系列表のセルと照合しています。空き家率2種類と図表の長さは、その値から計算しています。

全国と都道府県の値を合計しません。都市圏・市区町村の集計行は比較に混ぜていません。公表値の丸めによって内訳の合計が総数に一致しない場合があります。本特集は照合時点の保存版です。DBの自動更新と連動して本文が自動で書き変わる仕組みではありません。

データ版:housing-2023-v1。出典:総務省統計局(e-Stat)。地価データバンクが取得・加工。e-Statの利用条件。