大手消費者金融のアコム。大手だけあって提携ATMも多く、いざお金が必要な時に便利な消費者金融系カードローンですね。
でもカードローン会社からお金を借りる際には必ず金融機関から受けることになり、借入のための審査を通過しなければなりません。
その際には、そのような各社での審査基準の違いが影響しているのですが、今回はその中でもアコムの審査について解説したいと思います。
もしも、アコムでお金を借りようと思っているのであれば、以下に紹介する審査基準についてをしっかりと押さえておきましょう。
アコムはどういった会社?
消費者金融事業を手がけているアコムは大手の消費者向け金融会社です。消費者金融の会社では老舗でテレビCMや電車内の広告で1度見たことあるでしょう。
2008年には三菱UFJフィナンシャル・グループのグループ会社に入り。三菱UFJグループの保証会社としての役割も大きくなりました。
近年はYoutubeの広告にも力を入れて、親しみやすい動画や広告を打ち出しています。
アコム申し込みの流れは?
アコムの審査は?
大手消費者金融のアコムの審査を無事通過し、カード発行されるためにはどうすれば良いのでしょうか?
審査を受ける前に最低限知っておきたい、アコムの審査に落ちてしまう方の条件についてご紹介していきます。
アコムの審査基準は?
審査に通過するために最低限満たしておくことがあります。
アコムに審査の申し込みができるのは「成人以上の安定した収入と返済能力がある」方
とされており、この条件を満たしていることがまず初めに満たしておくべき条件だと言えます。
こちらは申込み資格の規定ですから、当然審査に通るかどうかは他の審査基準でも見られます。
その審査基準の中でも該当すれば確実に審査に落ちてしまいます。
申込み資格と同じ位重要な事ですので、そちらもしっかりと押さえておきましょう。
収入が無いのはそもそも審査に落ちる・落ちない以前の問題
申込み資格に「安定した収入と返済能力がある」とありますが、安定した収入とはどのような収入のことを言うのでしょうか。
アコムの場合は、安定収入と見なされるのは
「毎月収入がある」
ことです。
収入形態は固定給でも、歩合給でも時給制でも構いません。
とにかく、定期的な収入が毎月あることが重要です。
これが、数カ月に一度や、半年に一度などの収入が入るまでの期間がバラバラであると、収入がかなり大きい場合以外は審査に間違いなく落ちます。
安定収入があることは要するに仕事をしているということでもあります。
極端な話、収入があるのならば、どのようなことで収入を得ていたとしても、それが直接的に審査に落ちる理由となることは稀なケースです。
ゆえに、下記のような収入であっても、直接的に審査に落ちる要因にはなりません。
- 給与収入
- 個人や会社経営の事業収入
- 土地利用による不動産収入
- 投資による収入
ただ、給与収入以外は不安定な収入となります。
したがって、収入と事業の確認のために確定申告書の提出を求められるので事前に用意するのを忘れないようにしましょう。
なお、収入としてみなされないものとして、
- 年金
- 生活保護費
などの給付金があたります。
年金はまだしも、生活保護を受けている場合は、
- 働く見込みがない
もしくは
- 返済の可能性が少ない
とされて、審査に落とされてしまいますので覚えておきましょう。
金融事故を起こした履歴がある
カード会社は申込者の金融事故情報を調べることができます。
信用情報は、キャッシングやクレジットカードの利用履歴のことで、個人信用情報機関というところで管理されています。
アコムもそちらからカードローン申し込み者の
- 異動情報
- 延滞情報
- 契約極度額
といった情報を引き出すことができます。
そちらを審査の際の基準の一つとして活用しています。
信用情報の中には、こちらが有利になるような情報もありますが、中には審査に落ちてしまうことに直結する情報があります。
それが、金融事故の情報です。
事故情報は、次のようなものなどが挙げられます。
- 3ヶ月以上の長期延滞
- 債務整理を行った履歴
- 強制解約
- 代位弁済
- 協会停止
個人信用情報機関はこれらの情報を管理することが目的であり、金融事故に関する情報は、1年から10年近くは保存されることになります。
つまりは、その金融事故の情報がある限りは、ほぼ間違いなく審査に落ちてしまうのです。
返済の遅延であれば、その後に滞納した部分の支払いを完済することができていれば、延滞解消記録というものが残るようになっています。
アコムの場合はそれを確認したら審査を続行されるケースがありますので、放置していなければ審査に通過する可能性は多少はあるということになります。
信用情報としての記録は最長で10年で消去されますが、金融事故の記録は信用情報だけではなく、社内の記録にも残ります。
その金融機関を利用して金融事故を起こした場合にのみ記録は社内に残されるのですが、その記録は消えることはなく、半永久的に残り続けるものです。
そのため、一度アコムを利用している最中に金融事故を起こしたことのある方だと、アコム審査に通過することはほぼ不可能ですので気を付けましょう。
その他に審査に落ちる条件
なお、その他にも審査に落ちてしまう原因はいくつか挙げられます。
まずは、親や家族などの治部煮外の第三者に返済をしてもらったことが、アコムに知られてその記録が残っている場合です。
こちらは自力で返済をする力が無いと判断されるために、借入ができないという理由になっています。
次は、他社から5件以上の借り入れがある場合、もしくは年収の3分の1以上の金額を既に借り入れしている場合です。
借入件数の多さは多重債務者と見なされるために審査に落ち、年収の3分の1は、総量規制と言う賃金法で定められた規定を超えてしまうため、という理由で審査に落ちます。
審査の最中に落ちる要因として、意外と多いのが在籍確認によって審査に落ちてしまうことです。
在籍確認は勤務先へ本当に働いているかどうかを確認するためのものですが、勤務先に本当は努めていなかったり、休業中であったり。
確認をしたはいいけれども電話対応をした人が、十分な証言を言わなかった場合などに審査に落ちてしまいます。
心配であれば、電話確認以外の在籍確認をすると良いでしょう。
なお、一部の職業はそれだけでも審査落ちになる場合もあります。水商売で働く女性も、比較的審査に落ちてしまい易いです。ある程度の要件を満たしていれば、多少は審査に通過する可能性はあるのですが、それも難しいでしょう。
なお、詐欺などを行っていた会社に勤めていたり、暴力団などの反社会勢力に所属しているなどは、問答無用で審査に落とされる確率の方が高いのでお気を付け下さい。
アコム審査まとめ
以上がアコムの審査に落ちてしまう条件です。
実際のところ、審査に通過するためには多くの条件を総合的に見て判断されます。
上記に挙げたもののほとんどは、その条件に該当してしまっているからといって、即刻審査に落ちてしまうというようなものはほとんどありません。
むしろ、多少審査に不利な状況になってしまっていたとしても、その他の審査項目で優良と判断されれば、審査に通過することのできる可能性は十分にありますので、初めから諦める必要はありません。
なお、先ほども少し触れましたが、審査に通過するために嘘の情報を記入することは絶対に止めておきましょう。
審査に通過することもあるかもしれませんが、内容によっては即刻審査に落ちてしまうほど、審査に悪影響を与えますし、審議を確認するための余計な手間もかけてしまうので、無意味に時間を浪費してしまうことになります。
ですので、必ず自分の情報は正確に、正しいものを記入するように心掛けましょう。
融資できても少額融資になる場合
お金を借りる際には、必ず希望金額を提示し、特に問題がなければその金額を借りることができるでしょう。
ただ、審査したうえで条件が悪かったりすると、希望よりも少ない金額を利用限度額として提示されてしまうことがあります。
最低融資限度額は10万円
アコムの場合は、利用限度額の最低の値段は10万円です。つまりは、利用限度額を10万円に設定された場合には、何かしらの理由があるのだと考えられます。
最も多いのは、総量規制の年収の3分の1を超えてしまうので、10万円未満しかお金を借りることができない場合には、10万円、もしくはそれ以下の値段が利用限度額に設定されてしまいます。
10万円の融資になる人の条件
総量規制に抵触する場合以外にも、いくつかの条件で利用限度額は10万円以下になります。
65歳以上の高齢者
申し込みの規定は成人以上とされていますが、65歳以上の高齢者ともなると、どうしても収入がかなり落ちてしまいます。
そのために、利用限度額が10万円以下になってしまう可能性は非常に高いと言えるでしょう。ただ、他社借入なども無く、年収が90万円以上あれば、10万円以下にならないこともあります。
年収が60万円未満の場合
年収が60万円未満だと、総量規制によう借入の限界の金額は20万円となりますが、融資限度額が20万円にはならず、10万円以下になる確率は高いです。
勤続期間が短い
勤続期間が極端に短い場合、特に仕事を始めてから一カ月未満であると、利用限度額が10万円以下になる可能性があります。1ヶ月以上であれば、それ以上の金額になることもありますので、仕事を始めてすぐに融資を受けるよりは、少し待ってからの方がいいと言えるでしょう。
審査に落ちると言われている情報の真偽
審査に落ちるかどうかを調べる際に、多くの方がネットを利用している関係上、ネット上には様々な情報が流れています。
その中では、事実であるものもありますし、そうではないものもあります。虚偽が入り乱れているので、その中からいくつかを挙げて、事実であるかそうではないかを述べて行きたいと思います。
正社員以外では借入できないのか
審査に通過するためには正社員であることが必要と書かれている記事などが良くありますが、実際のところは正社員であれば「借りやすくなる」だけです。
フリーターであっても、派遣社員であっても、契約社員であっても、自営業であっても、借入をすることは可能です。
個人で事業を行っている場合には確定申告書の提出が必須にはなりますが、必ず借りられないと言う訳ではありません。
もっとも、正社員である方が借りやすく、審査に通過し易い事には変わりありませんので、改善できるのであれば改善した方がいいでしょう。
収入が低いと借入できない?
アコムの場合、借入の最低限の条件は安定した収入があることです。つまりは、年収が低くともそれだけで審査に落ちることはありません。
ただ、前述の通り60万円程度の年収だと、10万円以下の借り入れになりますし、そもそも総量規制の金額が少額になりますから、利用限度額が低く設定されることは避けられません。
勤続年数によって借入ができないことはある?
他の金融機関では、そのようなことがあるかもしれませんが、アコムの場合は、前述の通り、勤務から1カ月未満で会ったとしても、それだけで審査に落ちることはありません。
入社初日であったとしても、審査対象にはなります。ただし、その仕事をすぐに辞めてしまわないとも限りませんので、利用限度額は最低の10万円になります。
外国人は審査に通り辛くなる?
外国籍の方でも、アコムは借入の審査を行っています。その際には、在留カードで永住権を証明することが条件となっています。
つまりは、在留カードで永住権を証明することができなければ、その場で審査に落ちてしまうとも言えますので、証明できない事例の噂に尾ひれがついて、外国人が審査に通り辛いという情報が流れているのでしょう。
住宅ローンを借りていると審査に落ちる?
住宅ローンや自動車のローンも広い範囲で言えば、お金を借りている事には違いありません。
けれども、住宅ローンなどとキャッシングなどとの借入は別のものとして考えられており、例え、住宅ローンなどが高額になっていたとしても、そのせいで審査に落ちることはあり得ません。
ただ、多少はキャッシングにも影響を及ぼしており、借入額や返済額が大きくなると、こちらの借入に際して十分なお金を回せないと判断され、希望金額よりも利用限度額が少額に設定されることはあるようです。
なお、ショッピングローンなども影響を及ぼしますので、高額のローンを組んでいる場合は注意しましょう。
複数のキャッシングへ申し込んだ場合に審査に落ちる?
上述の通り、アコムは信用情報を閲覧することができますが、この信用情報には申込みに関する記録が残ります。
そのため、利用者がいつどこに申し込みをしたかもアコムには筒抜けになるのですが、同時申し込みは確かに、審査に落ちてしまう原因となってしまいます。
同日の申し込みの場合であっても、アコムは知ることができますが、実際に審査に落ちてしまうことは稀です。
もう既に審査が通過できそうな条件がそろっていれば、利用限度額が低くされて、審査には一応通過するケースの方が多いようです。
なお、その際には契約好き実に利用者の神輿情報を再チェックされるのですが、その際に総量規制に抵触する借入が発生していると分かれば、解除手続きに入りますので、総量規制に関しては注意をしておいた方がいいでしょう。
申込書の虚偽の記載をした場合は審査に落ちるのか
原則としては、申込書に虚偽の記載をすることはいけないことです。
中には、収入を多く記載したり、他社借入の金額を少なく記載するケースがあるようですが、その内容がよほど悪質であると判断されると、審査に落ちてしまいます。
だからといって、多少の嘘ならば許されるわけでもありませんが、発覚した時点で即刻審査に落とされることは少ないようです。
ただ、嘘の申告を一度でもすると、後程新たに借入をしようとしたときに、信用されなくなることもありますし、仮に審査に通過したとしても利用限度額が低く設定されてしまいます。
ですので、嘘の申告は止めておいた方がいいでしょう。
一度落ちてから再度申し込んでも審査に通過するのか
審査に一度は落ちてしまうことがあるでしょう。そうすると、一度落ちた金融機関に対して再度申し込もうとは思い辛いかもしれません。
実際に、審査に落ちたことはアコムの社内樹法に記録されています。
しかし、その過去に審査落ちしてしまった記録に関しては、次回以降の審査に影響を与えることはありません。
重要なのは、その時に審査に落ちてしまった原因が改善されているかどうかです。
そこを改善できていなければ、再度審査を受けたとしても審査に通過はしません。逆にそこが改善できていれば、過去に落ちたことは特に関係なく、審査に通過できますので安心してください。
審査への影響がほとんどない項目
アコムに申し込む際にはいくつかの個人情報を入力することになります。
それらの全ての情報に関して審査に影響が及ぼすわけではなく、アコムの審査の場合には特に関係のない項目がいくつかあります。
たとえば、
- 住居が貸家であるか持ち家であるかの住居の種類
- 住居の居住年数
- 社会保険
- 健康保険かの保険の種類
- 家族構成
についてです。
これらの項目については、アコムでは審査に大きな影響を与えませんので、安心してください。
アコムのメリット・デメリット
アコムのカードローンを利用するにもメリットやデメリットを知っておきましょう。
今迷っているカードローンがある方はカードローン選びの参考にしてみてください。
アコムのメリット
最初の借り入れが30日金利が無料
最初に契約日30日間金利が無料です。当月借りてすぐ返せば金利はかかりません。
ただし契約日から30日間になります。借り入れ日より30日ではないので注意してください。
スピード融資に対応
アコムは申し込みから最短で30分で契約することも可能です。即日の振込によるお借り入れもできるのが1番のメリットです。
またネットからだけでなく自動契約機(むじんくん)であれば9:00〜21:00(※年末年始除き年中無休)で契約できます。その場でカードも発行してもらえるのは大きな強みです。
インターネットから借り入れと返済可能
アコムはホームページにログインすることで借り入れとご返済ができるのでわざわざATMに行く必要がありません。
振込みキャッシングは手数料無料となっています。融資可能な時間はお使いの銀行口座によって変わりますので注意しましょう。
楽天銀行の口座をお持ちでしたら365日24時間の借り入れに対応しておりすぐ口座に入金されます。楽天銀行の口座を持っている方にはメリットになります。
アコムのデメリット
金利は低くない
アコムの金利は年率3.0〜18.0%と消費者金融系カードローンでは平均的な金利ですが、やはり銀行平均が上限14.8%と比べると高く感じます。
消費者系金融系カードローン
アコムは三菱UFJ銀行のグループ会社になりますが会社自体は消費者金融系になります。
なので総量規制の対象になり年収の1/3以上は借り入れできません。複数の金融機関から借り入れしている場合は気をつけましょう。
アコムまとめ
アコムはその日にお金を借りたい方にはオススメのカードローンです。
インターネットでの24時間申し込みや、自動契約機で即日カード発行。ホームページからの入金や返済の管理ができるなどメリットがたくさんあります。
もしその日に借りたいという方は検討すべきカードローンではないでしょうか?
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